北広島市の周辺も最高気温が20℃前後まで上がる日が多くなり、昼間のライドが快適な時期になってきました。
どこを走ろうかな?と、良いルートを探している方も少なくないと思います。
今回はこのエクスペリエンスセンター発着で、比較的平坦で走りやすく適度に休憩できて、御利益と御朱印と美味しいスイーツをいただけて、かわいいわんちゃんと触れ合えて、ちょっとしたグラベルまで楽しめる、という盛りだくさんなルートを走ってみましたのでご紹介します。
Contents
今回のライドではDiverge Expert Carbonを使用しました。
Roval Terra CarbonホイールにPathfinder Pro 42mmタイヤが組み合わされていて、アスファルト上の凸凹はもちろん、山道も砂利道もがんがん攻略していける万能なグラベルロードバイクです。
さらにフロントフォークで衝撃を吸収してくれるFuture Shock 2.0、垂直方向のコンプライアンスに優れ路面からの突き上げを吸収してくれるRoval Terra Carbon Seat Postのおかげで、速く快適なライドが可能です。
エクスペリエンスセンターでは2時間で¥3,300-でレンタルできます。
1台で様々な場所に入っていきたいという方におすすめです。
お邪魔させていただいたのは6ヶ所で、ルートの概要は、
■北海道エクスペリエンスセンター
↓(約1.5km)
■廣島神社
↓(約12km)
■恵庭神社
↓(約4km)
↓(約10km)
↓(約3km)
■千歳神社
↓(約11km)
■豊栄神社
↓(約18km)
■北海道エクスペリエンスセンター
といった形です。
トータルで60kmほどのライドでしたが、各所で一息つかせていただきながらだったことと、アップダウンは大きくないので、ビギナーの方でも無理なくご自分のペースで走れば問題なく走り切れるのではないかと思います。
最初の経由地は、Fビレッジを出発してから1.5kmほどに位置する廣島神社です。
広島県からの最初の移住者が開拓を始めた1884年に小さな祠が安置されてから139年に渡ってこの地に鎮座しています。
北広島市役所と小学校に挟まれていて非常にわかりやすいですし、駐車場も整備されていて訪れやすいと思います。
天照大神と大国主神という大きな神様が二柱も分祀されています。
社務所もきれいで、こちらで御朱印をいただけるようです。
Fビレッジからもそう遠くはないので、北広島へおいでの際にはお参りに行かれてはいかがでしょうか。
廣島神社から、道道46号線を南下して北広島駅の駅前通に入って、エスコンフィールド北海道を遠目に眺めながら恵庭市の黄金へ向かう途中で寄ることができるのが恵庭神社です。
ずっと広大な田畑が広がる中を走っている途中に、ポンと現れる雑木林の中に静かに鎮座している印象です。
鳥居をくぐって進んでいくのに少し勇気のいる雰囲気なのですが、境内へ進んでいくと木々に守られている感じがして気持ちが落ち着いていくのを感じました。
恵庭神社の御朱印は、同じく恵庭市内の後ほどご紹介する豊栄神社でいただくことができるそうです。
恵庭神社から黄金方面、36号線を目指して恵庭栗山線を南下していくと、きれいなお庭の中のかわいいログハウスで営業しているEVER GREEN CAFEに到着です。
やさしい雰囲気の店内で、有機肥料によって生産された地元産のお米と北海道産の生乳を使用したメニューでスイーツとおにぎりがいただける、ランチにぴったりなカフェです。
私は「豆乳白玉あずきソフト」をいただきました。
今回の訪問の前にもお邪魔したことがあるのですが、シフォンケーキもふわふわであっさりした甘さでおすすめです。
そしてお庭の奥には…
人懐っこい柴犬ちゃんがいて、近づいていくとハイテンションでお出迎えです。
一通りくんくんと匂いを嗅がれたあとに体を撫でてあげていると、そばに寄ってきてくっついて撫でられるがままに大人しくしていてくれます。
あまりに仲良くしてくれるので、立ち去る際は後ろ髪を引かれまくってしまうのですが、絶対にまた来ようと思いながら次の経由地に出発です。
EVER GREEN CAFEさんから道道45号線を南下して、道道600号線・戸磯黄金通という道に入りひたすらに東進、道なりに10km弱ほど進んでいくとサケのふるさと 千歳水族館と道の駅サーモンパーク千歳が併設している千歳川沿いの広場に到着です。
ちょっとお手洗い休憩に寄らせていただきまして、道の駅はリニューアルに向けて休業中、水族館は観光バスも止まっていましてツアーの方々で賑わっているようでした。
水族館には以前入館したことがあるのですが、ドクターフィッシュの水槽やタッチプール、千歳川の川底が見えるゾーンがあり、秋の鮭が遡上してくる時期には川底いっぱいに泳いでいる鮭を観察できます。
千歳水族館から千歳川とほぼ平行に南下していった先に千歳神社があります。
その発祥は1658年と伝えられているそうで、御神木も立派なものが何本も植わっており歴史を感じます。
石段を登って行った先に立派な門とお社があり、千歳が古くから交通の要衝として栄え、多くの人々によって神社が支えられてきたことが分かります。
境内には、支笏湖の伏流水が地下57mから湧き出ており、御神水「幸井(さちい)の水」として市民の皆さんに愛されています。
私が境内にいる間にも何組かの方がお水を汲みにいらしていました。
もちろん私も携帯していたボトルに汲んで、道中でいただきました。
社務所は向かって右側、幸井の水へ向かう手前にあり、こちらで御朱印をいただけるようです。
大きな道は避けながら進んできましたが、千歳神社を出てからは国道36号線という道内屈指の国道を進むことに。
次に向かう豊栄神社までも小さな道を通っていくルートはあるのですが、微妙に方角がずれてしまっていたり、出たり入ったりする形になってしまうので覚悟を決めて36号を走りました。
36号線から恵庭市街の道道46号の方へ入って、漁川を越えて少しの住宅街に豊栄神社があります。
ちなみに、読み方は「ほうえい」ではなく「とよさか」です。
まだ桜も花が残っていてきれいでしたし、催し物の看板なども多く地域に本当に愛されていることがうかがえました。
現在は書置きでのご対応だそうですが、社務所にて豊栄神社と前述の恵庭神社の御朱印がいただけるそうです。
境内には伊勢神宮よりいただいたという御神木が「幸せを呼ぶ御柱」として奉斎されています。
三本の御柱には「健康」、「安全」、「繁栄」の祈願が込められています。
伊勢神宮をより身近に感じられますので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
46号線を北上して36号線に合流、脇道に逸れて旧島松駅逓所の裏手を抜ける形で、島松川沿いの道へ入ると程良いグラベルコースへ突入できます。
大きな起伏はありませんが、程良いアップダウンはあり、グラベルがどんな感じなのか試しに行ってみたいという方にはぴったりのコースです。
自動車も入ってくる道ですので注意する必要はありますが、この時は入り口で遭遇した1台だけでしたので、頻度は高くないと思います。
通常のロードバイクでは走れませんので、エクスペリエンスセンターでグラベルバイクやマウンテンバイクをレンタルしていただくか、
豊栄神社から島松駅逓方面へは向かわずに、恵み野から江別恵庭線を通って北広島へ抜けていくルートを取るのがいいでしょう。
川沿いのルートを抜けて江別恵庭線へ合流して北上すると、すぐにエルフィンロード(C区間~B区間)に入っていけます。
エルフィンロードのこの区間は広大な農地と林に面していて、眺めが非常に良い道です。
前日が雨で土がぬかるんでいる箇所もあったせいか、路上には小動物(?)の足跡がたくさん残っていました。
こちら側のルートは2014年に開通された比較的新しい道で、アスファルトの状態も良く走りやすいです。
南から北広島方面へは途中から一気に下っていきながら、程良くカーブもあってロードバイクの醍醐味も味わえておすすめです。
エルフィンロードを抜けると程なく北広島駅の西側の方へ出てきて、まっすぐ行くとFビレッジに到着です。
今回は筆者が一人で気ままにマイペースに走って60kmを3時間弱という行程でした。
EVER GREEN CAFEさん以外では休憩もそぞろにすぐに走り出してという感じでしたので、ところどころでもっとしっかり休憩したり、お仲間とお話ししながらゆったりペースで半日くらいかけて走るのもいいと思います。
前半の農地メインの地域も後半の市街地も自在にルート変更できますので、お立ち寄りスポットを増やして走っていくのも良しです。
一例として参考にしていただきながら、楽しめるルートを皆さんも開拓して楽しんで走ってください。
【こちらもおすすめ】
■e-Bike Turbo Creo SL Evo でツーリング。バッテリーの持ちはいかに?!
■北海道エクスペリエンスセンターでレンタルできるバイクをご紹介 -Vol.1 グラベルバイク
新製品やイベント情報など発信していきますので、SNSもぜひチェック&フォローお願いします。
◾️公式 Instagram・・・・@specialized_hokkaido_xc
◾️公式 X・・・・・・・・@specialized_hxc
◾️公式 Facebook ・・・・スペシャライズド北海道 エクスペリエンスセンターFacebook
Store Information
スペシャライズド 北海道ボールパークFビレッジ エクスペリエンスセンター
〒061-1116 北海道北広島市Fビレッジ1番地 THE LODGE スペシャライズド 北海道ボールパークFビレッジ エクスペリエンスセンター
TEL:011-557-8096
MAIL: メールはこちらから
営業時間:10時〜19時(その他施設営業時間に準ずる)
定休日:施設休業日に準ずる