こんにちは、スタッフ佐々木です!
北海道のライドシーズンも終盤に差し掛かり、気温も徐々に落ち着いてきた9月。
ファイターズの自転車好きの職員の皆さんからのお誘いで、スタッフ曽我部と共に積丹半島一周140kmライドに挑戦してきました。
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積丹半島は坂が多いと聞いていたものの実際にライドしたことはなく、1Dayで140kmの走行も今までに挑戦したことはありませんでした。当日走行予定のコースデータをもらうとビックリ!総走行距離140kmの獲得標高が3600m!? 3000m越えは未知の領域だったので走破できるか不安でしたが、聞いたところによると、トンネル部分は山の上を記録している可能性があるため数値がバグっているのかもしれないとのこと。そうであって欲しいと願いながら、ライドに挑戦しました。
3600m登らないとしても、坂が苦手な私はできるだけバイクを軽くするために、当店で行なっているホイールレンタルから”Alpinist CLX Ⅱ”をチョイス。ホイールセットでの重量が1,265gと軽量なうえ、耐衝撃基準は現在の業界基準のほぼ2倍と優秀なホイールです。完成車重量7.5kg(ペダルやその他のエキップメントをのぞく)と元々軽量なAethos Compですが、Alpinistを取り付けた時点での総重量は7.02kg(ペダルやその他のエキップメントを含む)と500g以上の軽量化に成功。これで少しは坂と戦えそうです。
今回のスタートは余市の”道の駅スペース・アップルよいち”。
スタッフ曽我部とともに、朝4時に札幌を出発。朝方の気温は14°と少し肌寒いものの、風も少なく快晴でした。北海道にも秋の予兆が感じられますね。到着してみると、ありがたいことにみなさんバイクやシューズともにスペシャライズドを身につけられており、驚きでした。ある意味S-Clubライドですね(笑)朝6時、全員の準備が整ったのでいよいよライド開始です。
走り出すと気温感もちょうど良く、風速2m程度ととても走りやすかったため、巡航速度は29km前後と快調な走り出し。スタートから15km地点で、最初で最大の難関「稲穂峠」に差し掛かります。およそ4km続く緩めの坂を登り、250mほどの獲得標高。まだ目覚めていない体には、出だしからなかなかハードです。
そしてここで活躍したのが今回カスタムしたAlpinist。やはり軽く、そして転がりがとても気持ち良いです。シッティングの状態で足を回す際も、いつもより1~2段重たいギアでも、辛く感じませんでした。
稲穂峠を越え、長い下り坂を降りた後は先頭が交代。
昨年北の地獄300kmライドで驚くべきポテンシャルを発揮されていたAさんが、集団の前を引いてくださいました。新しくRoubaix SL8 Compを手に入れられたことでよりパワーアップされており、巡航速度はどんどん上がり、34km程度に。集団の中からは、「速すぎる(笑)」などの声もありましたが、それでもAさんは止まりません。
そのまま良い勢いで田園地帯を抜け、いよいよ積丹半島の醍醐味である、沿岸部コースに到着。
少しずつ見えてくる積丹ブルーにみなさん感動されておりました。透き通った青い海とどこまでも続く水平線を横目に走るのは、非日常を感じさせてくれます。
そのまま気持ちよく沿岸部を走っていると気づけばライドも折り返し地点を過ぎ、後半戦に突入。
ここで第一の目的地、神威岬に到着しました。平日でしたが、人気な観光地なだけあって、人が多く賑わっておりました。岬の先端付近まで行こうと思っておりましたが、徒歩だと往復40分ほどかかるということだったので、断念😅 ランチ休憩場所を目指します。
ペースが良かったせいか、神威岬のお店はまだお店はどこもやっていなかったため、積丹町まで向かってランチを取ることに。ウニが美味しいことで有名な「お食事処みさき」にお邪魔しました。
私は人気のみさき丼をチョイス。疲れた体に、新鮮な海鮮丼で栄養補給。美味でした。
ご飯も食べ「よし、残り50km走るぞ!」と意気込んだのも束の間、あれ変速しない…。
まさかの機材トラブルにより、残り50kmを残したところでシングルギアと化してしまいました。絶望半分、元々ピストバイクに乗っていたこともあり、どこか懐かしくも感じました。
しかし、もう後戻りはできないので進むしかありません。
日本の渚百選にも選ばれる「島武意海岸」を見に行くために、坂を登ります。
幸か不幸かギアはちょうど良いところに入っていたので、ぎりぎり坂も登れました。
到着後、自転車を押しながら真っ暗なトンネルを抜けるとそこには絶景が広がっておりました。
さすが、積丹。今日一番の積丹ブルーを眺めることができ、大満足です。
蓄積してきた疲労が少しずつ足に効いてくる時間帯。
ここからあとは気合いです。
ゆるいアップダウンを走っていき、少しずつ距離を稼いでいきます。
余市に入る手前で、最後の難関の坂道にあたります。
シッティングだとギアが重かったので、ダンシングでなんとか乗り切りました。
写真を撮影する余裕はありませんでした。
ここまであまりに軽い漕ぎ出しに慣れてしまっていましたが、やはりAethos×Alpinistとても軽快です。私の使用している元々軽いAethos CompにAlpnist CLXⅡのカスタムは、レースなどシビアな環境下での使用を想定していない、多くのライダーにおすすめできます。
足の余力はあまりない中でも、力を入れずにダンシングで左右にバイクを揺らすだけで、スイスイ登ってくれたおかげで、最後の坂道も乗り越えられたかと思います。
ありがとう、Alpinist。ありがとう、Aethos。
そして、いよいよゴールの「道の駅スペース・アップル余市」に到着!
最終的に獲得標高も2,390m(トンネルの上を測定している可能性あり)と、ルートほど驚異的な数字ではありませんでしたが、しっかり登りました(笑)
今回は初めての140kmロングライドでしたが、積丹の景色や食を楽しでいるとあっという間で、とても新鮮な体験でした。車では何度か訪れたことはありましたが、自転車の上から見る積丹の海や、磯の香りを感じながらのライドは格別です。ぜひ、少し涼しくなってきたこの季節に、いつもと少し変わったライドを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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