「ここ数か月でバイクを乗り換えたのだが、できるだけ前のポジションを引き継いだにもかかわらず、いまだに違和感が抜けない。」
そのようなお悩みから当店HPをご覧頂き、この度Retül Fitをお申込み頂きました。
この度はBOMA Allumerを実際にお持ち込みいただいてのフィッティング。
フィットバイクを使用し、数値をもとにバイクのセッティングを行うのとは違い、実際のバイクを使用しながら進めることで、よりリアルな変化を感じながらフィッティングを進めることができます。
バイクを買い変えてから感じる違和感の改善を主の目的としながらも、快適に速く走れるポジションにも興味を持っていただき、どちらもバランスを取りながら調整を行っていく事になりました。
サドルはRomin Evo155mmから、Power Expertの143mmに変更。
ショートノーズのサドルは初めてとの事で、ライド中に座る位置をうごかすことがあり、可動域が少なくなってしまう事を心配されていました。
DSD計測機にて座骨結節の幅を計測し、サドルの幅は143mmで決定。
実際に座っていただきテストを重ねることで不安は払拭された様子でした。
これまで感じられていた座っているうちに前にずれてきてしまう状態も同時に解消するができ、その場で交換をご希望されました。
ライド中、太ももの前面ばかり疲労してしまうことも悩みとのこと。
対応としてサドルを少々上げ前進させていただきました。
ポジションの変更だけで使用する筋肉を変えてもらう事は難しく、合わせて意識を変えていただく事で効果は大きく違ってきます。
上半身はフィッティングを行う前から、コンフォートで走りやすいポジションが出来上がっていました。
しかし現在のポジションについて違和感を感じていらっしゃるという事から、思い切って体幹を使いやすくする為にステム長の変更とハンドル角度を思い切って調整しました。
ハンドルの角度を変更したところで「こんな感じだったかも!」と何かをつかんだ様子で、調整を詰めるほどに違和感が晴れてきた様でした。
前傾姿勢が強まった事で自然にペダルに荷重できるポジションに代わり、「速く走れそう。」とわくわくされているご様子でした。
他社様のフィッティングサービスを受けて既に改善済みではあったものの、膝の痛みにも悩まされた経験があったそうです。
シューズの角度調整でしっかり対策が取られていたので、その点は変更なし。
痛みが出てしまった原因のペダリングは現在も変わってなかった様なので、身体の状態から原因と対策をお伝えさせていただき、フィッティングを終えました。
S様の身近にレベルの高いレーサーがいるとの事で、サイクリングがメインというお話の中にも、端々に速く走る事への渇望を感じました。
身体的特徴の改善やスキルの向上に合わせて、取れるポジションも変わってまります。
これからも疑問が出てきた際には、お気軽に頼っていただけますと幸いです。
Retül Fitのご用命、ありがとうございました。
スペシャライズド北海道エクスペリエンスセンターではポジションやRetül Fitのご相談等、購入店やバイクブランドを問わず承っております。
サイクリングに関してお悩みをお持ちのライダーは、いつでもお気軽にスタッフまでご相談下さい。
またメール等でのご相談も受け付けております。
下記よりお気軽にお問合せくださいませ。
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