【メンテナンス紹介】フレーム組立 S-Works Tarmac SL8 Soudal Quick-Step O様

  • 公開:2024.08.31
  • 更新:2024.08.31

この度フレームやコンポーネント等をお持ち込み頂き、当店にてフレーム組立の作業を承りました。
今まで各社の軽量ロードバイクを乗ってこられたO様ですが、新しくロードレースに挑戦されるとのことで、拘りを持ったNewバイクの組立をご相談頂きました。
フレームセットは今年ワールドツアーを騒がしているS-Works Tarmac SL8 Soudal Quick-Step。
それでは今回の作業の一部をご紹介致します。

STIレバーへブレーキホースを接続する前に、インサートをホースに差し込みます。
レバーにブレーキホースを接続。
フランジコネクティングボルトに緩みが無いよう入念にトルクを確認します。
前後ブレーキのブリーディングを行います。
ブレーキキャリパー側からシリンジを押し出し、ミネラルオイルをSTI側じょうごにむけて満たします。
STI側じょうご内にオイルが溜まって来たら、
ホース内のエア抜き作業に移ります。
エアが混入している場合には、レバー操作時にスカスカしたり、遊びが大きかったりと
状態としては良くないので時間をかけて作業を入念に進めます。
エア抜き作業に入る前、しっかりとブレーキキャリパー側のボルトを締めて閉栓します。
チェーンの取付を進めます。
ギア比やメーカーにより取付方法が異なる為、間違いのないよう作業を進めます。
リアディレイラーのBテンションボルトの調整を行い、
スムーズな変速動作の確認を進めます。
機械式に比べるとDi2(SHIMANOの電動変速)の調整は非常にシンプルです。
スペシャライズド史上最速のハンドルセットROVAL RAPIDE COCKPITをアッセンブル。
S-Works Tarmac SL8フレームとRAPIDE COCKPITが組み合わさることで、プロ仕様な空力特性を有します。
美しいチームグラデーションカラーに、
Soudal Quick-Stepを象徴するウルフパックロゴが可愛く映えます。
美しい一台に仕上がりました。
コンポはSHIMANO ULTEGRAとDura-aceをMIXした玄人仕様です。
クランクはシマノφ24mmシャフトBBに対応した高剛性、中空構造のCNC削り出しパワーメーターMageneを装着。
是非新たな相棒と共に、新しいサイクリングシーンを楽しんで頂ければと存じます。

メンテナンスメニュー

メニュー : フレーム組立
内容 : 内装ケーブル、及び油圧ブレーキモデルのフレームからの組立
工賃価格 : 44,000円(税込) ※新品フレーム持込の場合

この度はスペシャライズド北海道エクスペリエンスセンターにご依頼頂きありがとうございました。
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