ロードバイクの始め方【モデル選び編】

  • 公開:2026.08.7
  • 更新:2026.08.7

ロードバイクに乗ってみたいけど、たくさんモデルがあってどうやって選んだらいいか分からないという方は少なくないのではないでしょうか。
そこで初めてロードバイクを選ぶ方へ向けて、スペシャライズドの現行ロードバイク全9モデルを3つのカテゴリに分けて解説してみました。

これからロードバイクを始めようと考えている方の参考になれば幸いです。

ロードバイク 3つのカテゴリ

ロードバイクとは、より速く遠くへ走ることを考えて作られたスポーツ自転車。
見た目を簡単に言うと、このようなドロップハンドルがついている軽量な自転車です。

数えきれないメーカーやモデルがある中でどうやってロードバイクを選んだらいいのか。
すごく簡単に言ってしまうと「見た目やカラーが気に入ったものに乗りましょう!」ということになるのですが、折角なのでここでは一歩踏み込んでもう少し詳しくご説明します。

ロードバイクは下記の3つのカテゴリに大別されます。
・パフォーマンス重視のレースバイク
・快適性重視のエンデュランスバイク
・オフロード走行重視のグラベルバイク

レースバイク

文字通りパフォーマンス=速さを追い求めるためのバイク。
軽量かつ空力に優れており、3種類の中でも特に最高速度やタイム短縮を目的に設計されています。
最初からレースに出場することが目的である方はもちろんおすすめですが、プロ選手が乗っている自転車に憧れを感じたり、機能美由来のデザインに惹かれる方にも魅力的に映ります。

スペシャライズドでは Tarmac / Shiv TT / Allez Sprint が舗装路においてこのカテゴリに該当します。
後述しますが、未舗装路ではCruxもこのレースバイクに属しています。

Tarmac

Tarmac(ターマック)はスペシャライズドを代表するレースバイク。
ツール・ド・フランスといった誰もが聞いたことがあるレースで実際に選手が乗るモデルです。
最速のためには「軽さ」だけでも「空力」だけでもない、時に相反するこの二つの両立が求められます。
過酷な超級山岳も、高速巡行が必要な平坦でも、レース中のあらゆるシーンを通して最速。
最先端の研究と技術を結集して「全てを征す一台」、それがTarmacです。

Tarmac SL7:Sportグレード 346,500円(税込)から
Tarmac SL8:Compグレード 528,000円(税込)から
Tarmac SL9:S-Worksグレード フレームセット 880,000円(税込)から(8/8現在)

Shiv TT

Shiv TT(シヴTT)はレースの中でもタイムトライアルに特化。
最高速で直進することのみを考えられたロマンのあるモデルです。
空力を求めた太いフレーム形状ですが、他のメーカーと比べても最軽量クラス。
現タイムトライアル世界王者であるレムコ・エヴェネプールが駆るバイクでもありその実力は証明済みです。

フレームセットのみ 682,000円(税込)から。

Allez Sprint

Allez Sprint(アレースプリント)はTarmacのアルミ版ともいえるポジション。
後述するAllez(アレー)の派生モデルですが、同じAllezでも全く違う乗り味。
金属フレームによる丈夫さや、よりお手頃な価格が魅力。
全9モデルで最も硬い乗り味だと感じる方は少なくないかもしれません。
フォークとシートポストはTarmac SL7と同じカーボン製。

現在はフレームセットのみ220,000円(税込)から

エンデュランスバイク

ロードバイク自体の速さを大きく犠牲にすることなく、快適性も両立したカテゴリ。
レースバイクは跨ってハンドルを握ったときの前傾姿勢が3種類の中で最も低くなる傾向がありますが、エンデュランスバイクはよりハンドルが近くて高め、つまりレースバイクより楽な前傾具合が特徴です。
より太いタイヤが履けるクリアランスを備えていたり、長いホイールベース(前輪と後輪それぞれの芯芯距離)により直進安定性が高められている点もメリット。
姿勢に不安を感じておりスピードよりも楽さや快適性を重視する方、または最高速度よりも最長距離に挑みたい方などに向いています。

スペシャライズドでは Roubaix / Aethos 2 / Allez / Creo がこのカテゴリです。

Roubaix

まだ存在していなかったエンデュランスバイクというカテゴリそのものを作ったと言われるRoubaix(ルーベ)。
ハンドル下にスペシャライズド独自のサスペンション「Future Shock」を搭載し、サドルもしなり易い機構になっており快適性に特化したフルカーボンモデルです。
これらの振動吸収機構を備えていながら、それでいて速いのがこのモデルの特徴です。
38Cまでのタイヤクリアランスを備えているので、タイヤをカスタマイズすれば軽い未舗装路であれば対応できてしまう汎用性の高さも魅力。

ベースグレード 297,000円から。

Aethos

スペシャライズドのロードバイクの中で最も軽量なのがこのAethos(エートス)です。
しかしいたずらに軽さを追い求めたのではなく、乗っていて楽しいかというライドクオリティを最優先に設計されています。
カーボンフレーム全体を通して力を伝える・受け止めるというフローステートデザインにより、Roubaixのようなギミックはなくとも快適性を実現しています。
Aethos 2はTarmacとRoubaixの中間くらいの前傾具合で乗りやすく、かつTarmacをも超える軽量性であり、サイクリングの根源的な楽しさを訴えかけてくる唯一無二のバイクです。

Aethos 第一世代:Sportグレード 346,500円(税込)から
Aethos 2:Expertグレード 792,000円(税込)から

Allez

スペシャライズドのロードバイクで最も入門向けなのがこのAllez(アレー)。
エントリーモデルでよく採用されているアルミ製フレーム+カーボン製フォークの組み合わせですが、このAllezはクラス最軽量かつ、Roubaixをも超えるエンデュランスジオメトリー(ハンドルの高さと近さ)が特徴です。
安価で乗りやすい上に、より軽量化してレース向けにカスタマイズしたり、より太いタイヤを履かせて通勤や通学用にしたり、さらにはラックを取り付けて旅用のバイクにしたり等、その多用途性が魅力。
ロードバイクを始めてみたいけど、自分がやりたいのがレースなのか、ロングライドなのか、はたまた知らないところへ走りに行くサイクリングなのか定まっていない方へも推したいモデルです。

ベースグレード 198,000円(税込)から。

Creo

Creo(クレオ)は電動アシスト付きのロードバイク。
自分の漕ぐ力に応じて時速24kmまでアシストしてくれます。
最初から付属してくるのはグラベル用の太めなタイヤですが、もう少し細めなタイヤに交換して舗装路向けのカスタマイズも可能。ハンドルも高めで近めなので姿勢も楽。
アシストの使い方にもよりますが100km以上の走行も可能なポテンシャルを秘めています。
上り坂は当然そのアシストパワーで楽々走ることができますし、事情があってあまり激しすぎる運動ができない方でも楽しめるモデルです。
エンデュランスでありグラベルでもあります。

アルミモデル 616,000円(税込)から。

グラベルバイク

グラベル(Gravel)とはご存じの通り「砂利」を意味する言葉。
未舗装路での走行に特化したカテゴリがこのグラベルバイクです。
エンデュランスバイクよりも更に太いタイヤクリアランスと、より高くて近いハンドル位置を備えます。
その快適性は未舗装路だけではなく舗装路でも実力を発揮します。
Divergeと、先に紹介したCreo、そしてCruxがグラベルカテゴリに属します。

Diverge

スペシャライズドにはグラベルバイクは3車種ありますが、DivergeCreo はどちらかというとレースではなくアドベンチャー(遊び)寄りの用途です。Divergeはフレームの中にパンク修理キットを内蔵できるストレージを備えていたり、より多くの荷物が積載ができる設計になっており冒険心をくすぐられます。DivergeもCreoもRoubaixと同じくFuture Shockを搭載しているため、その太いタイヤと合わせて非常に柔らかい乗り心地で安心して未舗装路に挑むことができます。

Diverge 4:Compグレード 583,000円(税込)から

Crux

Crux(クラックス)はオンロード(舗装路)ではなくオフロード(未舗装路)での速さを求めたレースバイク。
グラベルバイクなのですがDivergeやCreoと違って用途はレース向け。
ここ数年、世界中で盛り上がりを見せているグラベルレースで活躍するためのバイクです。
Tarmac由来の軽量性と空力、そして55mmという極太のタイヤクリアランスで、締まったグラベル区間では全モデルで最速の性能を発揮します。

Crux 5:Compグレード 594,000円(税込)から


さて、スペシャライズドのロードバイク全9モデルを大まかに解説しましたがいかがでしたでしょうか。
どのモデルがどんな用途で作られているかが分かれば、モデル選びの大きな一歩になります。

グレードやサイズ、カラー選びなど更なる詳しいご相談は、ぜひ店頭でお待ちしております。
商談のご予約もお受けしておりますのでお気軽にお申し付けください!

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