スペシャライズド住之江のメカニックスタッフ、先日お休みをいただいてブルベに初参加してきました。
昨年まで自分のバイクを触ったり組んだたりしてはいたものの、あまりライドできておらず…
今年はバイクをいじるだけじゃなくしっかりライドしようと思ったとき、ちょうどいい目標としてこのブルベを思い出しました。自称ロングライド好きのゆるポタライダーなので。
そして昨年S-Works Roubaix SL8を納車したお客様がブルベに参加されているのもきっかけの一つでした。
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ちなみにブルベ(Brevet)とは、事前に公表されたルートと指定されたチェックポイントを通過し、制限時間内のゴールを目指す長距離サイクリングイベントです。
そして近畿地方は日本の中でも特にブルベの開催回数が多いそうです。確かに毎週のようにどこかしらで開催されています。
走るルートは神戸を出発して姫路を経由したつの市へ。揖保川を北上し宍粟市へ。進路を東に向け加西市や三木市を経て神戸に戻る、走行距離約200km獲得標高2400mというコースでした。(実際には獲得標高は2100m程度だったので本当に助かりました…)
前述のブルベをよく走られているお客様に装備やルートについてお聞きしたら「普段のロングライドと同じで気負わず行けば大丈夫ですよ。今回主催の方、面白いコース設定をしてくれるので楽しめると思いますよ。」とのこと。
結果を先に伝えると初参加でしたがなんとかギリギリで時間内完走を果たしました。
スタート時、そして道中、初心者に色々アドバイスをくださった諸先輩方ありがとうございます。
元々あまり目的地を決めずにフラフラ走りに行くのが好きというのがありますが、イベントでなければ訪れることがなかったであろうスポットに数多く出会えました。
河童が出る池があることで有名な辻川山公園は今回のルートで特に刺さったスポットでした。
ゆるポタライダーを免罪符にトレーニングから目を背け続けているスタッフでもギリギリ走りきれるコース難易度には痺れました。
100kmを超えたあたりから頻発する距離1.5~3km斜度4%~6%ほどの丘に苦しめられて時間を削られても、そのくだりと平地の追い風でちょうど挽回できるようになっていました。
そして補給が欲しくなってくるポイントに必ず休憩できる施設があり、コースの緩急がよく効いています。走っていても飽きることなくずっと面白いコースがやる気にさせてくれます。
ブルベの中では最も短い200kmですが、それでも一般的には超ロングライドの部類です。加えて時間内完走をやり遂げた達成感は言葉にできないものがあります。
日の出とともに走り出して、北風に凍え、日が沈んだあとも走り続けるなんて、客観的に見るとどうかしているなと思うのですが、たまらない達成感がそれらをひっくり返してしまいました。
今回長距離をライドし、改めてRoubaix SL8 は最高のエンデュランスバイクだと再認識しました。
長い距離になればなるほど身にしみるワイドなタイヤとFuture Shockのありがたみ。多少の路面の凹凸は気にしなくても良いので、ただペダルを回してライドだけに集中できます。
サイクルコンピューターが常に0度前後を表示するほどの寒さと、圧倒的なパワー不足、そして重たい自分の体に絶望しながらも、なんとか時間内に完走できたのは間違いなくRoubaix SL8のおかげです。
今回参加した200kmブルベで身体も頭もクタクタになりましたが、次はどのブルベに参加しようかコース図とにらめっこを始めている自分に驚きです。
次はもう少し余裕を持って楽しめるようにちゃんと練習します。
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