スペシャライズドの代表的なロード用ヘルメットといえば、軽さと通気性に優れた「Prevail(プリヴェイル)」と、空力性能を追求した「Evade(イヴェード)」の2モデル。
ワールドツアーを戦うプロ選手をはじめとする様々なライダーのフィードバックを元に、現在はそれぞれ第3世代へと進化しました。
ロードバイク用のヘルメットに必要な軽さやエアロ性能に加えて、快適性や安全性もさらに高めています。
ワールドツアーを走るプロ選手から私たちの日々のライドまでを支えるフラッグシップモデルです。
では、実際に使うならどちらがオススメでしょうか?
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気になる重量はMサイズで280g。先代Prevail 2のような「Mサイズ200g未満!軽い!」といった方向性からは少し変化しています。
注目すべきは軽さそのものだけでなくかぶっている時のバランス。重心が頭の中心にくるよう設計されていて、ヘルメットをかぶっている感覚が非常に少ないのが特徴です。
ライド中に後方確認をする時でも安定感が高く、ストレスのない視界確保ができます。
見た目からも伝わる大きな通気口。実際に走ってみるとヘルメットをかぶっていないかのような風の取り込み量に驚きます。
これによってヒルクライムなど速度の落ちるシーンでも頭部に熱がこもりにくく、快適に走り続けられます。
S-Works Prevail 3のコンパクトなシルエットは、いわゆる“キノコ感”が出にくく、どんな顔立ちにもフィットしやすい仕上がりです。
後頭部のデザインは空気の抜けを意識したエアロフォルムでありつつ、すっきりと仕上がっていてかなりモダンな印象を与えます。
ホワイトやブラックのカラーバリエーションはヘルメット側面の”S-Works”の主張が控えめで、さまざまなウェアやバイクと合わせやすいです。
意外と嬉しいポイントがこちら。
S-Works Prevail 3はヘルメットを脱いだあとの髪型の乱れが少ないです。
おしゃれサイクリストには断然おすすめです。
Mサイズで約300gとS-Works Prevail 3よりやや重めですが、その分エアロ性能は随一。
エアロ性能の良さに関しては、1秒を争うワールドツアーを走るプロライダーたちが選んでいること、そして選手によっては超級山岳ステージでさえS-Works Evade 3を使用していることが何よりの証明でしょう。
これはエアロ性能だけでなく、通気性や快適性が高い水準で両立しているからです。
前面の大きなインテーク(吸気口)と背面のディフューザー(排気構造)によって、しっかりと空気が頭の上を流れていきます。
およそ25km/h前後でライドしていても額から後頭部~首元にかけて風の流れを感じる設計で、夏場でも快適にライドできます。
冬にサイクルキャップ無しで着用すると風通しが良すぎて寒いくらいです。
ヘルメット内部の空気の流れが工夫されており、汗が額に垂れにくいのもS-Works Evade 3の利点のひとつ。
個人差はありますが、スウェットバンドが不要になる人も多いです。
S-Works Evade 3は高速巡航やレースシーンでその真価を発揮します。
エアロ性能にフォーカスし、スピードとパフォーマンスを求めるライダーには間違いなく魅力的な選択です。
その一方”レースじゃないライド”においてS-Works Prevail 3がもたらす恩恵は圧倒的です。
いつものライドを快適にしてくれるからこそ、結果的に誰にとっても長く使い続けられるヘルメットになるのです。
S-Works Evade 3が「速さのための選択」なら、S-Works Prevail 3は「快適さのための選択」。
そして快適さはライドを楽しむすべての人にとって、最もベーシックで、最も重要なポイントです。
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