サドルバッグ卒業しました! -Apidura フレームパックのリアルな使用感-

  • 公開:2025.05.4
  • 更新:2025.05.4

スペシャライズド 住之江で最近熱視線を浴びているApidura(アピデュラ)のアイテム。
バイクパッキングなどで有名なメーカーで、店頭ではグラベルバイクに取り付けています。しかし実はロードバイクでロングライドをする時にも大活躍します。

今回は実際にスペシャライズド住之江のソロライド好きのスタッフが使用している Apiduraのフレームパック のリアルな使用感をお届けします。

サドルバッグが苦手・・・

もともとはサドルバッグを愛用していたのですが、最近はフレームパック一本で走るスタイルに変わりました。その一番の理由は、「ダンシング時の振られ感が気になる」からです。

登りや発進時にダンシングをするとどうしてもサドルバッグの重みが気になりました。ロングライド後半で疲れてくると、その重みを顕著に感じます。
そこで導入したのが Apiduraのフレームパック。これが予想以上に快適です。

収納力抜群

Apiduraのフレームパックは用途やフレームサイズに合わせて異なる容量を選択できます。例えばエクスペディション・フレームパックには3ℓのものと4.5ℓの2種類があります。
スペシャライズドのロードバイクなら以下の基準が取り付け目安になります。あくまで基準なのでフレーム形状によってはその限りでない場合もあります。

・フレームサイズが52以下:3ℓ
・フレームサイズが54以上:4.5ℓ

一般的なロード用のサドルバッグ(0.5L〜0.8L)と比べると、収納力は約3倍!これだけあれば、100〜200km程度のロングライドは十分余裕を持って対応できます。

フレームパックの中身(スタッフ実例)

実際にスタッフが普段ブルベやロングライドでパッキングしているアイテムはこちら

・予備チューブ × 4本
・携帯工具(Wolf Tooth 8-Bit Kit Two)
・バルブエクステンダー
・携帯ポンプ
・CO2カートリッジ × 2本
・タイヤレバー
・タイヤブート
・SWATジャケット(防風・防寒用)
・ダミーローター

これでおよそ200kmまでならよっぽどのことがなければ走り切れます。これらはグループライドの後の装備なので備えすぎに見えますが、トラブル時に「持っててよかった!」と思えるアイテムたちです。

さらに

今年から始めたブルベのときはこれに加えて、

・補給食
・予備のディレーラーハンガー
・予備ライト
・薄型モバイルバッテリー(充電用)

を追加してほぼ完璧な装備に。

気をつけたいポイントも

ただし、どんなアイテムでも収納できるわけではありません。

Apiduraのフレームパックは名前の通り「フレームに沿う形状」をしており、ペダリングの邪魔にならないような形状に設計されています。
つまり、内容物の形やサイズによってはうまく収まらない場合もあるということ。

収納力が高い=何でも入る、というわけではなくそこにはちょっとした「パッキングスキル」が求められます。
長いものや尖ったものをどう収めるか?うまく重さを分散させるには?……など、試行錯誤も楽しみのひとつです。

ボトルの取り出しには注意!

もう一つ注意点として、ボトルの取り出しやすさがあります。

フレームパックを装着すると、ダウンチューブやシートチューブに取り付けたボトルがフレームパックと干渉して少し取り出しにくくなることがあります。

そんな時にはZee Cageなどのサイドアクセス型のボトルケージを採用する・ボトルのサイズを小さいものに変更する・アダプターを使用してボトルケージの取り付け位置を変更する、など様々解決方法があります。

ロングライドにおいて水分補給は欠かせないポイントです。
取り出しにくいからボトルを持って行かないではなく、ボトルの取り出しを行いやすいよう工夫が必要です。

“備えている人”がいると安心

Apiduraのフレームパックは、スタッフのようにソロのロングライドの装備としてはもちろん、グループライドのときにもその真価を発揮します。

たとえばパンク。
手持ちのチューブを使い切ってしまった時でも、サイズ違いのもしくはバルブ長さ違いのチューブを持っている人がいたらどうでしょう。

たとえばチェーントラブル。
もちろん事前に点検いただきたいのですが、いざ直面するとかなり致命的なメカトラです。
携帯工具でも大きく敬遠されがちなチェーンカッターやミッシングリンク外しですが、備えている人がいたらどうでしょう。

それだけでDNFを防げて、全員がリタイアせずにライドを完走できます。
見た目もスマートで走りの邪魔にならず、必要な装備をしっかり収納できるこのバッグは、「いざ」という時の安心感をしっかりと支えてくれる存在です。

グループの中に“頼れる人”がいるとライドがもっと楽しく、もっと自由になります。

走りを楽しむための「装備」という選択

自転車の楽しみ方は人それぞれです。
どんなスタイルでも自分に合った装備を選ぶことで、ライドの楽しさが何倍にも広がります。
フレームパックが便利なのはお伝えしてきましたが、短い距離のライドならサドルバッグの方が便利なこともあります。

スペシャライズド住之江ではフレームパック以外にも様々なApiduraのアイテムを揃えていますので、ぜひ一度手に取って確認ください。

過去のApiduraの記事も良ければどうぞ。


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