ヒルクライムは自分の限界に挑戦するイベント、いわば自分との戦いです。急な坂道を登り切るためには、ただの体力だけでなく道具の選択も重要です。特にタイヤは登坂性能や快適性に直結する重要なパーツです。
そこで今回は富士ヒルに出場するライダーにぜひ使用していただきたい、RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREをご紹介します。このタイヤがどのように走りをサポートし、パフォーマンスを最大限に引き出すのか詳しく解説していきます。
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RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREは、スペシャライズドから新しく発売されたレース仕様のチューブレスタイヤ(クリンチャーも可)で、高いパフォーマンスを求めるライダーに向けて設計されています。圧倒的な軽さと高いエアロダイナミクス性能と転がり抵抗の低さを兼ね備えています。
このタイヤは競技志向のライダーに最適で、もちろんヒルクライムにおいてもその真価を発揮します。特に次のような特徴がヒルクライム走行において非常に有利に働きます。
ヒルクライムにおいて最も重要な要素の一つが「軽さ」です。レースのために体重を削ったり、パーツを少しでも軽いものにカスタマイズしたり、たった1gの軽量化にも妥協を許さないライダーは多いと思います。RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREはその軽さを追求した設計が特徴で、重量はわずか220g(26c)!他社のチューブレスタイヤと比較しても際立った軽さです。
タイヤサイズ | 26C | 28C |
重量 | 220g | 230g |
また軽量なタイヤにすることで、バイク全体の重量が軽くなり、特に登り坂でのペダルへの反応が良くなります。ヒルクライムのような長時間にわたる高強度の走行でも、出力を抑えられるのは非常に大きな武器になります。
ヒルクライムでは、スムーズに坂を登るためにエネルギー効率の良さが求められます。RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREは、前作より空気抵抗を2ワット、転がり抵抗を3ワット削減することに成功しました。実走行では40kmを時速45km/hで走った場合33秒のタイムアップに成功しています。すでに本場ヨーロッパのプロのレースでも投入され、数々の勝利を挙げています。
また富士ヒルは緩斜面なため、この転がり抵抗の低さと空気抵抗の削減がより走りに影響し、あなたの自己ベスト更新の手助けをします。
ヒルクライムでは重量のために耐パンク性能を犠牲にすることが多いです。その点RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREはチューブレスタイヤなので、パンク時のリスクを軽減するだけでなく、空気圧の調整もしやすく、走行中の快適性も向上します。
ヒルクライムでは登坂時のスピードが重要ですが、同時にエアロダイナミクスも無視できません。特に富士ヒルクライムは緩斜面で有名なヒルクライムなため、RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREのエアロダイナミクス性能は大きな武器となります。
タイヤのエアロダイナミクスを重視することで、ヒルクライム中のわずかな差が結果に大きな影響を与えることになります。
RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREは、ヒルクライムを得意とするライダーにとって、理想的な選択肢と言えます。軽量でありながら高いエアロダイナミクス性能と低い転がり抵抗を誇り、さらにチューブレス設計により耐パンク性も向上しています。
ヒルクライムは、瞬発力や持久力だけでなく、バイクのパーツ選びも勝敗を分ける重要な要素です。RAPIDAIR TLR RACING ONLY TIREを使えば、登坂時のパフォーマンスを最大化し、安定した走行が可能になります。フジヒルクライムへ向けてぜひ装着してみてはいかがでしょうか?
発売して以来大変人気でメーカー在庫も品薄状態が続いています。店頭にわずかですが在庫がございますので気になる方はどうぞお早めにご相談ください。
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