4月12日(土)に毎春恒例のお花見サイクリングを開催しました。三春滝桜を中心に郡山市周辺の厳選したお花見スポットを巡りました。今年は、スペシャライズド福島のサポートライダーに就任したフリーアナウンサーの幡谷明里さんがゲストで参加し、参加者と和気藹々としたサイクリングを楽しみました。
コースは郡山市内からサイクリングロードを通って北上し、三春周辺を巡る50kmに設定。道中には桜や梅、菜の花といった春の花々が咲き誇り、至る所に春を感じます。
第一チェックポイントは西田町にある梅の里、通称「梅ロード」。花の季節になると、1,000本以上ある梅の木の花が一望できる梅の里は、東京ドーム2個分の広さで、畑一面純白に咲いた梅の花と香りで埋め尽くされます。地域特産物として6千本以上の梅が栽培され、良質の生梅を生産し、梅干しや、カリカリ梅などを加工しています。
続いて、10kmほど北上して推定樹齢600年のエドヒガンザクラ、塩ノ崎の大桜を見に行きました。高さは約18メートル、幹囲約7メートルの大桜。地上1メートルのところで三枝に分かれ、東西南北各20メートルで均衡がとれた見事な枝ぶりで、優雅な佇まいが特徴です。平成17年に福島県天然記念物に指定された名木で、地元では「種蒔き桜」として親しまれているとのこと。
塩ノ崎から15kmほど移動し、いよいよ三春滝桜へ。日本三大桜に数えられる滝桜は、大正11年10月12日に、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定された名木です。開花期には四方に伸びた枝から、薄紅色の小さな花を無数に咲かせ、その様はまさに流れ落ちる滝のように見えることから「滝桜」と呼ばれるようになったとも言われています。イベント当日は、ほぼ満開のタイミングだったこともあり、周辺の道路は渋滞し、滝桜の周辺も観光客でごった返しているのを見て、改めて滝桜の人気ぶりを感じました。
お待ちかねの昼食は、肉と野菜の農家イタリアン~Arigato~さんの仕出し弁当をご用意しました。Arigatoは、“お箸を使って自宅でくつろぐような感じで過ごしていただくイタリアン”をコンセプトに、地元福島の食材をメインに使ったイタリアン店です。今回のお弁当はイタリアンらしいカラフルな野菜を使った美しい見た目と、素材の持ち味を生かしたシンプルで香り高い味わいで、とてもおいしかったです。
デザートには、おいしきかくれがさんの特製パウンドケーキを。お花見仕様にパッケージも特別に作っていただき、参加者の皆様からも好評でした。
お花見の締めは、お昼ご飯を食べたBRITOMARTのすぐ近くにある花木団地へ。花木団地は、昭和45年に福島県の「花木集団産地育成事業」によって整備されました。約25ヘクタールの敷地には、桜の他にもモクレン、レンギョウ、ウメ、モモ、ボケ、ナンテン、サンゴミズキ等、春の花々が辺り一面に咲き誇ります。
今年は天候にも恵まれ、満開のタイミングもバッチリで最高のサイクリングイベントになりました。また来年も開催したいと思いますので、ご参加をお待ちしております。
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