2023年に登場したTARMAC SL8シリーズ。1年以上乗り込んだスタッフが所感も含めて解説します。
SL8はフレームの重量が大幅に軽くなりました。SL7(S-WORKSグレード)のフレーム重量が約800gであったのに対して、SL8(S-WORKSグレード)のフレーム重量は約685g、10rグレードのフレームでも780gと大幅な軽量化に成功しています。それを可能にしたのはAETHOSの開発から培われた技術にあります。見た目はシートポスト、シートチューブ、シートステーが特にシャープになりました。軽量化は走りにも影響し、特にダンシング時の軽快さは試乗いただいたお客様にも大変ご好評いただいております。
SL7からSL8へのアップデートに伴いスタッフが一番大きく実感したのは”乗り心地”です。昨今のロードバイクはどのメーカーも乗り心地を重視するようになってきましたが、例に漏れずTARMACも乗り心地がマイルドになりました。乗り心地を良くすると剛性や軽量性を損なうことが多いですが、TARMAC SL8は重量剛性比は33%向上、重量はSL7より15%削減、さらに空力性能も向上(SL7より距離40kmの走行で16.6秒速くなった)したうえで、コンプライアンス(縦方向の柔軟性)を6%の向上に成功しています。
特に実走時に体感できるのは、座面に対して地面からの突き上げがマイルドになったことです。その要因はシート周りの余分なカーボンレイヤーが取り除かれたことで、軽量化且つしなるようになったことです。またタイヤを太くし、チューブレス化することでよりマイルドな乗り心地に仕上げることも可能です。
SL7より距離40kmの走行で16.6秒速くなりました。さらにSPECIALIZEDのロードバイク史上最も空力の優れていた”VENGE”の空力性能をも超えました。見た目はヘッドチューブが突き出した形状が特徴的です。
実走行時にもその空力性能を感じ取ることができます。平坦で30km/h以上で走行した際のペダルの軽快さはもちろんのこと、我々スタッフは緩斜面(1~3%)の登り坂での伸びがとても気持ちが良いと感じました。
TARMACシリーズは”SPORT”COMP”グレードの2種が SL7のフレーム形状、”EXPERT”PRO”S-WORKS”グレードの3種がSL8のフレーム形状になります。(今回の比較はSL8のみ)
重量に注目していただくと、EXPERTグレードのULTEGRAモデルで約7.2kgと他社のハイエンドバイクとほとんど変わりないスペックを実現しています。またPROグレードから装備される一体型ハンドル”Rapide Cockpit”は空力性能に大きく寄与しているため、より速いロードバイクをお求めの方はPROグレード、S-WORKSグレードをお勧めします。
3月15日(土)〜16日(日)にTARMAC SL8の試乗会を開催します!じっくりと試乗するまたとない機会です。せひお気軽にご参加ください。詳細はこちら→「ご成約特典あり!3月15日(土)・16日(日)Tarmacプレミアムライドイベント&試乗会」
また現在スペシャライズド仙台泉店ではS-WORKS TARMAC SL8の試乗車を49~56サイズまで取り揃えております。店頭にていつでも試乗いただけますので、どうぞお気軽にご相談ください。(※高校生以下は保護者同伴必須になります)
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