こんにちは。スタッフ茂木です。
前回のスタッフバイク紹介を書いたのが、2025年2月。
そこから少し時間が空いてしまいましたが、久しぶりにこの企画をやります。
私自身ブログを書くのも、前回のバイク紹介以来なので、ちょっと懐かしい気持ちです。
前回はAETHOSに乗っていましたが、2025年11月にバイクを乗り換えました。
同じAETHOSシリーズの最新作、「AETHOS 2」を選びました。
「あまり変わってないんでしょ?」と思われるかもしれませんが、実際に乗り換えてみると、その違いははっきり感じられます。
全く別のバイクと思っていいほどです。
AETHOSらしい軽さや、ライドクオリティーは残しつつも「ちょっとした違い」が積み重なって、より完成度の高く戦闘力が増したバイクになっていると感じています。
今回は走り込んでいく中で感じたことや、セッティングの変化なども紹介していければと思います。
前回の記事から時間が空いてしまいましたが、またこういった形で発信していきますので、よろしければお付き合いください。

今回乗っているのは52サイズ。
前作のAETHOSも同じ52サイズに乗っていたので、比較もしやすい条件です。
AETHOS 2はスタックがわずかに高く、リーチが少し抑えられている設計になっています。
またホイールベースも伸びています
その影響もあってか、より自然で無理のない、安定したポジションが取りやすくなっているのが特徴です。
こういったジオメトリーの違いは、スペック表だけでは分かりづらい部分ですが、実際に乗るとしっかり体感として現れてきます。
まず登りですが、前作と比べてダンシングがかなりしやすくなった印象があります。
バイクの振りが自然で、リズムを作りやすく、無理に動かさなくてもスッと左右に振れてくれる感覚です。
その一方で、「持った瞬間に分かるような驚くほどの軽さ」という意味では、前作のほうがインパクトは強かったかもしれません。
ホイールベースの違いも影響しているのか、AETHOS 2は軽さというよりも、安定感とのバランスに振っている印象です。
ただ、実際に登っていると“進まない”という感じは全くなく、むしろペースは維持しやすいですく登りのタイム測定した際にも速くなっています。長めの登りでもリズムを崩さずに走れるのは大きなメリットです。
「扱いやすさの中にある軽さ」といった印象で、結果的にはこちらの方が多くのシーンで快適に走れると感じています。
平地では無駄な力を使わずに巡航でき、一定のペースを維持しやすいのが印象的です。
踏みすぎなくてもスピードに乗ってくれる感覚があり、長時間のライドでも余裕を持って走り続けられます。

そして下り。
ここの違いは特に感動的で、スピードに乗ったときの安定感が圧倒的に向上しています。
ラインのコントロールがしやすく、無駄な緊張感が減ったことで、より安心して下ることができます。
今まで怖く感じていたスピード域からもうさらに速度が乗っても不思議と怖さを感じませんでした。
前作の軽快さも魅力的でしたが、AETHOS 2はそこに“安心して任せられる感覚”が加わった印象です。
今回のバイクは、AETHOS 2のPROグレード。
SRAM仕様のモデルで、コンポーネントはFORCE AXSが採用されています。
変速性能はかなり高く、完全ワイヤレスの電動変速で操作もシンプル、右で重く、左で軽くという直感的な操作です。
フロント変速もスムーズで、変速のストレスはほとんど感じません。

なによりブレーキ性能も非常に高く、軽いタッチでしっかり効いてくれるので、長時間のライドや長い下りでも疲れにくいです。
レバー形状も改良されていて、握りやすさやコントロール性の良さも感じられます。す。
上位のREDと比べると重量や細かい仕上げの違いはありますが、実際に乗っていて不足を感じることはほとんどなく、性能面ではかなり満足度の高いグレードだと思います。

実は前作のAETHOS(初代)に乗っていたときは、購入した完成車がSRAMアッセンブリーだったのですが、実際に乗る前にSHIMANOへ組み替えていました。
当時はレバー形状や性能の部分で気になる点があり、「自分の中ではSHIMANOの方がしっくりくる」というのが正直なところでした。
ただ、今回のAETHOS 2に関しては、そのままSRAM(FORCE AXS)で乗っています。
というのも、SRAMも新型になってから細かい部分の完成度がかなり上がっていて、以前感じていた不満点がほとんど解消されている印象です。
実際に使ってみても、変速のスムーズさや操作性、ブレーキのフィーリング含めて違和感はほとんどなく、「これならそのままでいい」と素直に思えました。
結果的に、今回はコンポーネントの交換は行わず、完成車の状態をベースに乗っています。
基本的には完成車ベースで乗っていますが、いくつかパーツは自分好みに変更しています。
今回大きく変更しているのは、ホイールとハンドルです。
まずホイールは、もともとのALPINIST CL IIからRAPIDE CLX IIIへ変更しています。

軽さを重視したALPINISTに対して、RAPIDEはエアロ性能と巡航性能を重視したモデル。
RAPIDEはディープリムながら、いわゆるディープホイール特有の重さをほとんど感じさせません。
登りでも踏み出しが重いという感覚はなく、加速の軽さもしっかり残っているので、「見た目はエアロ、乗ると軽い」という良い意味でのギャップがあります。
むしろ斜度の緩めなヒルクライムではRAPIDEの方が快適なほどです。
今回のAETHOS 2のキャラクターとも相性が良く、軽さ・安定感・空力性能のバランスがかなり良くまとまったと感じています。
そしてハンドルもALPINIST COCKPITからRAPIDE COCKPITへ変更。

こちらもホイールと同じく、軽量志向からエアロ方向へシフトしています。
見た目の統一感も出て、バイク全体の雰囲気が引き締まったのもポイントです。
今回ホイールやハンドルを変更した理由としては、シンプルにAETHOSの戦闘力をもう少し上げられないかと考えたのがきっかけです。
もともとAETHOSは軽さや乗り心地といった魅力がしっかりあるバイクですが、そこにエアロ要素を少し取り入れることで、より幅広いシーンに対応できるのではないかと思いました。
実際にRAPIDEシリーズのホイールやコックピットを組み合わせてみると、狙い通り平地での巡航性能やスピードの伸びは確実に向上しています。
それでいて、AETHOS本来の軽快さや扱いやすさが失われていないのが、この組み合わせの面白いところです。
軽さ特化だけでなく、そこに少し速さを足すことで、より実戦的な一台に仕上がったと感じています。

今回、AETHOSからAETHOS 2へ乗り換え、さらにパーツを見直すことで、自分なりにバイクの方向性を少し変えてみました。
もともとの軽さや扱いやすさといったAETHOSの良さはそのままに、エアロ要素を取り入れることで、よりスピードに乗せやすく、安定して走れる一台に仕上がったと感じています。
実際に乗ってみても、登りではダンシングのしやすさやリズムの取りやすさがあり、平地や下りでは安心感を持ってスピードを出していける。
そんなバランスの良さが、今回の仕様の一番の魅力です。
AETHOSは「軽さ重視のバイク」というイメージを持たれがちですが、組み合わせ次第でここまでキャラクターを変えられるのも面白いポイントだと思います。
これからAETHOSを検討されている方はもちろん、すでに乗られている方も、パーツ選び次第で新しい楽しみ方が見えてくるかもしれません。
久しぶりのスタッフバイク紹介でしたが、今後もこういった形でリアルな使用感をお伝えしていければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!