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ロードバイクを始めるとき、意外と悩むのが「ビンディングペダル選び」。
現在はシマノの「SPD-SLR」、Wahooの「SPEEDPLAY」、TIMEの「XPRO・XPRESSO」など、さまざまなビンディングペダルがあります。
どれもペダルとシューズをしっかり固定してペダリングをサポートするアイテムですが、実際に使ってみると、
など、それぞれに特徴があります。
今回は代表的な3つのシステムを比較してみます。
まず紹介するのは、SHIMANOの新しいロードバイク用ペダルシステム「SPD-SLR」。
従来のSPD-SLから大きく進化した新世代のロードペダルで、ペダルとクリート、シューズを含めてシステム全体を見直しています。
SPD-SLRの大きな特徴は、「ペダルとシューズの一体感」です。
ペダルとクリートの接続を最適化し、足をペダル軸に近づけることで、安定したペダリングを狙った設計になっています。
さらに、従来のSPD-SLと比べてクリートを含むシステムのスタックハイトを低くし、クリートセットも最大22%軽量化されています。
また、クリートのキャッチゾーンを広げ、従来よりもクリップインしやすくなっているのもポイントです。

シマノは従来からSPD-SLについて、幅広いクリートとペダルの接触面による安定性と効率的なパワー伝達を特徴としてきました。
「しっかりした踏み心地が好き」
「ペダルとシューズの一体感を重視」
「ロードバイクらしいオーソドックスなビンディングペダルを使いたい」
という方に向いているシステムです。

次に紹介するのが、Wahooの「SPEEDPLAY」。
SPEEDPLAYの最大の特徴は、なんといっても両面からクリップインできる構造です。
一般的なロード用ビンディングペダルは、ペダルの表裏を確認してから踏み込む必要があります。
一方、SPEEDPLAYは両面エントリーに対応しているため、信号待ちからのスタートなどでもクリップインしやすいのが特徴です。
※AEROを除く現行SPEEDPLAYが両面エントリーに対応しています。
そしてもう一つの大きな特徴が、クリート位置とフロートの調整幅。
SPEEDPLAYでは前後方向、左右方向、回転方向の3軸でクリート位置を調整できます。
さらにフロートも0~15°の範囲で細かく調整可能。
「自分の足に合わせてペダルを細かくセッティングしたい」という方には魅力的なシステムです。
特に、信号の多い街中を走る方や、スタート・ストップが多い方には、両面エントリーのメリットを感じやすいでしょう。
「クリップインのしやすさを重視したい」
「自分の足に合わせて細かくポジションを調整したい」
「クリートのフロートを細かく設定したい」
という方におすすめです。

そして3つ目がTIME。
TIMEのロード用ペダルでは「XPRO」や「XPRESSO」が代表的です。
TIMEの大きな特徴は、自然な足の動きを許容するフロート。
現行のXPRO・XPRESSOではICLICクリートを使用し、標準クリートでは左右それぞれ±5°の角度方向のフロートと、左右それぞれ±1.25mmの横方向のフロートがあります。
つまり、ペダルに足を固定しながらも、ある程度足が自然に動く余地を残しているのがTIMEの特徴です。
「ビンディングで足を固定したいけれど、ガチガチに固定されるのは苦手」
という方には、このフィーリングが合う場合があります。
TIME自身も、フロートによってペダリング中の足の動きを許容し、膝への負担を軽減する設計思想を説明しています。
「足を完全に固定される感覚が苦手」
「自然な足の動きを残したい」
「フロートを重視してペダルを選びたい」
という方に向いています。
| SPD-SLR | SPEEDPLAY | TIME | |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 安定した一体感 | 調整幅の広さ | 自然なフロート |
| クリップイン | 改良されたキャッチゾーン | 両面エントリー | ICLICシステム |
| フロート | クリートで選択 | 0~15°で調整 | ±5°+横方向 |
| クリート調整 | シューズ・クリートで調整 | 3軸調整 | クリートで調整 |
| ペダリング感 | 安定・ダイレクト | ダイレクト | 自然な動き |
| 歩きやすさ | クリート形状による | クリートカバーあり | クリート形状による |
| 向いている人 | 安定感重視 | フィッティング重視 | フロート重視 |
※各メーカーの現行モデル・クリート仕様によって細かな仕様は異なります。

ビンディングペダルは「どれが一番優れている」というよりも、自分が何を重視するかで選ぶのがおすすめです。
SPD-SLR
幅広い接触面とシューズとの一体感を重視した設計なので、ロードバイクらしいしっかりしたペダリング感を求める方に。
SPEEDPLAY
前後・左右・回転方向の3軸調整に加えて、フロートも細かく調整できるのが魅力です。
TIME
フロートによって足の動きを許容する設計が特徴。固定されている感覚を抑えたい方は一度試してみる価値があります。
ビンディングペダルは、スペック表だけでは分からない「踏んだときの感覚」が非常に重要です。
同じロードバイクでも、
「カチッと固定される感じが好き」
「少し足が動くほうが自然」
「クリップインのしやすさを優先したい」
など、好みは人によって大きく異なります。
特にクリートの位置やフロート設定は、ペダリングの感覚にも関係してきます。
当店では、それぞれのペダルの特徴を踏まえて、お客様の乗り方や使用目的に合わせたペダル選び・クリート位置のご相談も承っています。
「初めてビンディングペダルを使ってみたい」
「今のペダルから別のメーカーに変えてみたい」
という方も、お気軽にご相談ください。
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