e-Bike「Turbo Vado SL」で行く、関西おすすめのヒルクライムコースのご紹介 『和泉葛城山』

e-Bike「Turbo Vado SL」で行く、関西おすすめのヒルクライムコースのご紹介 『和泉葛城山』

涼しくなり、絶好のサイクリングシーズン到来です!
街中を走るのも楽しいですが、休日に都会の喧騒を離れてヒルクライムにチャレンジしてみませんか?山や大自然の中を走るヒルクライムは、日常では体験できないような感動や達成感を得られます。
今回は、スペシャライズドスタッフがヒルクライマーを魅了する『和泉葛城山』の塔原コースをe-Bike Turbo Vado SLでライドしてきたので、コースや注意点などをご紹介したいと思います。

<和泉葛城山とは?>

『和泉葛城山』は大阪平野の南方、大阪府と和歌山県を隔てる和泉山脈の中央にそびえる標高858mの山です。和泉葛城山のヒルクライムには登坂のルートが7つあり、北側の岸和田・貝塚方面から上るルートが3つ(塔原、蕎原、牛滝)、西側の府道62号・泉佐野打田線の途中から上るルートが2つ(犬鳴、神通)、南側の紀の川市から上るルートが2つ(粉河、中尾)あります。一日で全てのルートを走破することを7葛(ななかつ)といいます。

<準備>

ヒルクライムやロングライドの荷物は出来るだけコンパクトにまとめましょう。
(※現金、スマホ、保険証、ボトル、パンク修理キット、携帯工具、携帯ポンプ、チューブなど)
リュックを背負うと背中が蒸れたり肩が凝ったりして負担が大きくなるので、サドルバッグやフレームバッグ又はサイクルウェアのポケットに入れることをおすすめします。

岸和田カンカンベイサイドモールを出発。

外環状線までは平坦の道が続くのでe-Bike Turbo Vado SLのアシストは「エコモード」で走行、外環状線をすぎると山手へ入っていくので「SPORTモード」に切り替えました。
塔原コースのスタート地点である塔原のバス停には公衆トイレ、少し手前(約50m)には自販機があります。ここから山道へ入っていきますが、この先自販機がないのでここで水分補給をしておきましょう。
塔原の集落を抜けて谷間を駆け上がれば杉林に覆われた山中へと入ります。道幅が少し狭いのでキープレフトを守り対向車に注意しましょう。激坂はありませんが10%近い斜度が続くので「Turboモード」へ切り替えるとスムーズに走行できます。塔原バス停から頂上までの走行距離は約6.8km。
山頂には岸和田ツーリングクラブの掲示板があり名前とルートと時間を記帳することができ、 展望台からは大阪平野と和歌山の美しい街並みを望むことができます。

   

ダウンヒルは思った以上にスピードが出やすいので注意が必要です。曲がっている最中にブレーキーを強くかけてしまうとスリップの原因になります。前の人との車間距離を十分にとり、コーナーに入る前に曲がり切れる速度まで減速しましょう。
ダウンヒルは急激に体温を奪われるのでウィンドブレーカーがあると大変便利です。また急カーブや路面の凸凹などにハンドルを奪われやすいのでサイクルグローブをつけましょう。サイクルグローブにはパッドがついているので地面からの振動をやわらげ、ケガ防止、防寒対策としても活躍します。
ライド当日は真夏日でしたが、山の中は木陰も多く新鮮な空気と美しい自然の中を快適に走行することができました。年齢とともに体力が落ちていることを実感している人や、普段からあまり体を動かさない人にとって本格的なヒルクライムやロングライドを挑戦するのは勇気がいるかもしれません。
e-Bikeであれば年齢や体力面が気になってあきらめていた方や初心者の方でもヒルクライムやロングライドを楽しめます。コンパクトでパワフルな延長バッテリー「レンジエクステンダー」があれば航続距離130km(エコモード時)をさらに65km延長できるのでバッテリー切れの心配もなく安心です。
和泉葛城山は自然豊かな山で国の天然記念物に指定されている貴重なブナ林が残っています。野鳥や小動物も多く、美しい渓流には目を奪われるでしょう。
紅葉のころにはブナ林が鮮やかに色づきます。見所の多い山ですのでぜひヒルクライムにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
スペシャライズドストアには、e-Bike Turbo Vado SLの試乗車がございます。
e-Bikeであることを忘れるほど自然な乗り心地をお楽しみください。