S-WORKS EPICを組み上げました!

  • 公開:2024.01.24
  • 更新:2024.01.24

MTBで礎を築いてきたSPECIALIZED。今回は現代のMTBにおいて最速と呼び声の高い「S-WORKS EPIC」を組み上げました。ハードテイルの効率の良さとフルサスペンションの走破性の高さを融合させたS-WORKS EPICは、どの時代もスピードに一切妥協しないマシンとして知られてきました。実際に、ワールドカップでの表彰台入りは100回以上に及びます。

特筆すべきはジオメトリー。ヘッド角が67.5度と旧作のEPICよりもSTUMJUMPERに近い角度となり、BBの位置を低めに設定することで、下りでの安定性が増しています。またすべてのフレームサイズで同じ長さのステムが採用できるようリーチの長さを調整しており、どのサイズでも同じようなハンドリングを実現しています。登りでは10mm短くなったボトムブラケットが急勾配でもライダーを前方へ配置、トラクションを感じながら力強く登ることができます。

軽さは正義。今作のS-WORKS EPICは前作より100gの軽量化に成功し、S-WORKS以外のグレードでも前作のS-WORKS EPICと同等の重量になりました。また今作の軽量化において特筆すべき点はホイールです。EPICと並行して開発されたROVAL CONTROL SLは前後セット1240gと前作より120gも軽量化し、且つ性能も大幅に向上しております。

EPICでお馴染みの「BRAIN」はより進化を遂げました。前作より太くなったチェーンステーによりBRAIN内に流れる油量が乱流しにくく、しなやかなサスペンションの動きを妨げません。またリザーバーボディもよりハブ軸の近くに配置され、路面からの入力に対する感応性も向上しました。また内部の耐久性のも上がり、サービスインターバルが大幅に向上しトレーニングを妨げません。

もちろん昨今のMTBシーンでは欠かせない、ドロッパーシートポストも装備されています。またS-WORKS EPICにアッセンブルされたドロッパーは「RockShox Reverb AXS」、SRAM AXSのコンポーネントとワイヤレスで連動する無線式のものになります。機能性がよりシームレスなのもこのバイクの特徴です。

S-WORKS EPIC ¥1650,000(税込)

様々な路面に対応するMTBシーンにおいて何よりも速さを優先させたいなら、S-Works Epicを選ぶしかありません。

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