1日目に宿泊した「JRクレメントイン今治」はサイクリストにとって最適な宿泊先でした。
なんと各部屋にサイクルラックがあり、バイクを吊っておくことができるのです。
エレベーターも通常の大きさとは別に、自転車を乗せやすい広めのエレベーターがあります。
ここまでサイクリストへのホスピタリティを感じると、しまなみ海道が世界から人が集まってくる聖地である理由が分かります。
2日目はあいにくの曇天スタート。雨が降らないだけでもありがたいです。
最高気温は14℃。昨日よりはましですがそれでも寒い。
曇りのち晴れの予報に期待して今治を後にします。
こちらも撮影スポットとして有名な「SHIMANAMI」のモニュメント。
今治の街を出てすぐ、来島海峡大橋を渡る前に立ち寄ることができるサンライズ糸山/今治市サイクリングターミナルにあります。
2日目の行程としては行った道を帰ってくるだけですが、前日には通らなかった亀老山展望公園を目指して約2.7km、獲得標高230m、平均勾配8%越え(最大約15%)のヒルクライムへ。
頂上には展望台があり階段を上っていくと、しまなみ海道でも髄一の絶景が広がります。
頂上に到着するまでには晴れてくれませんでしたが、それでも登る価値のあるパノラマビューです。
宿泊していた今治の街が海峡の向こう側に見えます。
川のようにうねりのある海は、まるでその下に巨大な生物が蠢いているようです。
大三島にある「WAKKA」はカフェ、グランピングに加えてレンタサイクル、マリンスポーツなど各種アクティビティを備えるツーリズム総合施設。
貸し出し用としてもSPECIELIZED のVADO SLが豊富に取り揃えられていました。
驚いたのがサイクリスト専用海上タクシー。
最大5名(自転車5台)を積んで海上を移動できるとのこと。
もちろん車のサイクルタクシーもあります。
上手く利用すれば体力を温存しつつしまなみ海道を楽しむことができそうです。
途中で立ち寄った補給ポイントをご紹介。
道の駅 伯方S・Cパーク
実は1日目も食べた伯方島の伯方の塩ソフト。2日目はみかんゼリーが入ったものをチョイス。
このときの気温はおよそ10℃。寒くても美味しいです。
こちらは生口島の有名なジェラート専門店「しまなみドルチェ」のジェラート。
身体は冷やしたくないところですが、糖分の誘惑に屈してしまいました。
最後は因島にある「はっさく屋」のはっさく大福。
この時期のはっさくは苦みが強めで、かなりビターな味わいでした。
はっさく大福自体は至るところに売っていますが、中身のはっさくが一番大きくてジューシーだと思うのがこちらのはっさく屋です。
時期によっては午前中で完売してしまうこともあるので、早めの時間帯に行くのがオススメ。
帰りの福山SAにも売っていたので、結果的には無理して買わなくてもよかったのですが…。
本当にどこを切り取ってもいい景色でした。
内海なので風も穏やかで自転車に乗らずともいい場所だなと思えます。
最後は夕日を背にして尾道へ。
しまなみ海道は道路も素晴らしいですが、至る所にあるサイクルスタンドやレンタサイクル、立ち寄り先の人々など地域の環境全体から、ここにしかない”自転車ウェルカム”な雰囲気を感じました。
自転車が安心して走ることができる環境というのは何にも代え難いものです。
全国にもこんな風に走れるスポットが少しずつ増えていってほしいと感じる一方、あくまで車が走る事が中心の日本の舗装路事情において、我々ショップができることが何なのか考え、微力かもしれませんが自転車の地位向上のために尽力していきたいと改めて感じました。
<ライド記録>
距離:101.8km
総上昇量:1191m
所要時間:9時間(7:30 今治出発~16:30 尾道到着)
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