スポーツバイクにおいて空気圧の管理はとても重要です。
多くのみなさんが当たり前のように空気を入れられているかと思います。
そして予期せぬトラブルに遭遇することもございます。
久しぶりに乗ろうと思ったら空気が抜けていて、急いでいる朝なのに空気入れが大変で時間を取られてしまうなど。実はその悩み、フロアポンプ変えるだけで解決するかもしれません。
今回はスペシャライズドの”AIR TOOL COMP V2“と”AIR TOOL HP FLOOR PUMP [ROAD]“についてご紹介いたします。どちらも形状は似ており色が違うだけのように思えますが、細かく見ると様々な違いが見られるためご紹介いたします。
1ストロークにおける空気の吐出量が異なります。AIR TOOL COMP V2の方がAIR TOOL HP FLOOR PUMP [ROAD]に比べてポンプ本体部が太く、黄色いポンプが252cc/1ストロークに対して赤いポンプが365cc/1ストロークと1,44倍多い量の空気を入れることが可能です。
最大空気圧に関してはV2が120psi(8.3 bar)に対して、ROADポンプは145psi (10.4 bar)とより多くの空気圧を測定することが可能です。ただ、現在タイヤが比較的細く高い空気圧を要するロードバイクでも、26-30cが主流になるようになったため100psi (7 bar)前後あれば十分かと思います。
黄色いポンプのスケールは2.5インチであるのに対し、赤いポンプのスケールは3インチと視認性が高いです。また、0-30psiはマウンテンゾーン、30-120 psiはロードゾーンと分かれており、初めて空気を入れる方にも直感的にわかりやすい仕様となっています。
1ストロークでより多くの空気を入れられる方が良い、と考えがちですがシチュエーションによっては必ずしもそうとは限りません。同じ空気圧に設定するために、1ストロークで多くの空気が入れられるということは、その分大きな圧力も同時に必要とします。そのため、V2ポンプに比べて、 ROADポンプの方が、1 ストロークに必要な圧力が少なく、力に自信のない方でも簡単に空気が入れられます。
ロードタイヤ(26c)とグラベルタイヤ(38c)でそれぞれのポンプの使用感を比べてみました。
結果は…
ロードタイヤに赤いポンプを使用した場合は:25ストローク
ロードタイヤに黄色いポンプを使用した場合は:36ストローク
グラベルタイヤに赤いポンプを使用した場合は:28ストローク
グラベルタイヤに黄色いポンプを使用した場合は:43ストローク
上記の結果から、少ないストローク数で速く空気を入れたい方はAIR TOOL COMP V2がおススメです。
少ない力で楽に空気を入れたい方は、AIR TOOL HP FLOOR PUMP [ROAD]がおススメです。
製品名:AIR TOOL COMP V2
最大空気圧:120psi(8.3 bar)
1ストロークの吐出量:365cc/1ストローク
価格:¥6,490(税込)
詳細はこちら
製品名:AIR TOOL HP FLOOR PUMP [ROAD]
最大空気圧:145psi (10.4 bar)
1ストロークの吐出量:252cc/1ストローク
価格:¥5,500(税込)→¥3,575(税込)
詳細はこちら
自分のバイクにあったポンプ選びで、いつもの空気入れを少し楽にしてみませんか?
店頭にて置いていますので、気になる方はお気軽にスタッフまでお声がけ下さい。
【関連記事】
3分で読めるチューブ交換方法~チューブ交換を覚えて安心してライドに出かけよう~
新製品やイベント情報など発信していきますので、SNSもぜひチェック&フォローお願いします。
◾️公式 Instagram・・・・@specialized_hokkaido_xc
◾️公式 X・・・・・・・・@specialized_hxc
◾️公式 Facebook ・・・・スペシャライズド北海道 エクスペリエンスセンターFacebook
Store Information
スペシャライズド 北海道ボールパークFビレッジ エクスペリエンスセンター
〒061-1116 北海道北広島市Fビレッジ1番地 THE LODGE スペシャライズド 北海道ボールパークFビレッジ エクスペリエンスセンター
TEL:011-557-8096
MAIL: メールはこちらから
営業時間:10時〜19時(その他施設営業時間に準ずる)
定休日:施設休業日に準ずる