1981年に初の量産マウンテンバイクとして発売された”Stumpjumper”。
それから43年、50名を超えるチームメイトが3年以上の歳月をかけて、15代目となる”Stumpjumper 15″を誕生させました。
目次
全てのトレイルを征する一台
Stumpjumper 15 イチオシの注目ポイントは、Genie(ジーニー)サスペンションが搭載されたこと。
Genie(ジーニー)はスペシャライズドのライドダイナミクスチームが、どんなトレイルでも楽しめるようにさまざまな”魔法”をかけた全く新しいサスペンションです。
Stumpjumper 15 は このGenie(ジーニー)を搭載することにより、大きなバンプを得意とするロングトラベルバイクと、細かな操作性が得意なショートトラベルバイクそれぞれのメリットを掛け合わせた「二兎を追う者は二兎とも得られる」バイクとなりました。
過去に年間バイク大賞を受賞している”Stumpjumper Evo”よりも16.3%バンプ吸収性能が向上し、57%トラクションのロスタイムが減少、39%もボトムアウトしにくくなりました。
Stumpjumper 15はトレイルライドにおいて飛躍的進化を遂げた一台です。
Genieが叶えてくれる3つのこと
エアサスペンションとコイルサスペンションのいいところどり
バンプゾーンまではコイルサスペンションの様なリニアな反応でコントロール性能を高め、そこからエアサスペンションのプログレッシブな動きへ切り替わります。
コイルサスペンションとエアサスペンションのメリットが常にライダーを魔法の絨毯の上にいるかのような快適なライドへ導いてくれます。
通常のエアサスペンションよりも優れたボトムアウト耐性
通常のエアサスペンションに比べて、激しいボトムアウトを39%軽減。
ドロップオフなど大きな衝撃が加わるシチュエーションにおいて、Genieはトラベルの終盤30%においてスプリングレートが高まる設計にしてあります。これによって後半の粘りが生まれ、トラベル量以上のボトムアウト耐性を獲得しました。
自分好みのチューニングを可能にするプラットフォーム
Stumpjumper 15 に搭載されるGenieはボリュームスペーサーが付属。標準でも十分すぎる性能ですが、さらに細やかなチューニングが可能です。
ストローク中盤にもっとコシが欲しい場面や、ジャンプが多くストローク後半に通常より粘りが欲しい場面、今まで少し物足りなかった様々なシチュエーション・ライドスタイルにGenieなら対応可能です。
調整可能なジオメトリー
Stumpjumper 15 でも最高のライド体験を手にするため、定評のあるジオメトリー調節機能は引き続き搭載。
3種類のヘッドアングルと2種類のBBハイトを選ぶことができ、6種類のバイクジオメトリーを選択できます。
寝かせたヘッドアングルと下げたBBハイトでより高い安定性を。
またはBBハイトを上げて路面との広いクリアランスを選ぶことも。
ライダーの好みやその日のライドシチュエーションに合わせてバイクを変身させることができます。
また、ホイールサイズも変更可能でジオメトリーに影響することなく、リア側を29インチもしくは27.5インチに変更することが可能です。サイズによって標準ホイールのサイズが変更されている場合がございますので、スペック表をご確認ください(ブランドサイトへ)。
新しくなったダウンチューブストレージ”SWAT 4.0″
スペシャライズドが先駆けとなったフレーム内ストレージ機能が最新世代に。
レバー搭載によってよりスムーズに開閉でき、耐水性が向上。フレームのデザインを乱さないスマートなシステムです。
最後に
サスペンションはなるべく軽くしたい、それでいて小さな動きにはリニアに反応してほしい、かつ大きな力がかかってもボトムアウトさせたくない。何より最高のライドを楽しみたい。
そんな長年のマウンテンバイクライダーの悩みを、Genieを搭載したStumpjumper 15 が全て解決します。
魔法にかかったようなトレイルライド体験、ぜひ店頭にてStumpjumper 15をお試しください。
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