年々コースの難易度が上がるマウンテンバイクのクロスカントリーレース。
急峻な上りセクション・テクニカルな下りセクション・森林トレイル・ロックガーデン(岩場)・障害物、もはや登りの速さだけが勝敗を分ける時代は終わったと言ってもいいでしょう。
よりハードになるクロスカントリーレースで勝利するため、スペシャライズドの誇るXCレースマシン “Epic” が全く新しく生まれ変わりました。
最速のXCマシン Epic 8 が最速の方程式を刷新します。
目次
プログレッシブなジオメトリー
近年のクロスカントリーレースでは登りはもちろん下りやテクニカルなセクションが増加しています。
登りも下りもスプリントも。それら全ての要素に対応するため、Epic 8では現代のクロスカントリーレースに対応したジオメトリーを採用。
レース中のどのようなシチュエーションであっても常にライダーがバイクの中心に乗り、ベストなポジションでバイクをコントロールできるようになりました。
低めのBBハイトと寝かせたヘッドアングルは、荒れたセクションでのバイクの安定性を向上。コーナーでの急旋回も、細かな切り返しも、イン側を攻めるライン取りも可能にします。
刷新されたサスペンションシステム
Epic 8 では前後120mmトラベルのサスペンションを採用。
これはコースの難易度が増している今、走破性の高さこそが勝敗を分けるポイントだからです。
事実、2023年シーズンのワールドカップに参戦したスペシャライズドのプロ選手が、多くのレースにおいて120mmストロークの先代Epic EVOを選択しました。
スペシャライズドでは全てのサスペンション搭載フレームに合わせて、それぞれのショックに専用チューンを施します。これはEpic 8 でも同様です。
フレーム特性・リンク設計・専用チューンを施したショック、これらを一つのシステムとして考えることで、さらなる走破性とペダリング効率の良さそしてライダーの疲労軽減を達成しました。
Epic 8のリアショックは、カスタムチューンされた3つのモードを搭載。
長い下りやテクニカルセクションに最適な”ワイドオープン”
全力でペダルを踏み込むための”スプリント・オン・ロック”
そして、レースにおける80%の場面に有効な万能モード”マジックミドル”
マジックミドルをメインに据えながら、状況や目的に応じてより柔軟に対応できるようになりました。
S-Works Epic 8 にはRockShoxのFlight Attendantを搭載
Flight AttendantはSRAM AXS ワイヤレステクノロジーを用い、クランク・フォーク・リアショック・ディレイラーからリアルタイムのデータを収集。
そして3モードの中で最適なものへと瞬時に切り替えられるようにチューンしました。判断に割く負担が減り、白熱したレース展開で速く走ることだけに専念できます。
軽さはそのままに便利な機能も追加
Stumpjumperをはじめとするトレイル〜エンデューロバイクには搭載されていたSWAT Doorを採用。
Epic 8に搭載される新設計のSWAT 4.0は予備のチューブ・CO2カートリッジ・ウィンドブレーカーなど、ライドに必須のアイテムをダウンチューブに入れてすっきりと便利に運べます。
またステアリングストップも内蔵。転倒時にハンドルバーが回ってトップチューブに傷が入るのを防ぎます。
これらの便利な機能を追加したにも関わらず、先代のS-Works Epic より76gも軽量なフレームに仕上がっています。
最速のその先へ
ジープロードがメインで登り区間だけが勝負を左右するようなコースだったのは遠い昔のこと。
テクニカルで激しいセクションが登り下り問わず現れる現代のクロスカントリーレースを征するために生まれ変わったEpic 8。
圧倒的に軽量で、ペダリング効率に優れ、驚くほどの走破性まで身につけたこのEpic 8はスペシャライズドが誇る正真正銘のXCレースウェポンです。
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