“しなやかと剛性の共存”カーボンクランクについて

  • 公開:2025.11.11
  • 更新:2025.11.11

こんにちは、ターマック大好き藤木です!

今回は、最近何かと話題の”カーボンクランク”について。
私自身の体験をもとに語ってみたいと思います。


カーボンクランクは8年前から愛用

学生時代、私は長い間、シマノの79デュラエース・クランクを使用していました。
しかし、踏み心地の硬さが自分には合わず、膝への負担も大きく感じていました。
さらにクランク長が長すぎたこともあり、思い切って10速時代のSRAM REDカーボンクランクへと乗り換えることにしました。
これが、私とカーボンクランクとの最初の出会いです。


ファーストインプレッション──感じたのは「剛性」より「しなやかさ」

カーボンクランクは一般的に、剛性が高く硬いとよく言われます。
ですが、私が最初に感じたのは“しなやかさ”でした。

上死点から3時方向まではしっかりとした乾いたような剛性感。
そこから6時、9時へと回すときには、カーボン特有のウィップが活きて、ペダルをスムーズに上死点へと戻してくれるような“伸び”を感じます。


踏み切れる・リズムがつかみやすい

金属クランクでは、パワーをかけたときに「踏み切れない」感覚を覚えることがあります。
カーボンクランクではそのストレスがまったくありません。

スプリント時もリズムが取りやすく、ペダリングテンポを維持しやすい。
力を逃さずに伝えつつも、脚への反発は最小限。
まさに剛と柔のバランスを体現しているのが、カーボンクランクの魅力です。


登りで感じる“軽やかさ”

実走で最も恩恵を感じるのは登坂シーン。
特にハイケイデンスでペダルを回すような場合では、クランクのしなやかさが推進力に変わり、脚への負担を軽減してくれます。

疲労が溜まり切った頂上付近でも、カーボン特有のウィップがもう一踏みを後押し。
まるで脚がもう一段軽くなったような感覚です。


満足感の高いカスタムパーツ

現代のロードバイクは専用品化が進み、カスタムの自由度が低くなっています。
また軽量化も難しく、個性を出すのが難しい時代となりました。

その中で、クランク交換は数少ない「走り」と「個性」を両立できるカスタム。
カーボンクランクはその性能面だけでなく、所有する満足感の高いパーツだと感じています。

そして、本格的に競技に打ち込むライダーにとっても、※軽量化の面で有力な選択肢になるでしょう。
(※例:私の場合、RED eTap AXS GXPクランク170㎜→現行RED E1 165mmへ交換し150gほど軽量化)


いかがでしたか?カーボンクランクは単なる軽量パーツではありません。
剛性としなやかさのバランスによって、ペダリングの質を変えるアイテムです。

もしあなたが軽やかで伸びのあるペダリングや、脚当たりの良さを求めているなら、カーボンクランクをぜひ導入をお勧めいたします。

現在、店頭にはMagene Teoカーボンクランクを展示中!
実際の軽さを手に取ってお確かめください!

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