「あなたの決戦用タイヤ(レース用タイヤ)って何ですか?」という質問をされたとしたら、何とお答えするでしょうか?
私も自問自答しています。
耳ダコのお客様もいらっしゃるかと存じますが、今年「富士ヒル」に出走します!
「体力の衰えはどうしようもないので、せめてバイクだけでも」との思いで機材選びをしております。
先日フレームとホイールは最適解を見つけました。
【ROVAL ロードホイールインプレッション】ヒルクライム最強ホイールは〇〇〇でした!
おおいに頭を悩ませているのがタイヤです。
クリンチャーにするのかチューブレスにするのか。クリンチャーもしくはチューブレスの場合、タイヤは何がいいのか。
考えても答えは出ないので、実際走ってみよう!ということで、先ずはクリンチャータイヤを試してみました。
今回購入したタイヤはこちらになります。
SPECIALIZED TURBO COTTON TIRE 700X26C
TURBO COTTON TIREを選んだ理由として、
・ラインナップ中、唯一のオープンチューブラータイヤ(注1)であること。
・クリンチャー専用設計で、重量が一番軽いこと。
・接地面にGRIPTONコンパウンドが使われているので転がりが軽いこと。
・320TPIの柔軟なコットンケーシングのおかげで、タイヤが跳ねにくく乗り心地がいいこと。
・性能に関係ないですが、「かっこいい」のと「バイクのイメチェン」になるからです。
(注1)オープンチューブラータイヤ…通常のタイヤと違い、熱を加える工程をおこないません。それによりゴム本来の弾力性が失われず、振動吸収性が高くグリップ力があるタイヤになります。
使用機材
BIKE:S-WORKS TARMAC SL8 – SHIMANO DURA-ACE DI2
WHEEL:ROVAL ALPINIST SLX DISC FRONT ,ROVAL ALPINIST SLX DISC REAR
TUBE:TURBO PRESTA VALVE TUBE WITH TALC
空気圧は90PSIに設定しました。
検証はいつもの屋島スカイウェイでおこないました。
STRAVAリンク:https://strava.app.link/70l9CFFsVHb
果たして結果はいかに!
タイムトライアル結果
4/25 (天候:晴れ)
1本目 14:17 Av250W
2本目 16:10 Av224W
3本目 15:52 Av224W
4本目 16:05 Av220W
5本目 16:41 Av207W
6本目 17:00 Av208W
7本目 18:00 Av193W
8本目 18:32 Av186W
1~3本目の平均タイム:15分26秒
1~3本目の平均出力:232W
【参考値】3.99秒/1W
ご参考に、S-WORKS MONDO 2BLISS READY T2/T5 700 X 28をクリンチャーにした時のタイムトライアル結果です。
タイヤ空気圧:80PSI
2/28 (天候:晴れ)
1本目 14:09 Av264W
2本目 15:31 Av245W
3本目 16:07 Av222W
1~3本目の平均タイム:15分15秒
1~3本目の平均出力:243W
【参考値】3.76秒/1W
結果からみてとれるように、正直微妙で自分でもよくわかりませんw。
指標として正しいのか不明ですが、【参考値】ではS-WORKS MONDOタイヤの方が1Wあたりの秒数が軽減されています。
タイムトライアルはライダーのコンディションや風向きが大きく影響するので、この結果から「TURBO COTTON TIREがタイム短縮の面でおすすめです」とは言いづらいですが、しなやかで乗り心地がいいので走っていて気持ちがいいのは間違いありません。
他タイヤと比較して、あきらかにタイム差がつかないのであれば、私はTURBO COTTON TIREを決戦用に選びたいと思っています。
パンクリスクが高かったり、耐久性に難ありとのお話もありますが、降雨後の荒れた路面のダウンヒルでも今のところノーパンクですし、摩耗が早いという感じはありません。あくまで主観ですが、決戦用タイヤに耐久性は求めておりませんので、この点に関しては問題ありません。
近いうちにチューブレスタイヤでのタイムトライアルをおこないます。
当記事にご興味を持たれた方は、次回ブログも楽しみにお待ちくださいませ。
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