【研修旅行前編】しまなみ海道グラベルの聖地へ

実は先月、11月19日～20日にかけて、スペシャライズド金沢とサイクルショップカガの全員で研修旅行としてしまなみ海道へ行ってきました。そもそも、しまなみ海道を走ったことがない社員が半分だったため、サイクリングの聖地を実際に走ってみようというのが研修旅行の主旨です。
1日目では因島「グラベルの聖地」へも挑戦しました。

出発時の天気は快晴ですが、この後は曇り空が続きます。
この時期の気温は大体15～16℃ほどあるはずなのですが、寒気の影響でこの日の最高気温は11℃予報。
防寒対策を整え、一日目の往路では尾道から今治を目指します。

最初の向島へは渡し船に乗ります。5分程度の短い船旅。
自転車持ち込みの場合、料金は一人110円。
我々にとっては軽いアトラクションのように感じますが、地元の学生さんなどの利用が多く、地域のインフラとして当たり前に存在しているところに驚きます。

あらゆるスポットに絶景が転がっているため、ついつい足を止めてしまいます。
スタートして間もなくスケジュールは押し始めていました笑

向島から因島へ。
ここには自転車神社として有名な大山神社があり、しまなみの立ち寄りスポットとして外せません。
御朱印は書き置きのみですが、日付を書いて渡してもらえますので集めている方はぜひ。

目的の一つである因島の「グラベルの聖地」へは、大山神社で入山届けを提出する必要があります。
グラベル参加組の4名のみここから別行動。

グラベルコースのスタートへは所々に看板がありますので、指示通りに走ればスタートへたどり着くことができます。見落とさないように慎重に走行します。

グラベルコースのスタートまでは大山神社から4km程度、獲得標高が160mほどありますのでそれなりのヒルクライムです。
意外と距離があるので道が合っているのか不安になりますが、看板を信じて走りましょう。

入口へ到着。右側の下り坂がスタートなのですが、かなりの勾配のため怖気づく一同…
ハイキングの方も通る道であるため、スピードの出し過ぎに注意しつつ走ります。

ALLEZ SPORT 30Cで果敢に挑むスペシャライズド金沢店長の本間。
（森、高下、米田の3人はDIVERGEでの挑戦）

前半はグラベルロードでは程よいスリルがあり、マウンテンバイクでは物足りないといった難易度でしたが…

後半へ行くにつれてコースの難易度は上がっていき、押し歩きをする場面が増えます。
この後は更に道が荒れ、終盤ではほぼマウンテンのエンデューロレベルに。
（コースが激しくて写真を撮る余裕がありませんでした）

「グラベルの聖地」と呼ばれていますが、正直なところ、グラベルロードで安全に楽しく走れるのは前半までかなと感じました。ゴールまでまだまだ先は長いですし、パンクと怪我のリスクを考えるとむやみにチャレンジする必要もありません。
グラベルロードで挑む場合、後半は割り切って押し歩きしましょう笑

それでもグラベル未経験のスタッフにとってはとてもいい経験でした。
まずしまなみ海道の途中にこんなにアドベンチャーなコースがあること自体がとても素晴らしい！

怪我無く、パンクもせず無事に帰ってくることができ安堵しました。
周回コースになっており、グラベルゾーンが終わると住宅街を抜けて大山神社に戻ってこられるようになっています。
大山神社から出発して戻ってくるまでの所要時間は約1時間ほどでした。