ツールドフランス第10ステージを観戦してきました。

  • 公開:2024.07.17
  • 更新:2024.07.22

皆様こんにちは。
スペシャライズド北海道エクスペリエンスセンターの浅尾です。
この度休暇を貰い、人生初のツールドフランス観戦に行って参りました。
ロードレースの本場フランス、そして111年の歴史を誇るツールドフランス。
その熱気と迫力、そしてレースシーンを肌に感じることができ、このスポーツの素晴らしさを再認識致しました。

今回は初フランス旅となった浅尾視点でツールドフランス第10ステージ、オルレアンのスタート模様をレポート致します。
本格的なレースレポートではありませんが、現地の空気間のようなものを感じて頂けるかと思います。
まだ熱い戦いが繰り広げられるツール、最終週にかけて進むレース展開に目が離せませんが、そんなレース観戦の息抜きに一読頂けますと幸いです。
写真が多いのですが何卒お付き合いください。

ツールドフランス第10ステージ 現地レポート

パリ→オルレアンへ

111回目となる今大会。
パリオリンピックの影響から、なんと史上初パリではなくニースゴールとなった為、パリから120km程離れたオルレアンスタートの見学へ。本当はシャンゼリゼのゴールスプリントが見たかったのですが、来年以降へお預けです。

パリ滞在中はレンタル自転車Velibを主に使っていましたが、オルレアンまでは遠いのでフランス国鉄(SNCF)の運行するTERにて向かいます。
なんとTERのホームには改札がありません。
切符をかったらダイレクトに車両へGO、車掌さんがチェックに来るという非常にシンプルな仕組みです。なんだかフランスっぽいです。
二階建ての電車は珍しいので、この時点でテンションが上がります。

SNCFが運航するTER線。扉付近に自転車のマークが。
各車両に自転車をそのまま置けるラックが常設。輪行には大変便利。
二階建仕様。パリの地下鉄に比べると非常に広々しています。

オルレアン到着→街散歩

ジャンヌ・ダルクで有名なオルレアンの町では、歴史と趣きが感じられる美しい街並みに出会えます。
オルレアン駅から徒歩5分ほどでレースのスタート地点に到着しました。
レース3時間前にも関わらず、既に会場付近はたくさんの人で溢れています。

コースには既にフェンスが張り巡らされており、警備スタッフが厳重に人の動線をチェックしていました。
フェンスがどれくらい続くのか気になり街の中を散歩した所、2km以上はあったのでは無いかと思います。これだけの設営を行える管理体制に脱帽です。

オルレアンの町並み。市内には路面電車が走りますが、ツールの為STOP中。
自宅からレースを観戦するご婦人。窓を開けているだけでとても絵になっていました。
スタート3時間前から大勢の人が場所取りを行ってます。
コースにはフェンスが。多くの観客がツールのスタートを待っています。

レース前のキャラバンタイム

レースが始まる1-2時間ほど前にキャラバンが現れ始めました。
様々な企業が自社製品(お菓子やキャップ、キーホルダーやサコッシュなど)を盛大にバラまいてくれます。
陽気な音楽と目を奪われるポップなキャラバンカー、そして沿道を埋め尽くす人々の手。
日本のお祭りのような雰囲気を感じさせるキャラバン行列に、僕も必死になって手を出して求めました。
正しいか分かりませんが「s’il vous plaît(シルブプレ)お願いします」を最も多く使った瞬間です。
そのおかげで大量のキャラバンお土産をGETできました。

キャラバンが通過する前に地元のキッズたちがライドをお披露目。
みんな大好きハリボーカーからハリボーを投げてくれます。
陽気なマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュおじさん。
マイクパフォーマンスがプロでした。
キャラバンお姉さんが沿道の観客に優しく渡していました。
通常は投げつけられます。
悪魔おじさんはいませんでしたが、手作りバイクを持った青年に出会えました。
必死に頑張った結果、多くの試供品(お土産)をGetしました。

いよいよ選手がやって来ます。

スタート地点の観客があまりに多く選手を見られなかった為、少し歩きサン・クロワ大聖堂の前で場所取りを行い選手を待ちました。
人々の声援がどんどん近づいてきたと思ったら、僅か10秒ほどの間に全選手が通過。
ほんの一瞬の出来事でしたが、観客の大声援から、これまで経験したことのない熱量を感じられました。

マイヨジョーヌを纏ったタディ・ポガチャルが目立ちます。が、見れたのは一瞬でした。。
ヨナス・ヴィンゲゴーとワウト・ファン・アールトが並走。オーラがあります。
スペシャライズドライダーであるプリモシュ・ログリッチを激写。
今ツールを去ってしまったのは悲しいですが、ケガの回復に専念してほしいですね。
ツール注目のスペシャライズドライダー、レムコ・エヴェネプール。
肝心な時に、完璧にぶれてしまいました。。

ツールを走っていたS-Works Tarmac SL8

今回スペシャライズドのバイクを使用しているチームは2チームあります。
一つは注目の若手ライダー、レムコ・エヴェネプールが所属するスーダル・クイックステップ。
もう一つはプリモシュ・ログリッチが活躍するレッドブル・ボーラ・ハンスグローエです。
どちらもスペシャライズドが誇るレーシングバイク S-Works Tarmac SL8を使用しており、
カラーリングはチーム限定カラーとなっています。
余りの人の多さに実車を近くで撮影することは出来なかったのですが、
チームカーのチームバイクを撮影できたのでご紹介させて下さい。

スーダル・クイックステップカラーのS-Works Tarmac SL8 Dura-ace Di2仕様
レッドブル・ボーラ・ハンスグローエカラーのS-Works Tarmac SL8 SRAM RED 仕様
思わず一目ぼれしてしまう美しさがありました。
ツール前に発表されたこちらのバイクは、7月26日(金)-8月18日(日)まで抽選販売を行います。

終わり

今回はオルレアンスタートのみの見学となりましたが、
一度ツールの温度を感じると来年も再来年もやって来たい、もっとレースを追いかけてみたい、そんな思いに駆られてしまいました。
山岳ステージのゴールや、シャンゼリゼで激突するスプリンターチームの迫力を肌で感じてみたいですね。
歴史と文化を持ち合わせた世界最高のロードレースの熱狂はとても魅力に溢れています。
このブログを読んで下さった皆さんに、レースの実況とはまた違ったツールの側面を感じて頂けたなら幸いです。
それでは引き続きツールドフランス2024の結末を一緒に見届けましょう。Bonne Chance!

> ツール・ド・フランス2024 リキャップ まとめ(別ウィンドウで開きます)


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