【バイク紹介】SHIV TT〜ニセコ世界選手権より

  • 公開:2026.08.28
  • 更新:2026.08.28

メカニックのCUB・オーナーの高岡がUCIグランフォンド世界選手権でニセコ遠征中につきショップが手薄になりご迷惑をおかけしてます。

高岡がニセコよりお届けします。

世界選手権タイムトライアルを走ったSHIV TT

榊原航太選手(Roppongi Express)が世界選手権タイムトライアルを走ったバイクです。

SHIV TT(サイズL)にシマノコンポの組み合わせです。

約15kmのコースを19分38秒で走り、平均時速は約45.8km/h。
ロードレースであれば「強いやつは何乗っても勝つよ」となりがちですが、タイムトライアル競技においては機材を変えればそれが確実にタイム短縮につながり、順位に直結するというのが現実です。

機材厨にとってはたまらない競技です。

また当然ながら、機材だけではなく身体の性能もタイムに直結します。
ある意味他人との勝負ではなく自分との戦い。自分の努力がタイム・順位という形でハッキリと現れるのもタイムトライアルの醍醐味です。
その点ではヒルクライムと似てもいますが、決定的な違いはダイエットをする必要がない(減量がパフォーマンスアップに繋がらない)という点です。これは嬉しいですね。

パーツ構成

ざっくり書くと、TTバイクはフレーム+ハンドル+ホイール+コンポーネントです。

フレーム:

当代最強のタイムトライアルスペシャリストであるRemco Evenepoel選手をサポートするSpecializedなので、最速のTTバイクを供給するのが使命です。そう、SHIV TTは世界最速の選手が乗るバイクなのです。

ハンドル:

空力の要と言えるパーツで非常に重要です。ハンドル自体の空力と言うより、ハンドルによりどのようなエアロフォームを取るかが大きく速度(タイム)に影響します。

純正ではアルミ丸パイプのエクステンションですが、そこをカスタマイズして乗る選手がほとんどです。
ただ最初はノーマルハンドルのまましばらく走ってどういうポジションを目指したいかを探るのも良いでしょう。

ホイール:

ホイールもまたタイムに直結する最重要パーツの一つです。
よほどのことがない限り、後輪はディスクホイールが鉄板です(鉄ではなくカーボンですが)。
前輪は好みが分かれます。

後輪のディスクホイールですが、各社様々な商品がありますが、性能差はそこまで大きくないと感じます(重量・剛性などで好みは分かれますが)。
その中でもイチオシはRoval 321 DISCホイールです。
世界チャンピオン・オリンピックチャンピオンが実戦で使うホールが330,000円です。
重量も1,000g強と軽い部類です。

コレを買っておけば間違いないです。(榊原選手も使用)

榊原選手は2スポークのコンポジットホイールという飛び道具を使っていますが、リムハイトの高い通常のスポークホイールが主流です。
前輪に関してのイチオシはRoval SPRINT CLXです。
このホイールはロードレースでもy普通に使用できるけど、タイムトライアルでも武器になるほど空力が良くて、コーナーリングや横風においても圧倒的なスタビリティを誇ります。

コンポーネント:

コンポーネント(変速・ブレーキ)に関してはShimano・SRAMの2択です。
今までであればとりあえずシマノにしておけば、、、という感じですが、最近風向きが変わっているように感じます。SRAMの勢いが増してます。

SRAMが勢いを増している一つの理由は、1x(ワンバイ、フロントシングルギアのことです)の隆盛です。
榊原選手のバイクは2x(フロントダブルギア)ですが、高速巡航に特化したタイムトライアルでは1xが増えてきています。SRAMは1xに強いんです。

ここらへんの話はとても長くなるので別の機会に。もしくはスペシャライズド自由が丘で直接スタッフとお話ください。

TTのレギュレーション(UCI)

ニセコ世界選手権にて実感したのは、UCIレギュレーションの重要性です。

UCIレースに限らず、全日本選手権などのJCF公認レースの全てはUCIルールに準拠する必要があります。
タイムトライアルにおいて、サドル位置・ハンドル位置などがUCIルールで細かく(厳しく)規定されています。
競技会に出る以上ルールに適合させるのは参加者の当然の義務です。
そしてルールは当然事前に公開されています。
にも関わらず少なくない数の選手が車両チェックで引っかかっていました。

是非ノウハウのあるショップでチェックしてもらい、レース直前で慌てないようにしましょう!

スペシャライズド自由が丘はオーナー高岡(私ですが)の特質上、レース機材としての自転車とても得意にしています。
今回も世界選手権のタイムトライアルにRoppongi Expressから4名エントリーしました(出走は3名)。

タイムトライアルを楽しみたい方は是非お気軽にお店に相談に来てみて下さい。

※オーナー自身は現在トライアスロンはやっていないですが、トライアスロンのお客様も多いですし、バイクパートに関してはトライアスロン専門店に負けないノウハウをご提供できると思います。

文責:高岡

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