Wahooの最新サイクルコンピューター、ELEMNT BOLT 3 & ROAM 3 が入荷しました！

サイクルコンピューターやインドアトレーナーで有名なWahoo(ワフー)から、第3世代となったELEMNT BOLT 3 & ROAM 3が登場です。

ELEMNT ACEの登場から約半年、このサイズのサイクルコンピューターの登場を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。
スペシャライズド 住之江に入荷したWahooのサイクルコンピューター最新機種の特徴を紹介します。

ELEMNT BOLT 3

前作のELEMNT BOLT V2から正統進化した印象です。スリムな筐体と物理ボタンを使ったシンプルな操作系でパフォーマンス志向のライダー向け。
ちなみに今回から名前に”V”はつかなくなっています。主な変更点は以下のとおり。

バッテリー長寿命化

前作と比べ駆動時間が15時間から20時間に伸び、よりロングなライドでもバッテリー切れの不安が大幅に減りました。
例え一度にビッグライドをしなくても単純に充電の頻度が減るのは大変ありがたいポイント。昨今のロードバイクは変速・ライト・パワーメーターなど要充電のデバイスが非常に多く、少しでも充電頻度は下げたいところです。

画面サイズ拡大

2.2インチから2.3インチへと若干ですが画面のサイズが大きくなりました。ボディ端にあったLEDが無くなったことでさらにモダンですっきりとした印象になっています。
解像度も上がったことで、昼でも夜でも今までよりも視認性が向上しています。

重量若干増

本体重量が68gから84gへ若干増えました。
1gでも重量を削りたいシリアスなグラムカッターの方にはあまりいい顔をされなさそうですが、バッテリーライフが5時間も伸びたのに16gに重量増が収まっているのは驚異的です。

ELEMNT ROAM 3

前作ELEMNT ROAM V2の進化版というよりは、ウィンドセンサーを廃したミニELEMNT ACEと言った趣。
多機能かつ欲しい情報に簡単にアクセスできるので、ライド中でもライド後でも使いやすいサイクルコンピューターです。
こちらもELEMNT BOLT3同様、名前に”V”が付かなくなりました。

バッテリー長寿命化

一番大きくわかりやすいトピックはELEMNT BOLT3に引き続きバッテリーの長寿命化です。
前作が17時間の駆動時間だったのに比べて、25時間と大幅な駆動時間の延長に成功しています。

ちなみにこれは画面の明るさなどがデフォルト設定での時間なので、設定次第ではもっと長持ちさせることができます。

画面サイズ拡大

ELEMNT BOLT3と同じく画面サイズが若干大きくなっています。
前作ELEMNT ROAM V2ではボディの上と左端にLEDを搭載していましたが、今作からなくなりました。
LEDは心拍やパワーゾーンの表示・ルート案内などで使用されていましたが、ユーザーインターフェイスの良化で不要になったそうです。

タッチスクリーン対応

ELEMNT ACE から導入されたタッチスクリーンがELEMNT ROAM3 にも搭載されました。
元々物理ボタンでの操作に最適化されていましたが、ページ送りの際や地図を確認するときに若干手間だったのは事実としてあります。
それがタッチスクリーンにも対応したことでさらにストレスなく情報にアクセスできるようになりました。

音声案内可能

ナビゲーションを設定しているときに交差点での右左折などを音声で案内してくれるようになりました。
これによって初めてライドする場所でもサイクルコンピューターと睨めっこせず、しっかりと前を向いて安全を確保しながらライドが可能です。

重量若干増

こちらも若干の重量増です。とはいえ94gが109gになった程度。
たった15gの重量増で8時間もバッテリーが長持ちになったと考えると驚異的です。
前述のタッチスクリーンや音声案内にも対応できるようになったことを考えると、増加した重量に対してできるようになったことの多さに脱帽です。

どちらにも共通の進化

どちらの新型サイクルコンピューターにも共通しますが、ライドデータなどがWahoo Fitnessアプリで一元管理できるようになりました。
以前はサイクルコンピューター用のELEMNT コンパニオンアプリと、サイクリング含む様々なアクティビティ用のWahoo Fitnessアプリが別々に存在していました。結局どれを使えばいいんだとなっていたのを統合したのは英断だと感じます。

サイクルコンピューターのユーザーインターフェースは多少変わりましたが、基本的な使用感は今までのELEMNTシリーズと共通です。過去のELEMNTシリーズを使用している方でも乗り換えに不安はありません。
表示項目を変える時にスマートフォンを必要とするのは変わりませんが、サミット機能などがデバイス側でオンオフできるようになったのは今までより使いやすくなったポイントです。

どちらがおすすめ？

ELEMNT BOLT3 と ELEMNT ROAM3。
どちらもライダーの使いやすさを追求してできた最新型ですが、あえてどちらがどんなライダー向きなのかを挙げるとすると以下のとおりです。

ELEMNT BOLT3

パフォーマンス志向のライダー向け。軽さもデータもルックスも重視する要求の厳しいライダーにおすすめ。

ELEMNT ROAM3

長距離走行・移動中のルート調整・バイクパッキング・探索など、あらゆる用途で使用できるので幅広いライダーにおすすめ。

そろそろ今のサイコン結構使ったな…という人も多いのではないでしょうか。このタイミングでとても使いやすいWahooのサイコンに乗り換えてみませんか？

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