街乗りにおすすめなレンジエクステンダーの使用方法

距離を伸ばすだけではない、レンジエクステンダーの街乗りやe-バイク＋レンジエクステンダーを組み合わせたのご自宅での保管方法をご紹介いたします。

SL Range-Extender Battery

スペシャライズドのe-バイクに装着することで最長65㎞走行距離を伸ばすことができる専用の拡張バッテリー
SL Range-Extender Battery(エスエルレンジエクステンダーバッテリー)以下:レンジエクステンダー

長距離ライドを楽しむe-バイクライダーにとっては欠かす事のできないアイテムです。

実はこのレンジエクステンダー、
使い方によって長距離を走らない日常使いのライダーにとっても、欠かす事のできない便利なアイテムになるのをご存じですか？

e-バイクを使用する上で欠かす事ができないのがバッテリーの充電です。

スペシャライズドのe-バイクの魅力の1つは一見するとe-バイクに見えないほどスッキリしたデザインです。
これは一般的なe-バイクがフレームの外に装着しているバッテリーをフレームに内部に収めることで実現してます。

しかしその反面で、バッテリーが内蔵されているが故に充電をする時に車体をコンセントの近くまで持っていかないと充電ができません。
マンションにお住まいの方やバイクの保管場所の付近にコンセントが無い方にとっては少し不便さを感じる部分です。

そんなライダーにこそ試して欲しいのがこのレンジエクステンダーの使用方法です。

通常、レンジエクステンダーの使用は専用ケーブルで本体とつなぐだけで使用することができます。
しかし今回は、装着後にスペシャライズドのTurbo e-Bikeの管理が行えるアプリ「Specialized アプリ」で設定を変更してから使用します。

レンジエクステンダーの装着方法やアプリの接続方法はこちら

設定の変更と言っても、とても簡単なのでデジタルが得意でない方もご安心ください。

まず、アプリとバイクの接続をしたら、アプリ内の「バイクの設定」を選択します。

続いてバッテリーの項目の「レンジエクステンダーを先に使・・・」の設定をオンにします。

これだけで設定の変更は完了です。
とても簡単ですよね。

この設定にすることで通常のレンジエクステンダーとメインバッテリーが同時に消費される設定からレンジエクステンダーを優先放電する設定に変更されます。

つまり、レンジエクステンダーのバッテリー残量がなくなるまでメインバッテリーを消費しないので、日常使いの短い距離であれば本体のメインバッテリーを使用せずにレンジエクステンダーだけでe-バイクを使用することができます。

拡張バッテリーのレンジエクステンダーの容量は、
メインバッテリーの半分、つまり最長で65km走れる計算になります。

日常使いであれば、ほとんどの方にとっては十分な距離ではないでしょうか？

バイクを使い終わり帰宅したらいつも通り駐輪場にとめ、レンジエクステンダーのみを部屋に持って帰り充電をします。
この方法は、充電のたびにバイク本体をコンセントの近くまで持っていく手間（回数）が減るのでe-バイクをさらに快適に使用することができます。

実際にこの方法でVado SLを使用しているスタッフは半年ほど本体のバッテリーを充電せずに使用できています。

充電場所を気にせずe-バイクを使用できるので、e-バイクを日常的に使用している方はぜひ一度試してみてください。

（注意：長期間メインバッテリーを使用しない場合はメインバッテリー寿命を保つためバッテリー残量に気をつけてご使用ください）