2024年1月20日、フィッティングプチ体験会を開催しました。
ライダーの悩みは十人十色です。
自分で調整しているが間違っていないだろうか。
何が正解かわからない。
そんなライダーの皆様に現在の体の状態と、それによってポジションに対してどのような傾向があるか。
個々の計測と説明を客観的に行い、フィッティングの一部を体験していただきました。
Contents
今回の体験会は計4名のライダーが参加くださり、当然スポーツサイクルへのかかわり方はそれぞれでした。
ロングライドがメインのライダー。
トライアスロンがメインでロードバイクにも乗るライダー。
MTBやロードバイクでファンライド、レースなどを楽しむライダー。
納車時に勧められたままで乗り続けている方もいれば、自身で試行錯誤しながらポジションを調整している方もいて、状況は様々です。
まずはこれまでスポーツバイクをどのように楽しんできて、どうしていきたいのか。
ライダー個々の目指す方向を聞き取っていきます。
「どのような変化を望んでいるのか」というポイントはフィッティングをしていく上では重要な指針になります。
ここからライダーにベッドに寝てもらい、実際にアセスメントといわれる計測を行っていきます。
今回は体験会の為、大きくポジションに影響を与える傾向がある数か所をピックアップし、前足部、股関節、大腿回りの三項目を計測。
結果をメモに記入してお渡していきます。
全員の結果がそろったところで、計測した結果がどのようにポジションに影響があるのか説明していきます。
身体の柔軟性に個人差がある事はもちろん、身体の左右差についてもお伝えすると、心当たりがあるポイントや自覚のないポイントなど、反応は様々です。
そして個々の結果を振り返りながら、パーソナルなポジションの傾向について紹介していきます。
サドルの高さについての傾向やハンドルとサドルの位置関係など多くの場所に相関する内容になる為、少々複雑にはなりましたが皆様しっかりメモに記入してお持ち帰りいただきました。
ここからは具体例として「前足部の角度の計測」について少し紹介します。
この計測は主にペダリング時の膝のストローク軌道に関与します。
数時間のライドともなれば、膝を数万回上下にストロークすることになります。
膝の上下運動を振れを少なくスムーズに行う事で、筋肉の無駄な緊張や負担を減らし、効率的なペダリングに近づける事が可能です。
計測するのは、体重のかかっていない状態での前足部の傾き角度です。
シューズを履き、ペダルに固定した際には、可能な限り前足部の自然な傾き角度を再現できていることが望ましいです。
大きくずれていると隙間を補完するため、膝の内外旋(内股、ガニ股)でバランスを取り、膝がブレてしまう原因になります。
こういったポイントに対処するには「ウェッジ」と呼ばれるスペーサーを使用し、前足部の自然な角度に近づける事で、膝のブレの少ないペダリングに導いていくことができます。
今回のイベントでは各ライダーがどの程度、前足部に傾きがあるかを説明させていただきました。
膝の軌道には多くの要因がかかわっている為、「前足部の角度」は一つの要素ですがとても大切な部分です。
最適なポジションは身体的特徴や、ライドの目的、求めるレベルによっても変化していきます。
今後も定期開催していきますので、ご自身の特徴が気になった方はぜひご参加ください。
ご自身で迷いながら作っていく楽しさもありますが、難しくてわからない、これ以上迷いたくないと思っているライダーはRetülのフィッティングサービスで、お手伝いさせていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください。
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