【購入前にチェック】Tarmac SL8のバイクセッティングについて

  • 公開:2023.08.11
  • 更新:2023.08.29

ついに発表されたすべてを征す1台、新型Tarmac SL8(ターマック SL8)。

ディスクブレーキ世代の完全なオールラウンダーとしてこの3年を支配したTarmac SL7を凌駕するため様々な改良、開発が行われてきました。

その中でもSL8の大きな変化として、最適なコックピットと、極細になったシートポストはエアロ性能と、軽量性、コンプライアンスの向上に大きく寄与しています。

本日はそんなSL8のバイクセッティングに関してスペシャライズドストアのメカニックがオススメのセットアップを解説致します。

SL8を購入検討されている方は必見です!

Cockpit – コックピット –

まずは新しくなったヘッドチューブ周りの形状と最適化されたコックピットのスタイリング

SL8の推奨コクピットスタイルは2通りあります。

「Rapide Cockpit スタイル」と「Rapideハンドルバー+Tarmacステム」のスタイルです。

① Rapide Cockpit スタイル

6月に発売されたばかりのRapide Cockpit。

SL7やその他のロードバイクに取り付けることも可能な汎用コックピットですが、何よりSL8との相性を考えて設計されています。

ヘッドチューブ形状、トップカバー、ヘッドスペーサーなどのパーツと合わせて1番スタイリッシュな見た目となり、エアロ性能・軽量性も最高レベルのセットアップです。

[注意事項]

Rapideコックピットはステム一体型ハンドルバーと言われる製品となり、ハンドル幅やステム長など
別体で交換することができません
。変更するには高価なコックピットを再購入していただく必要があります。

ですので、すでに長年スポーツバイクを愛用されていてご自身のポジションが決まっている方にお勧めです。

SL8の性能を最大限引き出すにはこのスタイルがベストですので、ポジションは迷っているがこのスタイルを試したい方には、事前にRetül FitでSL8に乗る上での最適なポジションを出してからのご注文がお勧めです。

Retül Fitとは

② Rapideハンドルバー + Tarmacステム

次にRapideハンドルバー+Tarmacステムの組み合わせですが、Rapide コックピットに比べるとエアロ性能と軽量性、よりシームレスなデザインとしては少し劣りますがその分、およそ1~2cmほどのステム長の調整が可能です。(内装ブレーキホースの長さによってはホースカットが必要な場合があります。)

調整域、エアロ、軽量性をバランスした組み合わせでポジションに迷った際にはこちらがおすすめ

下記に異なる2つのコックピットスタイルのスペックをまとめました。
自分だけのSL8を組み上げる参考にご活用ください。


**ブレーキホース等の長さによって分解や再組立の工程、部品交換が必要になる場合があります。
***ローワートランジション、コラムスペーサー35mm分、アッパートランジション、トップキャップ、トップキャップボルト、ステムカバーを合計した概算値です。

SEAT POST – シートポスト –

Tarmac SL8 Shimano Di2モデル購入時の注意点

バイクサイズによるサドル高レンジについて

新型Tarmac SL8ではフレームサイズによってシートポスト長が違い、これまでのポストにDi2バッテリーを内蔵するタイプではなくポスト下部に装着する形となります。よりエアロな形状になり細身になった分少しだけ組立時に注意が必要です。

付属のシートポストには長さが2種類あり、フレームサイズによって付属される長さが変わってきます。

52サイズまで 300mm
54サイズから 380mm

シートポストの挿入量に限りがあるためフレームサイズによって最低サドル高が決まってしまいます。


下記におおよそのサイズ別標準の長さでのサドル高レンジをまとめました。ご参考ください。

■ 付属のシートポストの長さ: ~52サイズまで 300mm/54サイズから 380mm が付属されています
※Di2モデルにてS-Works Power サドルをセンターに取り付けた場合のサドル高さ概算値です。
サドルの種類や取付位置が変わる場合やフレームの個体差によって若干最大値、最小値が変わる場合がございます。
目安にご活用いただき、詳細については店舗へお問い合わせください。

その中でも特に注意が必要なのがフレームサイズが54サイズを選ばれる方になります。

平均的なサドル高より少し高めの設定のためポストを短い物に変更するか、専門店でのカット、穴あけ加工(バッテリー保持のための穴)が必要になります。

最高のバイク性能を実現するため限界まで各部を切り詰めて設計されたSL8。
スペシャライズドストアでのフィッティングと精通したメカニックによる組立をお勧めします。

ボトルケージについて

SL8はシートチューブのボトルケージの取り付けボルトにスペーサーが付属されています。

こちらはシマノDi2のバッテリーが中にぶら下がっている為、ボトルケージを取り付けるボルトでバッテリーを破損しないようにするためについています。

ボトルケージや携帯ポンプを取り付ける際、注意してください。

ダウンチューブのボトルケージ取り付けボルトが3個ありますが下側にボトルケージを取り付けした方が空気抵抗は少なくなります。

しかし、ボトルは取りにくくなるので好みに応じてボトルケージを取り付けるようにしょう。


今回はSL8を購入検討中の方にメカニックよりバイクセッティングのご注意事項をまとまました。

これからもSL8の気になる情報を随時更新していきますのでお楽しみにお待ちください。

【関連リンク】

すべてを征す一台。Tarmac SL8が登場ローンチ記事
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