Tarmac SL9 各グレードの違いを解説

  • 公開:2026.08.29
  • 更新:2026.08.29

ご覧いただきありがとうございます。スペシャライズド金沢スタッフの森です。

8月26日にTarmac SL9の S-Level / Expert / Comp グレードが発売されました。

7月1日のローンチではS-Worksグレードのみでしたが、これで全グレードが出揃ったことになります。

各グレードの違いを大まかにまとめました。

グレード完成車価格
(税込)
フレームフォークコンポーネントホイールハンドルシートポスト
S-Works1,980,000円Fact Carbon 12RFact Carbon 12RSram Red / Shimano Dura-AceRapide CLX IIIRapide CockpitSW Rapide Post
S-Level1,430,000円Fact Carbon 10RFact Carbon 12RSram RedRapide CL IIIRapide CockpitSW Tarmac SL8 Carbon Post
Expert924,000円Fact Carbon 10RFact Carbon 12RSram Force / Shimano UltegraRapide C38Rapide Stem + Expert Shallow Alloy HandleSW Tarmac SL8 Carbon Post
Comp594,000円Fact Carbon 10RFact Carbon 12RSram Rival / Shimano 105DT Swiss R470Rapide Stem + Shallow Alloy HandleSW Tarmac SL8 Carbon Post

Proの代わりとなる「S-Level」

今回のSL9は、前作までであったProの代わりとなる「S-Level」というグレードが発売されています。

これまでのProとの違いはフォークと付属するコンポーネントのグレード

フレームはこれまでと同じくFact Carbon 10Rですが、今回からフォークが12Rとなっています。

またコンポーネントは、Proではセカンドグレード(Sram Force AXS / Shimano Ultegra Di2)が付属していましたが、S-Levelでは最高グレードのSram Red AXSがアッセンブルされています。
※Dura-Ace仕様のS-Levelは発売されておりません。

パワーメーターはS-Works 完成車と同じく、純正の両側計測仕様。

ホイールはセカンドグレードのRapide CL III、シートポストは通常のSL8ポストがそれぞれ付属しており、これらはしっかり価格に反映されています。

コンポーネントがハイエンドなのが人によっては嬉しい点。

いずれS-Worksグレードやそれ以外のフレームに載せ替えしようと考えた際にもコンポ買い替えの必要がありません。

S-Worksグレードよりも550,000円安くハイエンドコンポを手に入れることができます。

全てのグレードでフォークが12Rに変更

前作SL8では、Proグレード以下は「10Rフレーム+10Rフォーク」のセットだったのですが、実はSL9では「10Rフレーム+12Rフォーク」に仕様変更されています。

些細な違いに感じられるかもしれませんが、フォークはグレード間で100g変わることもある重要なポイント。

SL9は前作に比べて横から見たフォークの幅が広くなって表面積が増えているので、S-WorksからCompまで同じ12Rフォークが使われている点には、重量増を極力抑えたいという思いが感じられます。

CompはSL8から66,000円、Expertは99,000円の値上げをしているように見えますが、これは性能の向上はもちろんのこと、フレームセットのグレードが前作同グレードより上がっていることが反映されていると考えてよいでしょう。

コストパフォーマンスに優れるグレードでも、本来の走りを犠牲にしていません。

S-Level / Expert / Comp はフレームセットのグレードは全て同じです。

ホイール、ハンドル、シートポストの仕様

ホイール

全グレード間で仕様がしっかり分かれています。

S-Works / S-Level / Expert はそれぞれグレードの異なるカーボンホイール。

Compは定番のDT Swiss R470(アルミホイール)。

ハンドル

S-Works / S-Levelは一体型のRapide Cockpit が付属。

Expertは今回初登場するRapide Stemに高品質アルミ合金製ハンドルの組み合わせ。

CompはExpertと同じく別体仕様ですが、ハンドルのグレードが同じアルミでも一段階落とされています。

シートポスト

S-Worksのみ今回のSL9で新しく開発された「SW Rapide Post」が付属しますが、S-Level以下はSL8で使われていたカーボンポストが引き続き採用されています。

S-Worksは細部にまでこだわっていますね。

トレンドを反映したハンドル幅とクランク長

これは全グレードに共通する前作との違いですが、ハンドル幅とクランク長の各サイズにおける寸法が見直されています

前作SL8では下記の通りでした。

SL849サイズ52サイズ54サイズ56サイズ
ハンドル幅380mm400mm420mm420mm
クランク長165mm170mm172.5mm172.5mm

例えば、日本人の平均身長に近い52サイズ(適応身長163~170cm)では、ハンドル幅380mm、クランク長165mmが最も人気であり、どちらも最初に付属するものからサイズ変更が必要でした。

54 / 56サイズのハンドル幅420mmとクランク長172.5mmもそれぞれ多くの方にとって感覚的に大き過ぎるサイズが付属していました。

それがSL9では下記の通りトレンドを押さえたサイズに見直されています。

SL949サイズ52サイズ54サイズ56サイズ
ハンドル幅380mm380mm380mm400mm
クランク長165mm165mm170mm170mm

全体的にワンサイズ~ツーサイズ見直しがされており、交換せずとも違和感のない寸法になりました。

420mm幅のハンドルと、172.5mmのクランクは現在の市場ではほとんど選ばれなくなっているのではないかと思います。

個人的には今後発売されるAethosやRoubaixにもこれらの変更が採用されることを期待しています。

Roval アップグレードプログラムが常設化

バイク本体(完成車・フレームセット)と同時に購入することでRovalのハンドル、ホイールを15%オフで手に入れられる期間限定キャンペーンが常設化されました。

元々は2026年3月6日~5月15日までの期間限定キャンペーンだったものが9月30日まで延長になり、更には常設のプログラムとしてご利用いただけるように!

「はじめから別次元」の言葉通り、納車後の走り出しから違いを実感いただけます。

キャンペーンの詳細はこちらから → Roval アップグレードプログラム

入荷予定について

スペシャライズド金沢では下記商品が試乗車として入荷予定です。

商品名:Tarmac SL9 Comp – Shimano 105 Di2
サイズ:54(適応身長およそ170~175cm)
カラー:グロスドロマイトメタリック/カイエンメタリック
入荷予定:10月下旬頃

Tarmac SL9 は現在のところ、すべての商品が客注のみの発注となっております。

気になる商品があれば、納期など含めてぜひお気軽にお問合せください。

ご注文お待ちしております!

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