ロードバイクのハンドルステム一体型コックピットとして評価の高い Rapide Cockpitに、新たなハンドル幅とフレア角が追加されました。 今回のアップデートは単なるバリエーション追加ではなく、「エアロ最適化」と「操作安定性」の選択肢を明確に分岐させる内容になっています。
本記事では、360mmという極端に狭いハンドル幅と、10°/12°という異なるフレア角が実際のライドにどう影響するのかを整理します。
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今回追加された360mm幅は、ロードバイクとしてはかなりアグレッシブな設定。 最大のメリットは明確で、空力性能の向上です。
肩幅が大きく絞られることで前面投影面積が減り、特に巡航速度域では体感できるレベルで抵抗が減る可能性があります。 TTポジションに近いライディングを自然に取り入れられるため、平地巡航やレースでの巡航区間に強いです。
一方でデメリットも:
つまり360mmは「速さを優先し、その代償として快適性を削る」方向性。

10°フレアは、従来のRAPIDE COCKPITに非常に近いフィーリングを維持しながら、 わずかに安定性を追加する設計。
上ハンドルはほぼストレートに近く、違和感は少ない。 下ハンドルに入った際に少しだけ外側に広がることで、ダウンヒルやスプリント時の安心感がわずかに増します。
特徴:
「迷ったらこれ」と言える万能型の設定です。

12°フレアになると、見た目にも分かるレベルで下ハンドルが広がります。 これにより、操作性は大きく変化します。
特に効果が出る場面:
ハンドル幅が広がることで、バイクを押さえ込む力が強くなり、下りでの安心感が明確に増します。
その一方で、空力的にはやや不利になるため、純粋な巡航スピードよりも「コントロール性」を重視した仕様と言えます。

今回の追加ラインナップを整理すると、明確に役割が分かれています。
これは単なるサイズ展開ではなく、ライダーの走り方そのものを選ばせる設計。
つまりRapide Cockpitは、「一つの完成形」から「用途別プラットフォーム」へと進化していると言える。
シンプルな選び方:
重要なのは、速さだけでなく「自分がどこで一番ストレスを感じるか」を基準にすることだ。

今回のアップデートは、単なる新サイズ追加ではなく、エアロとコントロールのバランスを細かく選べるようになった点に価値があります。
Rapide Cockpitは、もはや“速いハンドル”ではなく、“走り方を設計するパーツ”へと進化している。
ライドスタイルに合わせて最適解が変わる今、ハンドル選びはこれまで以上に重要になってきていると思います。
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