こんにちは、スペシャライズド住之江の丸尾です。
昨年、念願の Tarmac SL8 を手に入れ、初めて挑んだ富士ヒルクライム。
結果は「あと5秒」でブロンズに届かず、悔しさがずっと胸に残っていました。
その悔しさをばねに、今年も富士ヒルに参戦してきました。
今回はそのレポートを、昨年の経験と今年の出来事を交えながらお届けします。
昨年のレポートはこちら → 昨年の富士ヒルレポート

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今年も大阪を夜中に出発。 道路が空いていて移動がスムーズなうえ、朝から前日の EXPO をしっかり楽しみたかったからです。
昨年は 富士北麓駐車場 を利用しましたが、今年は 富士急ハイランド駐車場 を選択。 初めての場所で少し不安もありましたが、シャトルバスの運行は今年も驚くほどスムーズで、会場入りまでまったくストレスがありません。
会場に着くと、昨年と同じく“自転車の祭典”らしい高揚感に包まれます。 そして何より印象的だったのは、運営の行き届いた対応でした。 受付の流れ、スタッフの案内、スタート前の誘導など、どの場面でも迷うことがなく、参加者への気配りが随所に感じられます。
“日本最大級のヒルクライムイベント”として、多くの参加者を迎えるための準備と配慮がしっかり行き届いていることを改めて実感しました。

富士ヒル前日のEXPOは、やっぱり日本一のロードバイクのお祭り。
今年は2回目ということもあり、昨年以上に余裕を持って会場を回れました。
そして案の定…
つられてお買い物もたくさんしてしまいました。
スペシャライズドのブースも大盛況で、準備の気合いが伝わるほどでした。
特に 試乗コーナーは常に満員状態で、次々とバイクが出ていくほどの盛況ぶり。
シューズの試履きや展示も人気でしたが、やはり試乗の熱気は別格で、
富士ヒル前日の高揚感と相まって会場全体が盛り上がっていました。

昨年のタイムは 1時間30分05秒。
あと5秒…本当に悔しかった。
だからこそ今年は絶対にブロンズを獲ると決めていました。
ただし問題がひとつ。
直前に腰を痛めてしまったこと。
スペシャライズド住之江のリニューアル準備中にやってしまい、「本当に走れるのか…」という不安を抱えたまま当日を迎えました。


レース直前、スペシャライズド住之江のリニューアル準備中に腰を痛めてしまい、「本当に走れるのか…」という不安を抱えたまま当日を迎えました。ところがスタートしてみると痛みは出ず、むしろ気持ちよくペースに乗れたことで、まずはひと安心。昨年の反省を活かし、落ち着いた入りを心がけながら順調に踏み出しました。
しかし5km地点で、まさかの片足に“つり”の気配。思わぬ早さの異変にヒヤッとしたものの、昨年のように両足ではないだけマシだと気持ちを切り替え、「まだいける」と慎重にペダルを回し続けました。
10kmまでは、つりかけた足をなだめながらの我慢の区間。ふくらはぎがピクッと反応するたびにドキッとしつつ、補給をこまめに取り、呼吸を整えながら淡々と前へ。ここを越えれば後半につながると信じ、リズムを崩さないよう集中しました。
15km付近に入ると、標高が上がった影響で空気が薄くなり、身体が急に重くなる感覚に襲われます。呼吸は荒れ、脚にも力が入りにくい。それでも「ここからが勝負」と気持ちを切り替え、根性の後半戦へ突入しました。
20kmを過ぎると、再び勾配のきつい区間が登場。相関表のタイムから少し遅れ始め、焦りが顔を出します。それでも「まだ巻き返せる」と前向きに踏み続け、ひたすらゴールを目指しました。
そして平坦区間へ。「ここで稼ぐしかない!」と気持ちを切り替え、全力で踏み込みます。ところが富士ヒルは最後まで優しくありません。平坦が終わると再び上りが現れ、脚は悲鳴、心拍は限界。それでも「ここを越えればゴールが見える」と自分を鼓舞し、最後の上りを気合いで乗り切りました。
ゴールゲートが見えた瞬間、残った力をすべて振り絞ってスプリント。サイコンの表示は 1時間29分台。昨年は公式タイムで届かなかった苦い経験があるため、今年も発表まではドキドキでしたが、走り切った爽快感と達成感が全身を包み込み、自然と笑顔がこぼれるフィニッシュとなりました。

今年は下山コントロール隊を任されていたため、急いで荷物を受け取り、ヘルメットカバーを装着して下山へ。
天気が悪く気温も低かったですが、昨年の教訓を活かしてダウンを持参していたので大正解。
寒さに震えることなく、快適に下ることができました。


そしてレース後、特に驚いたのが フィニッシャーリングの受け渡し場所の改善でした。
昨年はゴール後の疲れた身体で長い大行列に並び、受け取るまでにかなり時間がかかりました。
しかし今年は窓口が増設され、ほぼ待ち時間ゼロで受け取り完了。
運営が毎年アップデートされていることを実感し、
長年積み重ねてきたノウハウのすごさを改めて感じました。

そしていよいよ完走証の受け取りへ。
この瞬間が、スタート前よりも緊張しました。 プリンターから出てきた紙を見た瞬間――
1時間29分42秒!
ギリギリのギリギリでしたが、ついに念願のブロンズリング獲得。 昨年の悔しさが一気に報われ、思わずガッツポーズ。 本当に嬉しかったです。
そして、今年の勝因のひとつは、間違いなく RAPIDE CLX III の導入でした。 漕ぎ出しの軽さ、巡航の伸び、横風の安定性、そしてカーボンスポークのしなやかさ。 どれも昨年にはなかった“余裕”を生み、最後の1秒を削り取る走りを後押ししてくれました。 実際に走ってみて、ホイールひとつでここまで変わるのかと驚かされました。
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さらに進化したオールラウンドホイール Roval Rapide CLX Ⅲと Rapide Sprint CLX
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燃え尽きたはずなのに、富士ヒルの会場の雰囲気はやっぱり特別で、
「また来年も走りたい」と自然に思えるイベントでした。
富士ヒルに興味がある方、来年挑戦してみたい方、トレーニング方法を知りたい方は、ぜひお店で声をかけてください。
裏話も含めて、いろいろお話できますよ。

スペシャライズド住之江では、朝練やライドイベント、機材相談なども随時行っています。
富士ヒルを目指す方はもちろん、ロードバイクをもっと楽しみたい方も大歓迎です。
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