こんにちは、ターマック大好き藤木です!
今日はタイトルの通りチューブレスレディ(以下チューブレス/TLR)に関するお話です。
ロードバイク歴こそ長い私ですが、チューブレスに手を出したのは、今から約3年前。
それまではチューブラーかクリンチャーのみで、なんとなく面倒そうというイメージだけで敬遠していました。
そんな私をチューブレスの世界に引き込んだのが、ZIPP 404 FIRECREST。
ZIPPはチューブレス専用設計ということもあり、半ば不可抗力でのデビュー(笑)。
しかし使ってみると、その快適さにすぐ虜になりました。
その後、現在のRAPIDE CLX IIに乗り換えつつ、チューブレス仕様を継続。
タイヤはスペシャライズドのRapidAir Racing Only↓を愛用。通勤からライドまで使い倒していました。
丸3年近く順風満帆だったチューブレス生活に、ある日トラブルが。
3か月連続でリアタイヤがパンク。しかもシーラントでは塞がらない傷ばかり…
結果、RapidAirを3本ダメにしかなり痛い出費に…。
また出費以外にもっと大変だったのはパンク修理。
通勤途中に慌てながら・シーラントまみれになりながらのパンク修理はほんとに辛かったです。
もちろんバイクもシーラントまみれで洗車必須。
”チューブレスやめとけ”という検索ワードが頭にふと浮かび、一時的にチューブド仕様へ戻す決断をしました。
装着して最初に感じたのは「重さ」ではなく、回転の抵抗感。
あまり知られていませんが、インナーチューブがタイヤ内部で擦れることで摩擦抵抗が生まれています。
実際にそれを感じることはないと考えていましたが、3年間チューブレスに馴染んだ身体にはハッキリとわかりました。
平坦ではもたつきを、登りでは重量増をはっきり体感しました。
確かにチューブドはパンク修理が簡単ですが、それ以外のメリットは少ないように思います。
チューブレスという構造が、いかに走りの効率化を高めているのか実感しました。
チューブレスは確かに手間がかかります。
しかし、その手間を補って余りある走りの快感と自由度があります。
路面を感じ、空気圧で遊び、軽快にサイクリングを楽しむ。
パンクの教訓を踏まえつつ、私はまたチューブレスに戻るつもりです。
今後はレースタイヤにこだわらず、通勤に最適なタイヤやシーラントを見直しながら、“快適さと信頼性の両立”を探していこうと思います。