こんにちは!
皆さんは自転車の消耗部品の交換をしてますでしょうか。自転車のパーツは乗っていなくても年数が経つと劣化して十分な性能を発揮しなくなり、メカトラブルなどに繋がります。そこで今回はお客様のバイクの消耗部品の交換内容を紹介します。
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まずは目につきやすいハンドル周り。バーテープが汚れていたり、ステムボルトが錆びてしまっています。ステムやハンドルをクランプするための重要なボルトなので交換した方が良いでしょう。
ステムボルトはシルバーの輝きを取り戻し、バーテープも模様が入りハンドル周りがドレスアップしました。
前後ともトレッドは残っていますが、サイドがひび割れています。乗っていなくてもタイヤは劣化します。中のチューブも同じく劣化するのでタイヤ交換と同じタイミングで変えるのがベストです。
新品タイヤに変えると走りも良くなりますし、パンクのリスクも少し軽減されます。タイヤにも様々なものがあるので、色々なタイヤを試して自分好みのものを探してみるのも楽しいですよ。
チェーンのオイルが乾き、錆びているのはもちろんですが使っているうちに伸びてしまっています。
このままだと変速不良や、スプロケット、チェーンリングなども余計に消耗しやすくなるので交換が必要です。
チェーンがシルバーの輝きを取り戻しました。交換後も定期的なクリーニングと注油を行うことでより長持ちします。少なくとも月に一回はクリーニングと注油をして、3000km~5000kmでチェーンの交換をおすすめします。あまり乗ってない場合でも年に一回はチェーン交換をした方が良いでしょう。
ワイヤーが錆びてしまっています。ワイヤー、ケーブル類も、使っていると錆びたり、伸びたりしてきます。ブレーキシューもまだ残ってはいますが、劣化してゴムが固くなってしまっています。
こうなると変速やブレーキの性能が落ち、時には危険も伴うので定期的な交換が必要です。
インナー、アウターケーブルとブレーキシューを交換しました。アウターケーブルも中が錆びると抵抗が増えて変速やブレーキの引きが重くなります。基本的にはインナー、アウターともに同じタイミングでの交換が良いと思います。ブレーキシューも減り具合などを確認して定期的に交換しましょう。
いかがだったでしょうか。愛車に良い状態で安全に乗り続けるためにもこうした消耗部品の定期的な交換をおすすめします。タイヤやチェーンなど交換するだけで走りが良くなる部品もあるので、最近走りが悪くなったかなぁと感じたときには部品の消耗具合を確認するのも良いでしょう。
また、ヘッドベアリングなど外からでは見えない部分のメンテナンスも一緒にされる場合はオーバーホールがオススメです。