Vado 3|3.1モーターのアシストチューン

  • 公開:2026.10.25
  • 更新:2026.10.25

前回はVado SL 2のアシスト調整をご紹介しましたが、今回はVado 3シリーズ編です。

Vado 3に積まれているSpecialized 3.1モーターは、最大810W、トルク105Nm。
パワーに余裕があるぶん、設定次第で乗り味がかなり変わります。
坂道でぐいぐい押してほしい方も、街中で穏やかに走りたい方も、自分に合う設定が見つかるはずです。

ディスプレイの種類

Vado 3シリーズは、モデルによってディスプレイが異なります。
新宿店にて試乗いただけるVado 3 EVO 4.0はステムに付いたMasterMind H3。
Vado 3 X 6.0は、ハンドルに一体化したタッチスクリーンのMasterMind C4です。

C4
H3

H3の基本の操作は、前回のVado SL 2の記事とほぼ同じです。
この記事では、新宿店に展示しているVado 3 X 6.0のC4を中心に、H3での操作もあわせてご紹介します。

C4のリモートは、上のボタンがライト、真ん中がジョイスティック、下にもう1つボタンがあります。
ジョイスティックの上、下でアシストモードを切り替え、押し込むとディスプレイのページが切り替わります。

海外の説明書では、下のボタンは押し歩きアシスト(Walk Assist)のボタンと紹介されています。
日本仕様のスペシャライズドのE-BIKEは、日本の道路交通法の基準に合わせて押し歩きアシストが省かれているため、ボタンを押しても押し歩きアシストは働きません。

アシストモードの違い

基本のモードはTURBO、SPORT、ECO、OFFです。考え方はVado SL 2と同じですが、3.1モーターのほうがパワーの幅が大きいので、モードごとの違いもはっきり感じられます。

  • TURBO:一番強いモード。坂道や荷物が多いときに(100/100)
  • SPORT:コントロールしやすく、必要な力はしっかり出るモード(50/100)
  • ECO:一番効率が良く、長く走れるモード(35/35)
  • OFF:アシストなし。ディスプレイとライトは使えます

カッコ内の数字は、新宿店の試乗車の設定です。前が容易さ、後ろがモーターパワーで、容易さはアシストを引き出すのにどのくらい踏む必要があるか、モーターパワーはモーターが出せる力の上限を表しています。詳しくは前回の記事で紹介しています。

Autoモード

3.1モーターならではのモードがAutoです。
ペダルの踏み方、モーターの状態、スピードからバイクが判断して、アシストの強さを10%刻みで自動で変えてくれます。

信号でのストップアンドゴー、ちょっとした坂、平坦な道と、状況がころころ変わる街乗りでは特に便利です。
モードを切り替える手間がなく、TURBOと比べてスピードをあまり落とさずに、バッテリーを最大20%節約できるとされています。

Autoには3つの設定があります。

  • Auto +:より楽に走れる設定。急な坂が多いルートに
  • Auto:標準の設定。どんな道にも合わせやすい
  • Auto -:しっかり踏む設定。運動目的やバッテリーを節約したいときに

Autoへの切り替えは、ジョイスティックの上、下を短く押して、ディスプレイにAUTOを表示させるだけ。薄い緑色の枠が出れば切り替わっています。
3つの設定は、設定メニューのMotor Tuneの中にあるAuto Mode Profileで選べます。

Micro TuneとDynamic Micro Tune

Micro Tune
Dynamic Micro Tune

走りながらアシストを細かく変えたいときは、Micro Tuneが使えます。操作はVado SL 2と同じです。

  • Micro Tune:ジョイスティックを上に2秒長押し。容易さとモーターパワーを同時に10%ずつ変えられます
  • Dynamic Micro Tune:Micro Tune中にジョイスティックを2秒押し込む。モーターパワーは100%のまま、容易さだけを変えられます
  • 元のモードに戻る:ジョイスティックを上に長押し

Autoは自動、Micro Tuneは手動で細かく。どちらも、決まったモードの間を探したいときに役立ちます。

チューニング

アシストモード(TURBO、SPORT、ECO)のチューニングは、アプリを使わずともディスプレイから変更可能です。設定は必ず停車中に行ってください。

C4(タッチスクリーン)の場合

タッチスクリーンを下にスワイプすると設定メニューが開きます。

上下にスワイプしてMotor Tuneをタップします。

変えたいモード(TURBO、SPORT、ECO)をタップします。

容易さ(Ease)とモーターパワー(Motor Power)を、+と-で調整します。

左上の<をタップすると戻ります。

H3(Vado 3 EVO 4.0など)の場合

ジョイスティックを上に押し、そのまま下のボタンも押して設定メニューを開きます。
あとはVado SL 2と同じく、Motor Tuneから変えたいモードを選び、ジョイスティックで数字を調整します。

タッチスクリーンとアプリでは5%刻み、H3のリモートでは10%刻みで調整できます。

Shuttle

ここからは、Motor Tuneの中にある3.1モーターの細かい設定です。まずはShuttle(シャトル)。
しっかりしたアシストを、どのくらい軽いペダリングで引き出せるかを決める設定です。

  • オフ:普段どおりの踏み込みでアシストします
  • ロウ(初期設定):少し軽い踏み込みで、しっかりしたアシストを引き出せます
  • ミディアム:さらに軽い踏み込みで引き出せます。走行距離はやや短くなります
  • ハイ:一番軽い踏み込みで引き出せます。走行距離はかなり短くなります

特に、軽いギアでケイデンスを上げてくるくる回して走るときに効果が出やすい設定です。
ただし、ShuttleはAuto、Micro Tune、Dynamic Micro Tuneのときは働きません。TURBO、SPORT、ECOに戻すと、直前の設定が戻ってきます。

応答性

応答性(Responsiveness)は、ペダルを踏んでからモーターがどのくらい素早く反応するかを決める設定です。

  • スロー:穏やかな反応。E-BIKEに慣れていない方や、混雑した場所でストップアンドゴーが多いときに
  • ミディアム(初期設定):バランスの良い反応。いろいろな場面に合わせやすい設定
  • ファースト:すぐに反応。コーナーの立ち上がりなど、素早く加速したいときに

納車直後は初期設定のミディアムで慣れていただき、混雑した場所で反応が強いと感じたらスロー、もっと素早さがほしければファーストを試してみてください。

組み合わせ

  • 毎日の通勤や買い物:Autoにおまかせ。応答性は初期設定のまま
  • 急な坂が多いルート:Auto +、またはSPORTやTURBOにShuttleを組み合わせる
  • 運動も兼ねたい日:Auto -やDynamic Micro Tuneで、しっかり踏んで走る
  • 混雑した街中:応答性をスローにして、穏やかに走り出す

どの設定が合うかは、体力や走る道によって人それぞれです。
一度にたくさん変えず、1つずつ試していくと違いが分かりやすいと思います。
【スタッフのおすすめの組み合わせ】

最後に。

設定メニューの場所が分からない、変えすぎて元に戻せない、という方はお気軽にご来店ください。スタッフが一緒に確認します。

新宿店ではVado 3 X 6.0とVado 3 EVO 4.0の試乗もできます。
Autoモードの自然さや、3.1モーターのパワーをぜひ実際に確かめてみてください。


新製品やイベント情報など発信していきますので、SNSもぜひチェック&フォローお願いします。
◾️公式 Facebook ・・・・スペシャライズド 新宿Facebook
◾️公式 Instagram・・・・@specialized_shinjuku


スペシャライズド 新宿
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-16-2 新宿グランドウィング1F
営業時間:11:00〜20:00 定休日:水曜日


  • facebook
  • x(Twitter)
  • copy クリップボードにコピーしました。

記事検索

カテゴリ

関連記事

人気記事