温度帯別、スペシャライズド冬用グローブの選び方

  • 公開:2023.12.19
  • 更新:2024.05.27

冬のライドでは防寒対策が欠かせません。
ウェアもそうですが、皆さんを悩ませているのは手の冷えではないでしょうか?

スペシャライズドの冬用グローブは冬の寒さに細かく対応出来るよう豊富にラインナップされています。
シチュエーションなどの例を挙げながらオススメのグローブをご紹介します。

約9℃~17℃【Softshell Thermal Glove】

Softshell Thermal Glove Long Fingerは秋~初冬、晩冬~春先の時期に活躍するグローブです。

PolatecのPower Shield Proを使用しており、雨などは弾きながら、手袋内の湿気などは逃がす構造になっているため、少し汗ばむようなライドをとても快適にしてくれます。

内側はワッフルのような凹凸のある表面になっており、温かい空気を保持してくれます。

手のひらの部分には滑り止めがあり、グローブをしていても正確なバイク、シフト操作が行えるようになっています。
活躍する気温帯はおよそ9℃~17℃ほど、真冬以外の幅広い温度帯で活躍してくれます。

約6℃~15℃【Thermal Knit Grove】

Thermal Knit Groveは一見軍手のような見た目をしていますが、その実ライドするのに適したグローブになっています。

このグローブは3層構造になっていて一番外側のニットが温かさを生み出し、内側は肌触りの良い裏地が使われています。そして、その間に耐候性メンブレンを挟み防風、防水性能を持たせています。

表のニットだけを見てしまうと風が抜けて寒いのではないかと思われる方もしれません。
手のひらの部分と親指、人差し指、中指には滑り止めが配置されています。

人差し指の指先にはwiretapテクノロジーが使われグローブをしたままでもスマートフォンの操作が可能になっています。
活躍する温度帯は6℃~15℃ほど、ある程度冬が深まっても使えるグローブです。

約0℃~15℃【Neoprene Glove】

Neoprene Gloveは名前の通りネオプレンを使用したグローブで、いわゆるウェットスーツに使用されている素材です。

そのため、防風、防水に優れ縫い目もテープで覆われているので、冷たい外気をシャットアウトしてくれます。

一見記生地の暑さが気になるところですが、薄手に仕上がっており、手のひらの部分には滑り止めも付いているので、操作性は抜群です。

袖口も長く伸縮性が高く作られてるので、ウェアを内側いれればライドの姿勢の時に外気がより入りにくくなります。

活躍する温度帯は0℃~15℃ほど、冬でも強度の高いライドをされる方に特におすすめです。

約-5℃~10℃【Softshell Deep Winter Glove】

モコモコとしたSoftshell Deep Winter Gloveはとても暖かく真冬のライドの寒さを忘れさせてくれるグローブです。
素材にはPolatecのPower Airが使用されており、冷たい外気をシャットアウトしつつ、ライダーの体温を活用して暖かさを保ちます。

手のひらには疎水性のAx Suede生地を用いており、ライド時の操作性も忘れてはいません。
活躍する温度帯は-5℃~10℃ほど、ゆったりライドの時でも暖かさを保ってくれます。

寒さの感じ方は人それぞれ違ってきます。
ご自身のライド環境に合ったグローブをお選びください。
各モデル毎に若干サイズ感の違いがありますので、ぜひ店頭でご試着してみてください。

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