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近年のグラベルバイクは、単なる未舗装路向けバイクから「どこまでも速く、快適に走るためのマシン」へと進化しています。その中で注目を集めているのが、Roval Terra Cockpitです。
Terra Cockpitは、グラベルレースで勝つためだけではなく、長時間ライドにおける快適性や操作性を高めることを目的に開発された一体型コックピットです。
「グラベル専用」と思われがちですが、その魅力はロードライダーにも十分響く内容となっています。

Terra Cockpitは、Rovalが最新のフィッティングデータとグラベルレースの実戦経験をもとに開発したフルカーボン一体型コックピットです。
特徴は単なる軽量化や空力性能ではありません。
開発コンセプトは、
「速く走るための快適性」
です。
長距離ライドでは、数ワットの空力差よりも疲労の少なさが結果的に平均速度を押し上げることがあります。Terra Cockpitはその考え方を具現化した製品といえます。

Terra Cockpit最大の特徴は振動吸収性能です。
トップ部分は適度にしなりを持たせた設計となっており、荒れた路面から伝わる細かな振動を効果的に吸収します。
舗装路でも、
を軽減してくれるため、100kmを超えるライドで差を感じやすいでしょう。
特に日本のように舗装品質が一定ではない環境では、このメリットは非常に大きいと感じます。

Terra Cockpitは12°フレアを採用しています。
下ハンドルを握った際にグリップ幅が広がるため、
で高い安定性を発揮します。
また胸郭が開きやすくなるため、呼吸がしやすいというメリットもあります。
レースだけでなくロングライドとの相性も抜群です。

一般的なロードハンドルにはほとんど採用されていない5°バックスイープ。
これがTerra Cockpitの隠れた魅力です。
ブラケットポジションで握った際、
という効果があります。
デスクワークが多い方や肩こりに悩むライダーほど恩恵を感じやすいポイントです。

快適性重視というと重量増をイメージしがちですが、Terra Cockpitは非常に軽量です。
重量は約300g前後。
一体型コックピットとしてはトップクラスの軽さを実現しています。
軽量性と快適性を両立している点は大きな魅力です。
実は最近、
などのロードバイクへTerra Cockpitを装着するケースも増えています。
理由はシンプルです。
多くのホビーライダーにとって、
「レースの数ワット」より
「最後まで疲れないこと」
の方が重要だからです。
200kmのロングライドや獲得標高の大きいルートでは、Terra Cockpitの快適性が大きな武器になります。
もちろんベストマッチです。
長時間の未舗装路走行で真価を発揮します。
100km以上を頻繁に走る方には非常に魅力的です。
バックスイープと振動吸収性能の恩恵を受けやすいでしょう。
TarmacやAethosとの組み合わせも十分選択肢になります。
Terra Cockpitは単なる「グラベル用ハンドル」ではありません。
を兼ね備えた、新しい時代の一体型コックピットです。
ロードレースで1秒を削るための機材ではなく、
「最後まで速く走り続けるための機材」
それがTerra Cockpitの本質です。
グラベルライダーはもちろん、ロングライドを愛するロードライダーにも一度試してほしいコックピットと言えるでしょう。