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猛暑が続く夏の間、自転車に乗る頻度が自然と減ってしまうという方も多いのではないでしょうか。ライドの機会が減るこの時期こそ、愛車にひと手間をかけるには最適な季節ともいえます。
たとえば自宅の室内やベランダでも行える「水なし洗車」
マンション住まいの方や、セルフメンテナンス初心者にとって簡単かつ効果的なメンテナンスの一つです。
今年の夏、ライドはもちろん水なし洗車にもチャレンジしてみませんか?
名前の通り水を使わずクリーナーとクロスのみでフレームやパーツの汚れを取り除く洗車方法です。
泥や砂がびっしり付着しているようなコンディションには不向きですが、汗・ドリンク汚れ・軽度な汚れには十分な効果を発揮します。
特に夏のように乗車頻度が低下しがちな時期にはバイクの状態を保つ上で大変有効な方法です。室内で完結できること、準備や片付けの手間が少ないことも大きな魅力です。
まずはサイクルコンピューター・ライト・ボトル・サドルバッグなど、作業の妨げになりそうなアクセサリーを取り外します。洗浄の精度を上げるだけでなく、不意にクリーナーがかかることを避けるためでもあります。
チェーン・スプロケット・プーリーといった駆動系には油分とホコリが混ざった汚れが蓄積しやすく、放置すれば摩耗の原因となります。
パーツクリーナーを塗布して布やブラシで丁寧に油汚れを落とすことが重要です。
水を使わない分汚れの除去にはやや時間を要しますがこのステップが肝心です。
詳しくはこちらのチェーンクリーニングのブログに記載していますので、こちらも併せてご覧ください。
汚れをあらかた落としたらバイク全体にクリーナーを吹きつけます。
画像ではWako’s フォーミングマルチクリーナーを使用しています。Muc-Offのウォーターレスウォッシュなども使いやすいです。
クリーナーが汚れを浮かせるまでしばらく時間を置くのが効果を引き出すポイントです。泡が灰色〜黒く変化してきたら、汚れが分離してきたサイン。
浮いた汚れを、やわらかいマイクロファイバークロスでなでるように拭き取ります。
一箇所で使用したクロスの面は汚れやすいため、部位ごとに面を変えたり、数枚を使い分けるのが理想的です。これにより、フレームに微細な傷がつくリスクも低減できます。
自らの手でメンテナンスを施してピカピカになった愛車を見ると、次のライドが待ち遠しく感じられるもの。暑さや日常に追われてモチベーションが下がりがちな夏場でも、“もう一度乗ろう”という気持ちが自然と湧いてきます。
タイヤの摩耗・ワイヤーのサビなど、普段の走行中には気づきにくい変化に気づけるのも、洗車の重要な効果です。
定期的に消耗品へ目を向けることで、ライド中の突発的なトラブルを未然に防ぐことができます。
特に夏場の汗やドリンクが原因の汚れは、時間が経つほど落としにくくなります。放置すれば塗装の劣化やパーツ腐食・サビの原因にもなります。
定期的な拭き取りは見た目の維持だけでなくバイクの性能を維持するという点でも重要です。
この点こそ、水なし洗車の最大の魅力かもしれません。水道設備が不要で天候にも左右されないため、マンションにお住まいの方でも気兼ねなく実践できます。
夏の日差しを浴びながらライドするのも最高ですが、バイクと向き合う穏やかな時間を持つことも立派なサイクリストの過ごし方です。
水なし洗車は特別な技術や設備を必要とせず、誰でも取り組める方法です。自らの手で愛車を美しく保ち、次のライドを気持ちよく迎えてみてはいかがでしょうか。
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