TIMEのペダルってどうなの?ビンディング初心者でも大丈夫?実際にスタッフが使ってみた

  • 公開:2025.10.13
  • 更新:2025.10.13

こんにちは、スタッフ水上です!

1ヶ月ほど前にS-Works Roubaix SL8 -SRAM RED AXS-を納車し、今までペダルはSHIMANOのものを使用していたのですが、せっかく乗り換えるなら使ったことの無いペダルを使ってみよう!

と、言う訳で今回「TIME XPRO10 C1」を購入。

約1ヶ月毎日通勤で使用して感じたことをまとめていきます。


まず、「ビンディング初心者でも大丈夫?」という所に関して、先に結論を述べますと

安心して下さい、全く問題ないです。むしろビンディングペダルを始める方にまず初めにTIMEをお勧めしたいと思うほどでした。

クリートキャッチがしやすい

まず、初めに驚いたのがクリートキャッチがめちゃくちゃ軽いことです。

そこにはTIME独自の機構(プレオープン ICLIC システム)が搭載されており、通常はペダルを踏み込んでバネやカーボンプレートを押し広げてクリートキャッチをするところ、TIMEでは足を乗せるだけでクリートキャッチをしてくれます。

踏み込もうとした時には既にクリートがハマっている不思議な感覚です。

また、テンションも3段階で好きな固さに調節できます

ペダリング中の可動域が広く膝に優しい

+/-5°の角度フロートに加えて、+/-1.25mmの横方向のフロートが機能します。

数値だけではあまりピンと来ないかもですが、結構動きます。

また、乗って初めて気づいたことが、疲労がたまってきてペダリングが乱れてきてフロート角の分だけ足が動いた時に、勝手に足が元の正しい位置に戻ろうとする挙動をしてくれます。

これにより、どんな場面でも正しいペダリングに補正してくれて、膝を痛めにくくパワーロスを軽減することが可能になります。

幅広い位置調整域

今回のペダルにはシャフト長のサイズ展開が、(Qファクター)51mm、53mm、57mmの3種類があり、車体の中心からペダル中心までの距離を選択できます。

また、TIMEのクリートにも秘密が隠されており、クリートを左右で入れ替えることにより、Qファクターを片側2.5mmづつ変えることが可能です。

気になる重量は…

やはり、ペダルのほとんどがカーボン素材なのでTIMEの上から3番目のグレードで他社の同グレードと比較してもTIMEは特に軽いです。

さらに、軽いのは重量だけではありません。

シャフトのシールベアリングの回転も軽く、スルスル回ってくれます。

これにより、ペダルが常に上を向くようになり、クリートキャッチがしやすくなります。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上を踏まえてビンディングペダルのハードルを高く感じていた方でも、TIMEはおすすめのペダルだと思います。

また、TIMEに限らず、ビンディングペダルを始めるにあたって一番気を付けないといけない事が「立ちゴケ」です。でも正直言って、どれだけ気を付けていてもみんな1度は立ちゴケしたことはあります(笑)

ですが、ビンディングペダルにすることにより、巡航速度が上がったり、登坂も速くなったり、その他にも自転車に乗る上でメリットが沢山あります。

これを機に、是非ビンディングペダルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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