Winning Through Innovation 勝利が証明するTarmac SL8(ターマック エスエルエイト)の速さと性能 

Winning Through Innovation 勝利が証明するTarmac SL8(ターマック エスエルエイト)の速さと性能 

  • プロダクトニュース

 

2024年も世界のトッププロとともに多くの勝利を挙げたTarmac SL8。
その強さの源泉を探っていこう。 

©CAuldPhoto

速さへの探求心とイノベーションが生んだ、最速のレースバイク Tarmac SL8

「Innovate or Die(革新か、さもなくば死を)」―スペシャライズドのブランドステートメントをご存じだろうか。創業は1974年。スペシャライズドの50年は、技術革新への飽くなき挑戦の連続だった。

そして、すべての製品設計の背後には、バイクに乗るライダーのパフォーマンス向上への情熱がある。 

バイクに対するライダーのニーズを突き詰めると、「速さ」になる。スペシャライズドは「速さ」を分析し、空力性能、軽量性、剛性の3つが重要な要素であることを突き止めた。

そこでコンセプトを「空力性能 x 軽量性 x ライドクオリティー = 速さ」と定め、空力や構造など各分野のトップレベルの専門家たちの知見を結集し、一台のバイクを開発した。

それがTarmac SL8 (ターマック エスエルエイト)である。

エンジニアたちが革新性とスピードの限界に挑み完成したTarmac SL8。©Specialized

  

その性能は、「より速く、より軽く、より硬く、よりしなやか」。

ただエアロダイナミクスだけを突き詰めても、速いバイクにはならない。
軽量でなければならないし、硬いだけではライダーのパフォーマンスレベルが落ちてしまう。

だから「空力性能 ✕ 軽量性 ✕ ライドクオリティー = 速さ」なのだ。

この組み合わせにより、Tarmac SL8は万能な選択肢となる。

レースで最高のパフォーマンスを求める時はもちろん、楽しいサイクリングを体験したい時も、Tarmac SL8が良き相棒になってくれるだろう。 

世界最速のレースバイクTarmac SL8について詳しく> 

プロアスリートとのコラボレーションによる比類なき性能

スペシャライズドは、世界最高レベルで競い合うプロアスリートたちを、誇りを持ってサポートしている。

スペシャライズドと彼らの関係はユニークで、プロアスリートは製品開発に深く関わり、大きな影響力を持つ。

彼らは実際に開発現場に足を運び、自転車専用の自社風洞実験施設 Win Tunnel(ウィントンネル)で、そして実地で製品をテストし、フィードバックを行う。
Tarmac SL8にも、世界のトップレースを走るスター選手たちの意見が、大いに反映されている。 


スペシャライズドとプロアスリートの協力関係がTarmac SL8を最高のレースバイクたらしめている。 

選手たちは常により良いバイクを求めているから、時に厳しく、難しい要求をすることもあるが、スペシャライズドは彼らのフィードバックを何よりも大切にしている。

創業者であるマイク・シンヤードが50年前に決めた「最新技術を用いてパフォーマンス向上をもたらす製品を求めるライダーのニーズに焦点を当てる」という理念は、今もなお深くスペシャライズドに根付いているのだ。 

Tarmac SL8の製品詳細をチェックする> 

世界的な舞台での勝利が証明する卓越性 

Tarmac SL8の性能は、世界トップレベルのレースでの勝利によって裏付けられている。

2024年もTarmac SL8はあらゆるシチュエーションで選手を助け、最高の走りを演出した。 

宇都宮ジャパンカップでもスーダル・クイックステップの選手たちがTarmac SL8を駆り、素晴らしい走りを披露。©Keisuke Kitaguchi 

 

レムコ・エヴェネプールは、初出場のツール・ド・フランスで総合3位に入賞し、新人賞を獲得。ピレネーやアルプスの急峻と恐るべきダウンヒル、さらには白い砂利の未舗装路まで、あらゆる道をTarmac SL8とともに走破した。

その13日後のパリ五輪では、華麗なる独走の末に見事金メダルを獲得。フィニッシュラインが引かれたトロカデロ広場で、エッフェル塔を背にし、両手を広げてTarmac SL8と勝利を祝った。 

Tarmac SL8なら、コーナーも下りも安心して攻めることができる。©CAuldPhoto 

未舗装路での細かい衝撃もバイクがしっかり吸収、浮かぶように進む。©CAuldPhoto 

 

登り、ダウンヒル、横風など、あらゆる地形と気候を相手に走り続けなければならないステージレースでは、Tarmac SL8が頼もしい味方になってくれる。

Tarmac SL8と同じように総合力に優れるデミ・フォレリングは、愛機とともに今季もステージレースで数多くの勝利を重ねた。

雨、横風、急勾配の登りと下り―全てを制し、フォレリングとTarmac SL8はラ・ブエルタ・フェメニーナ総合優勝をつかんだ。©Tornanti_cc 

プリモシュ・ログリッチのブエルタ・ア・エスパーニャ制覇に貢献したのもTarmac SL8だ。
ログリッチが刻むハイケイデンスに応え、スペインの熱く乾いた激坂を軽やかに登った。 

ペダルを回せばTarmac SL8は俊敏かつしなやかに登る。©CAuldPhoto 

平坦ではTarmac SL8の空力性能と鋭い加速力が光る。
ティム・メルリールやロレーナ・ウィーベスらスピード自慢の選手たちが、スプリント勝負で幾度となくライバルを圧倒した。 

石畳の上でもスムーズな乗り心地を保ったまま、ライダーのパワーを余すことなく推進力に変えてくれる。©CAuldPhoto 

高い剛性とエアロ性能を備えるTarmac SL8は、爆発的な加速力を誇るスピードバイクでもある。©Tornanti_cc 

そして、Tarmac SL8は今年も世界最速に輝いた。
ロッテ・コペッキーがロード世界選手権二連覇を成し遂げたのである。

濡れた路面のテクニカルなダウンヒル、熾烈なアタック合戦を乗り越え、最後は精鋭集団で繰り広げられたスプリント勝負を制した。 

過酷な環境でも快適な乗り心地がライダーの体力を温存、最後まで踏み込む力を残してくれる。©Tornanti_cc 

スペシャライズドは、バイクを通じて世界のトップアスリートと信頼関係を築き、勝利を通じて最速を証明し続けてきた。

トップアスリートから集められた洞察や意見から誕生したTarmac SL8もまた、勝利を請け負うバイクである。

その特徴であるエアロダイナミクス、軽さ、快適性の相乗効果は、世界最高峰の競技での要求を満たすだけでなく、あらゆるレベルのサイクリストに極上のライディング体験をもたらす。 

すべてを征す一台。この言葉の意味は、乗れば、きっと、わかる。

Tarmac SL8の製品詳細をチェックする> 

Text:池田 綾 


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第一弾 2025年 1月 25日(土)〜26日(日)
スペシャライズド 新宿
スペシャライズド 江坂


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