今回の車体と施工内容について

今回は、メリダのエアロロード「2016 REACTO 4000」のセミオーバーホールをご依頼いただきました。
ご自身でカスタムをされていてメンテナンスもされていたのですが、後ろブレーキが気になるとのことでした。
春のライドシーズンに気持ちよく乗りだすためセミオーバーホールをご依頼いただきました。
それでは各パーツの作業内容について見てみましょう。

ハンドル周りについて

リアブレーキワイヤーがサビていて動きが重くなっていました。
各ワイヤーは定期的な交換が推奨されます。汚れやサビが原因で変速やブレーキの動きが悪くなったり、摩耗によりインナーワイヤーが切れてしまうこともあります。
ワイヤーを交換したことでブレーキのタッチが軽くなり、レバーの引きがスムーズになりました。

ハンドルポジションについて

空気抵抗を減らしたい場面やより力をかけてペダリングする時に下ハンドルを活用します。
お持ち込みいただいた状態はハンドルが上を向いていて下ハンドルが握りにくい状態でした。
ご了承をいただき、ハンドル角度とブラケット位置の調整をさせていただきました。
下ハンドルは下り坂や平地のスプリントなどで活用できるのでこれから役立てていただければと思います。

ドライブトレインについて

定期的にドライブトレインを洗浄する事で保守部品を長持ちさせます。
今回はチェーンが交換目安に達していた為、交換させていただきました。
交換目安に達している場合、チェーン、スプロケット、チェーンリングの交換もセミオーバーホール代金に含まれるのでは同時にご依頼いただくとお得です。

クランク、ペダル、前後ディレイラー、ブレーキは取り外して洗浄します。
分解することで、消耗具合の確認や思わぬ破損を発見する事もあります。
必要に応じ修理・交換することで自転車の寿命を延ばすことに繋がります。

フレームについて

洗車はフレームやパーツを保護に繋がるので定期的に行うことが推奨されます。
付着した汚れや塩分、泥などを落とす為にフレーム全体を洗剤で泡だらけにします。
フレームやパーツが痛まないようにブラシとスポンジを使い分けて汚れを洗い出します。
汚れが残ったままだとフレームや各パーツにダメージを与える場合があるので隅々まで行います。

全体について

洗浄後、各パーツを取り付け、ブレーキと変速を調整し、全体のネジをトルクチェックします。
最後にバイク全体をバイクプロテクトで拭き上げて完成になります。
まるで新車と見違えるような綺麗な仕上がりになりました。

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中古での購入や、通販での購入品ももちろん受付致します。
愛車と一緒に安心安全快適なサイクリングを楽しむために、少しのご不安があればいつでもご相談ください。

※設備都合上お持ち込みのメンテナンスやオーバーホールなどのお預かり作業ができない期間があります。ご了承ください。
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