【保存版】軽量ホイールと空力ホイールの違いと選び方を徹底解説

  • 公開:2025.05.31
  • 更新:2025.08.9

ロードバイクをアップグレードする中で、多くのライダーが悩むのが「カーボンホイール選び」。
せっかく高価なホイールに投資するなら、後悔はしたくないですよね。

でも、ここで立ちはだかるのが永遠のテーマ…

「軽いホイール」と「空力に優れたホイール」、正義はどっちなの?

それぞれの特徴や適したシーンを解説しながら、最後にスペシャライズドのおすすめホイールも紹介します!


軽いホイールのメリット|坂・加速・反応が欲しいならこれ!

「とにかく軽さが正義!」という声は根強いです。軽量ホイールは以下のようなシーンで力を発揮します。

軽量ホイールが活きるシチュエーション

  • ヒルクライムで速くなりたい
  • ストップ&ゴーの多い街乗りやクリテリウム
  • 集団内での反応速度が重要
  • 脚力に自信がない初心者や女性ライダー

軽いホイールは回すのに力が要らず、「加速のキレ」が段違い。登り坂では1gの差が脚に効いてくるので、少しでも軽いほうが有利です。


リム高なホイールのメリット|伸び・巡航・楽したい人に◎

一方で、最近注目度が高いのがエアロ性能(空力)を重視したホイールです。重量は軽量性を重視したホイールと比べて重くなりますが、得られるメリットは絶大です。

空力ホイールが活きるシチュエーション

  • 平坦での巡航速度を維持したい
  • トライアスロンやタイムトライアル
  • ロングライドを楽にこなしたい
  • 高速域での「伸び」が欲しい

空力ホイールは一度スピードに乗ると、風を切ってスーッと伸びるような感覚があります。これは軽量ホイールでは味わえない気持ちよさです。


じゃあどっちが正義?

結論から言えば、用途によって正義が変わるというのが本音です。

ライダーの目的向いているホイールタイプ
ヒルクライムでタイムを狙いたい軽量ホイール
脚力に自信がなくて漕ぎ出しを楽したい軽量ホイール
ロングライドをもっと楽に、速く走りたい空力ホイール
平坦を高速巡航したい/トライアスロンに挑戦中空力ホイール
なんでもバランス良く走りたい(初めてのカーボンホイール)中間グレードのオールラウンドホイール

例外もある!?
実は「登りは軽量ホイールが有利」というのは必ずしも全員に当てはまりません。
ある一定の速度域(目安として時速25km以上)になると、慣性が働きやすくなり、リムハイトの高いホイールでも登りで優位に働く場合があります。特に走力があるライダーは、高速域を維持しやすいため、この恩恵を受けやすいのです。

まとめると…

  • 走力に自信がある方
     → 登りでも空力性能を活かせる「リムハイト高め」のホイールが有利。高速域を維持しやすく、慣性のアシストも得られる。
  • 走力に自信がない方
     → 登りでの軽快さを優先できる「軽量ホイール」がおすすめ。低速でも脚への負担が少なく、勾配変化にも対応しやすい。

スペシャライズドのおすすめホイール5選

Roval Rapide CLX III
¥484,000(税込) 前後セット
※画像をクリックすることでメーカーサイトが開きます。

1. Roval Rapide CLX III(オールラウンドかつ軽量寄り)

今シーズン発売された新型ホイール。空力を意識しつつも重量が前後合わせて1305g(リムテープ、バルブ込)と非常に軽量なホイール。オールラウンドなホイールなので正直これ1セットでどんなライドでも楽しめちゃいます。
→平坦〜ヒルクライムまで1セットのホイールでオールラウンドに走りたい方向け

Roval Sprint CLX
¥484,000(税込)
※画像をクリックすることでメーカーサイトが開きます。

2. Roval Sprint CLX(空力ホイール)

見た目からも分かるリムの高さ。高速行きの巡航はもちろん非常に伸びやか。且つ重量も前後セットで1395g(リムテープ、バルブ込)と軽量なため、走力に自信のある方であれば登りもこなせちゃいます。Remco Evenepoelがタイムトライアルの時に、前輪に着用しているのがこのモデルですね。
→とにかく普段のライドの平地巡行を上げたい方、トライアスロンをされる方におすすめ

Roval Alpinist CL II
¥214,500(税込)
※画像をクリックすることでメーカサイトが開きます。

3. Roval Alpinist CL II(軽量志向)

超軽量でヒルクライム特化。外周(リム)が軽さからくる、ペダルを踏んだ瞬間に反応するダイレクト感は唯一無二。コストパフォーマンスにも優れています。
とにかく登りを楽にしたい方におすすめ!

Roval Rapide CL III
¥242,000(税込)
※画像をクリックすることでメーカーサイトが開きます。

4. Roval Rapide CL III(空力志向)

1で紹介したRapide CLX IIIの廉価版。リムは同じリムを使用して、スポークとハブの変えることでコストパフォーマンスに優れたモデル。
ロードレースやトライアスロンなど高速巡航がメインの方に!

Roval Rapide C38
¥135,300(税込)
※画像をクリックすることでメーカサイトが開きます。

3. Roval Rapide C38(バランスタイプ)

38mmハイトの万能エアロホイール。重量・空力・コスパのバランスがよく、オールラウンダーにぴったり。
「まずは1本目のカーボンホイール」ならこれ!


まとめ|ホイール選びのコツ

ホイール選びは、単純に「軽い=正義」「エアロ=速い」で語れるものではありません。
あなたのライドスタイル・目標に合わせた選択が、一番の正解です。

✔ ヒルクライム重視 → 軽量ホイール
✔ 巡航・ロングライド重視 → 空力ホイール
✔ どちらもほどほどに楽しみたい → バランス型

目的を明確にして、理想のライドを叶えてくれる“相棒ホイール”を見つけましょう!

店頭に実物もございますので、ぜひ手にとってご覧ください。
※在庫状況によっては実物がない場合もございます。


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