本日発表された新型SRAM RED eTAP AXSを搭載したSW TARMAC SL8をいち早く試乗してきました!今回は旧モデルのRED eTAP AXSを搭載したAETHOSと交互に乗り比べたため、より一層進化を感じとることができました。
【ブレーキレバー】
前作までの野暮ったい感じのブラケットの印象はなく、非常にすっきりとしたデザインになりました。実際の感触も非常に握りやすく、手の小さな方でも安心して握り込めます。実体験として前作は特に冬場のライド時グローブが分厚くなるため、なおさら握り辛かった印象があり、今作の形状であれば冬でも安心してブレーキングなと感じます。またブレーキの引きも前作より80%軽減と非常に軽くなり、実際に指1本でも安定したブレーキングができるほどです。ライド中何十、何百回とブレーキングする中で集中力のなくなった後半に確実に活きます。
【ボーナスボタン】
レバーフード上部(内側)にボタンが配置され、そこのボタンを使ってのシフトチェンジも可能になりました。SHIMANOでも上部の「スイッチA」を使って同じことができますが、誤って操作をしてしまうことが多々あり私自身は切っていました。しかしボーナスボタンはボタンの配置場所的にも誤って操作してしまうことがなく、今回の試乗中にも思わず多用してしまいました。ブラケット上部を握ってエアロポジションをとるライダーにはもってこいです。
【ブラケットリーチ】
ブラケットリーチが伸びたのは一つ気になるところ。実寸で測ることができていないのですが、実際に跨ったフィーリングとしてはステムが伸びた印象を与えるほどです。そのため今までのポジションからは多少変わってしまう可能性があるためそこは注意したいところ。しかし裏を返せばブラケットの握り一つでいろんなポジションが取れるということ。またそのせいかシフトボタンの面が広くなっており、ボタン操作がしずらいとは感じませんでした。
【フロントディレイラー】
今回触って一番に体感したのはフロントの変速の速さ。今までSRAMにはフロントの変速にやや不満を感じていおりましたが、今作では全くもってストレスを感じませんでした。もちろんレースペースでしっかりとトルクをかけた状態での変速も行いましたが、気持ちよく変速してくれました。
【リアディレイラー】
標準でセラミックベアリングを搭載した大径プーリー(14T)を搭載。フリクションロスが減ったせいか、実際に走った感触としてもペダリングが非常に滑らかで、かつチェーンの掛かりが良くなったように感じました。チェーンのばたつきを抑えるOrbitフルードダンパーとの相性も非常に良いように感じます。
【クランクセット】
見た目以外で大きく変わったと感じる部分はありませんが、重量としては29gの計量化に成功。また今作から160mmのクランクもラインナップに加わったため、小柄なライダーや最近トレンドのショートクランクのニーズにも応えられます。
【互換性】
そして忘れてはいけないのが、前モデルとの互換性。RED AXS E1シリーズは前モデルのRED AXS D1シリーズはもちろん、ミドルグレードのForce AXS、エントリーグレードのRival AXSとも互換性を持たせています。
【価格】
これだけの進化を遂げながら、ほとんどのパーツが旧モデルより低価格を実現しています。
・レバー&ブレーキ¥128,600→¥113,800
・FD¥82,450→¥76,000
・RD¥146,100→118,000
・クランク¥133,300→¥111,800
・PM付クランク¥246,300→¥205,600
・カセット¥67,460→¥61,710
ぜひお気軽にご相談ください!
SNSもぜひフォローお願い致します!
◾️Facebook・・・公式フェイスブックページ
◾️Instagram・・・@specialized_sendaiizumi
◾️X (Twitter)・・・@ss_sendaiizumi