速さも、グリップも、快適性も。おすすめグラベルタイヤ

  • 公開:2026.10.10
  • 更新:2026.10.5

こんにちは、スペシャライズド熊本の平井です。

最近、タイヤの記事が多くなっており、お客様に突っ込まれることも暫しありますが、タイヤはそれだけ深堀していくと色々な側面が見えてきます。

今回もタイトル通りタイヤの紹介ですが、ご紹介するのは、SPECIALIZEDを代表するグラベルタイヤ、【PATHFINDER TLR FAST GRAVEL TIRE】です。

舗装路では軽快に。グラベルに入れば、しっかりとしたトラクションと安定感を。

オンロードとオフロードをつなぎながら走るグラベルライドにおいて、非常にバランスの良いタイヤです。

その中でも今回注目したいのが、700×45c。←個人的に次使おうとしているタイヤです。

35c、40c、45cとラインナップされるPathfinder TLRですが、舗装路での速さを残しながら、グラベルでの走破性や快適性もしっかり確保したい。

そんな方にぜひ注目していただきたいサイズです。

新しくなったPathfinder TLR

Pathfinderの特徴といえば、中央部分のスムーズなセンターストリップ。

舗装路や締まったグラベルでは、この部分が路面と接することで転がり抵抗を抑えます。一方、サイドには細かなノブを配置。コーナリングや荒れた路面ではサイドノブが路面を捉え、必要なトラクションを確保します。

つまり、

「真っ直ぐ走れば速く、曲がればしっかりグリップする」

というPathfinderらしい基本コンセプトです。

前作より19%速く、25g軽く、30%タフに

今回のPathfinder TLRでは、その基本コンセプトをさらに進化。

SPECIALIZEDによると前作と比較して、

・転がり性能 19%向上
・25g軽量化
・耐カット性能 30%向上

を実現しています。

単純に軽く、速くなっただけではなく、グラベルタイヤに欠かせない耐久性まで向上。

レースで速く走りたい方はもちろん、普段のグラベルライドでもメリットを感じやすい進化です。

注目したい700×45c

今回、特におすすめしたいのが、700×45cです。個人的興味は置いておいて、昨今グラベルロードのタイヤが太いのがトレンドになりつつあります。

参考重量は520g。

40cの470gと比較すると少し重量は増えますが、その分エアボリュームが大きくなります。

この「空気の量」が、グラベルでは大きなメリットになります。

荒れた路面でも高い安心感

45cの大きなメリットは、

タイヤそのものが路面の凹凸を吸収してくれること。

砂利道や細かな石が続く路面では、細いタイヤよりも低い空気圧を使いやすく、タイヤが路面へ追従してくれます。

その結果、

跳ねにくい。
滑りにくい。
そして疲れにくい。

荒れたグラベルを長時間走るほど、この違いが効いてきます。

太くても「走りが重い」とは限らない

「45cまで太くすると、舗装路が重くなるのでは?」と思われる方も多いかもしれません。

これについては、否定はしませんし、個人的にも気になった点です。

しかしPathfinderには、転がりの速いセンターストリップがあります。

さらにセンター部分には転がり性能を重視したGRIPTON T2、ショルダー部分にはグリップを重視したGRIPTON T5を採用。

直進時の転がりと、コーナリング時のグリップを使い分けています。

そのため45cでも、

舗装路を走ってグラベルへ向かい、そのまま未舗装路を楽しむ。

そんなグラベルバイクらしい使い方と非常に相性の良いタイヤです。

実際に使用したらインプレッション書きますので、気になる方はお待ちください。

45cだからこそ広がる走れるフィールド

40cから45cへ。

数字だけなら、わずか5mmの違いです。

しかしタイヤのエアボリュームが増えることで、荒れた路面での安心感やトラクション、快適性は変わってきます。

舗装路中心のルートから、「この先の林道にも入ってみよう」と思える安心感。

速さだけではなく、

走れる場所そのものを広げてくれる。

これが45cを選ぶ大きな魅力だと思います。

T2 / T5デュアルコンパウンド

Pathfinder TLRでは、GRIPTON T2 / T5という2種類のコンパウンドを使い分けています。

センターには転がりの速さを重視したT2。

サイドにはグリップ性能を重視したT5。

直線ではスピードを伸ばしながら、バイクを倒したコーナリングではしっかりグリップさせる。

センタースリックというPathfinderのトレッドパターンと合わせて、速さとトラクションを両立するための設計になっています。

60TPI 3層TLRケーシング

ケーシングには、60TPI 3層TLR構造を採用。

チューブレスに対応しているため、グラベルでは低圧化によるメリットをさらに活かすことができます。

特に45cをチューブレスで使用すると、

エアボリュームの大きさ+低圧セッティング

というワイドタイヤならではのメリットを引き出しやすくなります。

グリップ、快適性、パンクリスクへの対応。

グラベルを本格的に楽しむなら、ぜひチューブレスで使っていただきたいタイヤです。

40cと45c、どちらを選ぶ?

迷いやすいのが、

700×40cと700×45c。

舗装路の割合が多く、軽快さや重量をより重視するなら40c。

一方、

荒れたグラベルも積極的に走りたい。
長距離で快適性も重視したい。
グリップと安心感が欲しい。

そんな方には45cがおすすめです。

Pathfinderはセンターストリップによる転がりの良さがあるからこそ、

「45cの安心感を手に入れながら、舗装路での軽快さも大きく犠牲にしたくない」

という使い方に非常にマッチします。

Cruxにもおすすめしたい45c

例えば、先日ご紹介したCrux 5やCrux DSW。

Crux 5は最大で55mm(2.2インチ)、Crux DSW最大47mmという大きなタイヤクリアランスを備えています。

そこへPathfinder TLRの45cを組み合わせれば、Cruxの軽快な走りを活かしながら、グラベルでの安定感や快適性をさらに高めることができます。

※Crux 5の完成車には標準装備されています。

ロードバイクに近い軽快さを楽しみながら、

舗装路の先にある未舗装路まで、そのまま走っていく。

CruxとPathfinderらしい組み合わせです。

タイヤにもコーティングがおすすめ!

砂利道や林道を走るグラベルタイヤは、どうしても泥や砂などの汚れが付着しやすくなります。

そこでタイヤ交換と一緒におすすめしたいのが、クレスト4° タイヤコーティングです。

タイヤ表面をコーティングすることで汚れの付着を抑え、ライド後のお手入れもしやすくなります。

特におすすめなのが、まだ汚れの付着していない新品タイヤへの施工。

Pathfinder TLRへの交換と合わせて、

タイヤ交換 + チューブレス化 + タイヤコーティング

までまとめて施工するのもおすすめです。

思いっきりグラベルを楽しんだ後のお手入れまで、少し快適にしてみませんか?

施工費は新車(新品)・洗車時:¥1,650(税込)/1本 で行えます。

まとめ

グラベルタイヤは、太ければ安心だけど重い。

細ければ速いけれど、荒れた路面では不安。

そんなイメージを持たれている方も多いと思います。

Pathfinder TLR 700×45cは、その中間を狙うのではなく、

「太さによる安心感を持ちながら、それでも速く走る」

ための選択肢です。

舗装路。

ハードパック。

砂利道。

そして、その先にある林道へ。

いつものルートから、もう一本先の道へ行ってみる。

そんなグラベルらしい遊び方に、700×45cというサイズは非常に面白い選択肢ではないでしょうか。

タイヤサイズやチューブレス化、使用する空気圧についても、スペシャライズド熊本スタッフまでお気軽にご相談ください!

「速いグラベルタイヤ」を太く履く

そんな要望を叶えてくれるタイヤではないでしょうか。

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