スペシャライズド 住之江 で現在注目度No.1のロードバイクといえば Tarmac SL8 Comp。
軽量でエアロ性能に優れると定評のあるTarmac SL8 のフレームをベースに、Shimano 105 Di2 もしくはSRAM Rival AXSのコンポーネントを搭載したちょうどいいロードバイクです。
エントリーグレードのバイクからの乗り換え、初めてのカーボンロードバイクとして選んでいただくことが多いです。
そんなTarmac SL8 Comp。もちろんそのままライドしても十分に楽しいのですがカスタマイズのベースとしても最適なんです。フレームとコンポーネントがいいので、それ以外の場所に手を入れていくことで長く付き合っていけます。
今回は軽量化とコストパフォーマンス、そしてなるべく大掛かりな作業にならないの3点に焦点を当てたカスタマイズするなら…を考えていきます。
カスタマイズの基本は足回りです。
特にホイールが変わると単純な重量はもちろん、空力の向上で進みも軽くなりますしパワー伝達の役割を担うハブ内部が変わることでペダルを踏んだ時、初速のかかりがよくなります。
Tarmac SL8 Compに初めからついてくる DT Swiss R470 DB もタフに使えて決して悪いものではありませんが、軽量化の観点からするとここは Roval Alpinist CLⅡ に変えたいところです。
前後のホイールをRoval Alpinist CLⅡにすることで、約480g軽量になります。
数少ないライダーと自転車とのタッチポイントであるサドル。
元々付属するPower Sportというサドルも決して重い部類のサドルではありませんが、サドルのレールが鉄製なことなど、まだまだ軽量化の余地は残しています。
ただむやみやたらに軽さだけを追い求めるのではなく、サドルである以上快適性も譲れないのでS-Works Power に変えてみましょう。
チョイスするサドル幅にもよって多少の差はありますがおおよそ100g軽量化されます。
前述のサドルと同じく、ハンドルバーも重要なタッチポイントの一つです。
完成車付属のアルミ製ハンドルバーからカーボン製のAlpinist Handlebarに交換してみませんか。
持ちやすい形状に加え振動吸収にも優れ、長い時間のライドでも疲れにくく、ただ軽いだけではありません。フロント周り約115gの重量変化はバイクコントロールの際に大きな違いを生み出します。
ちなみに、空力にこだわるのであればハンドルステム一体型のRapide Cockpitもおすすめです。
ブレーキホースが内装されエアロ性能も向上しますし、重量も約130g軽量になります。非常にマニアックな点ですが、バーテープを巻く量も少し減るので実数値は若干ですが軽くなります。
しかしかなり大掛かりな作業となるため、もし交換するなら納車前かオーバーホールのタイミングをおすすめします。
リアホイールの中央に位置するため遠心力の関係で走りに影響が少ない箇所ですが、やはり手にしてみるとずしっと重さのあるスプロケット。
同じ丁数の11-34Tで比較するとDura-AceグレードのCS-R9200がベストチョイス。100gほど軽くなります。
また、軽くなるだけでなくスプロケットに搭載されている技術がHYPERGLIDE+となり、より静かで正確な変速体験を手にできます。
平地での変速はもちろん、上り坂などでトルクがかかっている時の変速も非常にスムースです。
こちらも前述のスプロケットと同じく、リアホイールの中央に位置するため走りそのものにはそれほど影響の出ない箇所です。
しかし、放熱性や熱変形耐性など安全に関わる面で非常に優秀なことと軽量化に対するコストパフォーマンスが優れているのでこちらはSM-MT900をチョイスです。
前後のローターをSM-MT900に交換することで約85g軽量になります。
放熱塗料のブラックがワンポイント入ることでバイク全体の印象をキリッと引き締めるのも特徴です。
以上のような軽量化カスタマイズを施すことで、概算880gの軽量化がなされます。
これによって参考重量7.68kgの56サイズTarmac SL8 Compも、ちょうどUCI制限ギリギリの6.8kgを達成できます。
元々同クラスの中では軽量な部類でしたが、ここまでくるとミドルグレードという言葉をとっぱらっても十分に軽量ロードバイクの看板を背負って立てます。
この軽さとTarmac SL8 が持つ優れたエアロ性能とが組み合わされば、ゆるく長い山の登りも、急勾配でパンチのある短い登りも、もちろん平坦路であろうと、どんなライドコースだろうと恐れる必要はありません。まさに全てを征する1台です。
…ただしこれはペダルレスの状態です。
ここからクランクを変えたりチューブをさらに軽量なTPUチューブに変更したりすれば、さらなる軽量化でペダル込み6.8kg切りも夢ではありません。
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