ロードバイクに乗っていると必ず交換の機会があるのがタイヤ
5000kmくらい乗ったから、2年くらい変えていない、など色々タイミングはあります。
でもタイヤといってもたくさんあるけれど、どれを選べば良いのか。
名前や種類、さらにはサイズもあるのでわかりづらいかもしれません。
スペシャライズドでもTurbo、Rapidair、Cotton、Mondo、さらにはFoldingとTLRなど、さまざまな表記が並びます。
今回はそれぞれをざっくりと解説しながら、どのように選ぶのか一例をご紹介していきます。
まずは自転車の扱い方を基準に、クリンチャーが良いのか、チューブレスレディが良いのかを決めた上でモデルを選ぶ。といったように段階的に整理していきます。
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極端にざっくりと説明をすると、チューブを入れるか、そうではないかという違いになります。

クリンチャータイヤとは、タイヤの内側に入れたチューブに空気を入れ保持させ、その圧力でタイヤをホイールのリムに固定する自転車用タイヤのことです。

スペシャライズドではクリンチャーのロードバイクタイヤにはFoldingと表記されています。
メリット
扱いやすい:単純な組み合わせなので、パンク時の修理も容易です。
入手性が高い:スポーツ自転車の中でも最もポピュラーであり、タイヤやチューブの種類が豊富で、チューブレスに比べて安価に入手できます。
デメリット
パンクリスク:リム打ちパンクや、チューブ破損によるパンクリスクはチューブレスレディと比較すると高いです
走行時の抵抗:チューブレスと比べると、タイヤとチューブが擦れ合うことで若干ですがロスが生じます。

チューブレスレディは、チューブの代わりに対応するリムとバルブ、シーラント(液状のシール材)、リムテープを組み合わせて空気を保持します。

スペシャライズドではチューブレスレディのロードバイクタイヤにTLRと表記しています。
メリット
パンク耐性:小さな釘やガラス片なら、内部のシーラントが瞬時に穴を塞いでエア漏れを防ぎます。
乗り心地:空気圧を低めに設定できるため、路面からの衝撃をしなやかに吸収します。
デメリット
運用、管理の難易度が高い:クリンチャータイヤよりも空気の抜けるスピードがやや早いため、乗る前に限らず定期的な空気補充が欠かせません。また、数ヶ月に1回、乾いたシーラントの補充や入れ替えが必要です。
また、チューブレスレディはすべてのホイールに装着できるわけではありません。
リムとタイヤとの適合、使用できる幅、空気圧の条件を必ず確認してください。
*チューブを入れれば適合条件を無視できる、ということでもありません。
次にRapidAir・Turbo Cotton・Turbo・Mondoを走り方で選んでいきます。
それぞれはグレードという訳ではなく、強みが異なりどこを優先しているのかという違いになります。
レースの速さを優先するRapidAirとTurbo Cotton、速さと実用性のバランスを取るTurbo、長距離でのタフさを重視するMondoという分け方ができます。

RapidAirは、チューブレスで速さを追求するレーシングモデルです。レース当日の一本を探している方、軽さと走行効率を優先して選びたい方におすすめします。

コットンケーシングを採用したレーシングモデルです。特徴は、タイヤの骨格となるケーシングのしなやかさ。走行性能を重視したい方の候補です。

走行性能と耐パンク性のバランスをとるのであれば選びたいモデルです。レースだけでなく、トレーニングや週末のライドまで用途を広げて考えている方におすすめです。

耐久性や耐パンク性を重視するエンデュランスモデルです。長距離を走る日や、路面の荒れた区間も含むライドで、走行性能と丈夫さを両立させたい方に向いた候補になります。

チューブレスかクリンチャー、そしてタイヤの種類まで決めたら次はサイズです。
サイズは700 x 26Cなど、ホイール径 x タイヤ幅で表記されていることがほとんどで、スペシャライズドのラインアップとしては26C〜32Cになります。
2010年代は21Cなどの細身のタイヤが主流でした。
しかし2018年頃から26Cが主流となり、Rovalの最新ホイールでは28C,30Cがメインターゲットとして開発され、Tarmac SL9の完成車では30Cが最初から装備されているなど、現在では大幅に太くなっています。
太くなった理由はディスクブレーキ化やエアボリューム、転がり抵抗に関してなどさまざまありますが、乗っている自転車のクリアランス、ブレーキシステム、リムの内幅によって制限がありますのでまずはご自身のバイクがどのサイズなら使用できるのかをご確認ください。
細ければ漕ぎ出しが軽いなどの利点がありますし、太いタイヤは空気の容量がたくさんあるので快適性が高くでき、また接地面積も増えるのでグリップが高まるなどの利点があります。
ヒルクライムなどできるだけバイクが軽くあって欲しいのであれば26Cがお勧めです。
ロングライドなど、快適性が重要な場合は32Cにすることで低圧運用で路面の細かい凸凹の衝撃を吸収してくれます。
重量と快適性のバランスをとってオールラウンドに使用することが多いのであれば、28Cまたは30Cがお勧めです。
ただし、ナローリムに30Cのタイヤや、ワイドリムに24CのタイヤなどNGな組み合わせなどもございますので、ご自身で選ぶ際にご不明な点や、不安などございましたらお気軽にお問い合わせください。
タイヤは、ロードバイクに取り付ける部品の中でも種類が多く、ライドフィーリングにも多くの影響を及ぼします。
手軽にセッティングを変えられますが、一歩間違えて互換のないものなどを取り付けて走行してしまうと事故の恐れもあります。
また、劣化や損傷しているタイヤはライドフィールに影響を与えるだけでなく、同様に事故の恐れがありますので、走行前の点検、空気の補充などを必ず行なってください。
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