この度はO様から一体型ハンドルへのアップグレードご依頼をいただきました。
今年Tarmac SL7をご購入いただいて以降、精力的にトレーニングでライドをされているO様。これまでにホイールとタイヤのアップグレードのカスタマイズをご依頼いただいてきましたが、今回は一体型ハンドルへの交換になります。
交換するのはTarmac SL8と共に登場した一体型ハンドルRapide Cockpitになります。近年増えている一体型ハンドルですが、軽量化と共にエアロ効果を極限まで高める目的で搭載車体が増えています。
ハンドルを固定するステムのフェイスプレートとステムが構造上、どうしてもを空気の流れを受け止める形になりエアロ効果が最大化することができません。
一体型ハンドルはステム部分も含めて強度を持たせつつ扁平させ、エアロ効果を究極まで高めています。
今回ハンドルをアップグレードするに当たり、ポジションをどう変更させるのかという所に焦点が当たりました。ロードバイクに乗り始めると身長や手足の長さ、身体の柔らかさ、好みによって最適なポジションは変わっていきます。
今回はRapide Cockpitの注文前にお乗りのTarmacと共にしっかりとした打ち合わせを行いました。
ハンドルが遠く感じられており、尚且つハンドル幅が広く力を入れにくいとのことでハンドルを狭く、ステム長が短いものに決定しました。
簡単に交換とはいかないパーツなのでサイズ選びはとても大切になります。
Rapide Cockpitはブレーキホースがハンドル内装の為、ハンドル交換の際に一度ブレーキホースを外す必要があります。ブレーキホースは構造上、レバー接続部分のオリーブとコネクトインサートが再利用できない為、ブレーキホースを1cmほどカットする必要があります。
この時ブレーキホースの長さが足りない場合、ブレーキホースを全交換になるのですが、ブレーキホースに少しゆとりがある長さにしていた為、交換せずにすみました。
ブレーキホースが全交換になるとその分、金額が増す為、交換しないに越したことはありません。
ハンドル交換後、ブレーキホースを接続し、ブリーディング後、バーテープを巻いて完成になります。空気を切り裂くかっこいいいフォルムでO様もご満足いただけること間違いなしです。ご依頼ありがとうございました。
一体型ハンドルにアップグレードしたTarmac で走りの違いを体感していただければと思います。当店にお立ち寄りの際は、是非お話をお聞かせ下さい。
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