私事で恐縮ですが、人生最初で最後の?富士ヒルクライムにエントリーしました。狙うはシルバーリング(75分切り)です。
シルバーリングを獲得するためには自身の練習はもちろんですが、機材選びが重要と考えております。
富士ヒルのコースは一度も走ったことがないのですが、過去参戦されたお客様にお伺いすると、勾配はそれほどきつくないが、ただただ距離が長いとのことです。
機材選びで、フレームの次に重要なのがホイールです。
ホイールを検討されているお客様と「素材はアルミよりもカーボンがいい」とか「ディープリムはヒルクライムでは不向きなのでローハイトのホイールがいい」とか「富士ヒルは逆にディープリムがいい」とか、色々な話をさせていただきます。
「実際自分と相性のいいホイールは何なのか⁉」そんな素朴な疑問が沸いてきたので、実走して比較してみました。
ホイール選びは人によって好みが分かれますし、バイク、走るコース、平均パワーやペダリングスキルなどの諸条件で変わりますので、あくまで参考程度にご覧ください。
Contents
身長:171cm
体重:58kg
年齢:44歳
脚質:クライマー?
備考:自称晴れ男
屋島スカイウェイ
距離:3.7km
標高:270m
勾配:7.3%
Stravaセグメント https://strava.app.link/70l9CFFsVHb
スタート地点
ゴール地点
S-Works Tarmac SL8 – Shimano Dura-Ace Di2 52
Alpinist SLX Disc:フロント・リア
リム素材:アルミ
タイヤ:S-Works Mondo 2Bliss Ready T2/T5 28C
仕様:クリンチャー
空気圧:80psi
2/28 (天候:晴れ)
1本目 14:09 Av264W
2本目 15:31 Av245W
3本目 16:07 Av222W
合計4回登頂
Roval Rapide CLX:フロント・リア
リム素材:カーボン
タイヤ:S-Works Turbo 2Bliss Ready T2/T5 26C
仕様:クリンチャー
空気圧:80psi
3/7 (天候:晴れ)
1本目 14:09 Av262W
2本目 15:26 Av243W
3本目 16:05 Av230W
合計3回登頂
Roval Alpinist CLX フロント・リア
リム素材:カーボン
タイヤ:S-Works Turbo 2Bliss Ready T2/T5 26C
仕様:チューブレス
空気圧:80psi
3/13 (天候:晴れ)
1本目 14:00 Av254W
2本目 15:14 Av237W
3本目 15:14 Av237W
合計5回登頂
今回の比較で最初にお断りさせていただきたいことは、空気圧こそ同じにしていますが、タイヤの種類や仕様(クリンチャーorチューブレス)が同じでないことです。それらを踏まえて恐れず総評させていただきます。
私が富士ヒルで使用するホイールはRoval Alpinist CLXで決まりです。
結果を見れば一目瞭然ですが、平均タイムが一番早いのに平均出力が一番低く抑えられており、楽に登りをこなすことができました。登頂回数も5回と最多ながらまだ脚に余力を感じました。
本番までに頑張って買わないといけないですね💦
Alpinist SLX Disc
特に登りで使用する場合はコストパフォーマンス最強です!ホイール自体が軽いのでケイデンスが維持しやすいわりに、アルミリム特有の剛性不足を感じません。初めてのホイール交換にはもちろんですが、ヒルクライムレースでも十分戦えるホイールです。もう少し軽いタイヤを選択すると下克上があり得るかもしれません。
Roval Rapide CLX
登りで使用するには私の脚質と合わないと感じました。ケイデンスを維持するのがしんどくて、ついついトルクに頼ったペダリングやダンシングを多用してしまい、早くに疲労が蓄積してしまいます。ただ、勾配が緩むシュチュエーションでの疾走感は一番で、下りのタイムは最速でした。
スペシャライズド高松では今回の検証に使用した3種類のホイールをテストホイールとして常設しております。
テスト料金
WHEELS TRY(+SETUP) ¥2,200
「ご自身のバイクで試したい」と思われた方は是非お問合せください。
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