前回Alpinist SLXを初めてのホイール交換に最適なホイールとして紹介しました。
重量や素材の違いについては前編のこちらをチェック!
後編では実際にスタッフがRouxaix SL8 CompにAlpinist SLXをつけてライドしてきたインプレッションをお届けします。
カタログスペックだけじゃないリアルな違いをチェックしてください。
スタッフが普段から乗っているRoubaix SL8 Compは、サスペンションのFuture Shockが搭載されていて乗り心地がよくロングライドや通勤にピッタリなバイクです。
前編で紹介した通り完成車そのままの状態は、足回りにDT SwissのG540ホイールが採用されています。そのままでも悪くないのですが、改善点をあげると屈強すぎる足回りの影響で信号からの走り出しや上り坂など低速域からの加速で少し重さを感じること。
より自分好みの走りを実現するために今回はホイールの変更にあわせて、タイヤを初期仕様のS-Works Mondo 32cから速さと軽快さに優れるS-Works Turboタイヤ 30cに変更しました。
仕様(太字が変更後パーツ)
バイク:Roubaix SL8 Comp 52サイズ
ホイール:DT Swiss G540→Roval Alpinist SLX
タイヤ:S-Works Mondo 32C→S-works Turbo 30C
チューブ: Turbo Tube 700×28-42C 60mmバルブ
重量(※重量は実測値)
バイク重量:8.94kg→8.20kg
ホイール(前後):-508g
タイヤ(前後):-164g
チューブ(前後):-66g
ホイールをAlpinist SLXに変更しタイヤをS-Works Turbo 30cに変更すると、足回りだけで750g以上軽くなった計算です。
完成車付属のG540ホイールで感じていた走り出しの重さは無くなり、少ない力でも加速するため最高速度に達するまでの足の疲労感が今までよりも少なくなりました。
さらに最高速度に到達した後ペダルを踏む力をゆるめても、初期仕様のG540ホイールと比べると速度の低下が少なく速度を維持しやすくなり、実際にサイクルコンピューターのライドログを見返しても、平均速度が上昇していることに気づきます。
ホイール周り全体が軽くなったことでコーナリングや障害物を避けるために大きくハンドルを動かした際の操作性が向上します。
さらにホイールを含めたバイク重量が軽くなったことでブレーキング性能も上がっています。これは葛城山の下りなどの速度が出やすい場所でブレーキをかけると特に感じます。完成車付属のG540ホイールで走った時に比べて明らかに手前でバイクが止まります。
その結果、思った通りにバイクをコントロールすることができるようになり、より安心して走行することができるようになりました。
Alpinist SLXのリムハイトは24mmと低めなので横風にハンドリングを邪魔されることが少ないのもポイントです。
タイヤ幅を32Cから30Cへ1サイズ細くした影響もあり衝撃吸収の点においては初期仕様に軍配が上がりますが、それでも一般的なロードバイクとは比べ物にならないほどの快適性を維持したまま走行性能が向上しました。
今回はチューブド仕様(チューブ有り)で試しましたが、乗り心地も妥協したくない方はぜひチューブレス仕様での使用を検討してみてください。
パーツのアップグレードはバイクの性能を向上させるだけではなくライダー自身のモチベーションも上がります。
ホイールを変えて今まで以上にライドを楽しみましょう!
スペシャライズド住之江では今回スタッフが試したAlpinist SLX以外にも試乗ホイールを複数用意しています。詳しくはお問い合わせください。
※試乗ホイールは当店指定の仕様での試乗となります。タイヤやコンポーネントの仕様などご希望に添えない場合がございます。
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