ロードバイク × フェリー旅 大阪~愛媛 UFOライン編

  • 公開:2026.05.20
  • 更新:2026.05.24

1週間遅れでゴールデンウィークをゲットしたスペシャライズド江坂スタッフ、突然フェリー旅がしたくなったので弾丸(&ほぼノープラン)で愛媛へ行ってきました。

愛媛で ロードバイク といえばしまなみ海道が一番最初に浮かんできますが、今回の目的はそこだけじゃありません。
とある場所へ少し足を伸ばして、そしてちょっと頑張ってライドしてきました。

Day 0 

旅の出発地は大阪南港。今回往路で乗船したのはオレンジフェリー。
南港を22時に出港して、ぐっすり寝た翌日朝には愛媛の東予港に着くというフェリー旅ならではの合理的な時間の使い方ができます。

船室内に ロードバイク を持ち込める

このオレンジフェリーの(サイクリスト的)最大の特徴は船室内にロードバイクやクロスバイクをそのまま持ち込んで保管できるということ。
追加で持ち込み料が必要ですが、ロードバイクを分解して輪行袋に入れ朝また組み立て直す手間を考えると個人的にはそのまま持ち込めるこのサービスはマストです。

もちろん輪行袋に入れれば追加料金はかかりません。愛媛についてバスと電車で輪行してすぐしまなみ海道に行きたいなどあればそちらもいいですね。

そしてただの移動手段と侮るなかれ。このオレンジフェリーの船内はほとんどホテルと言っても過言じゃありません。

エントランスから趣が違います。
船内施設にレストランやバスルームもありますし、乗船後にはディナーが下船前にモーニングが用意してあるので、至れり尽くせりの船旅が楽しめます。

ちなみにオレンジフェリーはかなり大きな船なのと、瀬戸内海が航路なので夜の間もほとんど船が揺れることはありません。環境が変わるとなかなか寝付けないタイプのスタッフでもぐっすり快眠できるくらいには快適でした。
バイクスタンドの用意があるとはいえ揺れで動いたりするんじゃ無いかと実は少し疑っていましたが、起きた時にバイクの位置は全く変わっていなかったので疑ってしまった自分を恥じました。

Day 1 

愛媛県に到着

予定通り6時に着岸後、フェリーを降りたらそこはもう愛媛の東予港。この日は絶好のサイクリングでした。

仕事終わりにそのままフェリーに飛び乗ったのでカバンいっぱいの荷物。
これらを一旦預けて身軽になって向かう先はUFOライン。石鎚山系の尾根沿いを走れる西日本屈指の絶景ルートです。
これは余談ですが、正式名称は「町道瓶ヶ森線」といい元々「雄大な峰が続く道」ということで「雄峰ライン」と呼ばれていたそうです。登山者によるUFOライン上で撮影された写真にUFOが写って大きな騒ぎになったとこから、「UFOライン」と呼ばれるようになったとのこと。

過去には自動車のCMでも使われたロケーションで、見るとピンとくる人も多いのでは無いでしょうか。

さて自転車に話を戻すと、UFOラインは絶景でありつつ絶好のヒルクライムスポットとのこと。

しかし絶景は簡単にみられるものではなく、なんと約35km ほぼ登りっぱなし。

平均勾配は3.9%とこの数字だけ見るとそこまででもないように見えます。
しかし感覚としてはずっと5~7%くらい。派手さはないけどじわじわ削られていく、でもなんとか踏み切れるというちょうど逃げられないしんどさの登りです。

標高0mから標高1700mまで

そしてこのルートで特徴的なのが、途中に出てくる寒風山トンネル。

なんと全長約5.5km。
長いので出口が見えず、パワーメーターも速度も動いているのに景色が変わらず、進んでいる実感が薄いのはかなりメンタルに来ます。
車通りはあまり無いですが、遠くからエンジン音がずっと聞こえてくるのはなかなかプレッシャーを感じます。
回避ルートもありますが、ここを抜けたときの開放感も含めてこのルートで間違ありませんでした。

寒風山トンネルを抜けてからもジリジリ登りが続きます。この登りで徐々に風景が変わってくるのもまたいいところ。
トンネルまではかなり背の高い木が生えていたのですが、だんだんと標高が上がるにつれて木の高さが低くなってきたり植生が変わってきます。

木々の間から見える風景もだんだんと変わってきます。登り始めのときに「高いな~これ登るのか〜」と思って見上げていた山々を、気づけば同じ目線かそれ以上の場所から眺めるのはなかなか得難い感覚です。

そして休憩も含めて約3時間ちょっと延々と登った先にお目当てのUFOラインが眼前に広がります。

まるでヨーロッパの山岳地帯のような絶景がパノラマで広がって流石に声が出てしまいました。

注意点

ちなみにこのあたりは、思ったよりも電波が入りません。
緊急事態以外連絡がつかなくなる可能性があるので要注意です。
でもかえってそれがいいところでもありました。通知も余計な情報も届かない。最近こういう時間意外と少ないなと思いながら走っていました。

そして気温差も結構あります。登り口では20℃近くだったものが山頂付近で12℃くらいまでグッと下がります。
加えて標高があって風を遮るものがないので、体感温度はサイコンの表示よりもっと低いです。
夏に行くのでなければウィンドブレーカーは必須装備。むしろ無いと下りで凍えてしまいます。

加えてもう一点。
道中に補給可能な地点はかなり限られます。
道の駅や山小屋のような場所はありますが、それぞれがかなり離れた場所に位置しています。山中でハンガーノックにならないよう補給関係はしっかりと持参するのがおすすめです。
あと今回話に挙げていないのはスタッフの事前確認不足がたたって、どこのスポットも定休日だったというオチです。

35km一気に下って翌日に備える

時間と体力に余裕があったら石鎚山系をぐるっと回るモデルコースにトライするつもりでした。しかし想像よりもハードだったのと翌日はしまなみ海道に行く予定にしていたので体力の問題で断念。

登っているときは速度が遅いので気になりませんでしたが、結構道はいい感じに荒れているのでくだりは注意が必要です。寒さと路面に気を配りながら35kmを一気にダウンヒル。標高が700mを切ってくるとだんだんと暖かくなってくるのを実感します。

人の営みが見える場所まで降りてきた後は、荷物をピックアップしてそのままホテルを取った今治まで約30kmゆっくり流しました。

ちなみに、しまなみ海道が近いこともあり今治周辺のホテルはサイクリストに理解があります。
フロントでバイクを預かってくれるだけでなく、なんと分解せず部屋まで持ち込みOKという場所も多いです。
フロアポンプやサイクルラックの設置、工具の貸し出しもあり。しまなみ海道はサイクリストの聖地とも呼ばれますが、ロケーションだけでなくその周囲のインフラ整備まで含めての聖地なんだと強く感銘を受けました。

1日目
走行距離 約150km
獲得標高 約2500m

次回しまなみ海道編

フェリーで移動し、そのまま走る。
絶景を求めて・走りごたえを求めて・新しい刺激を求めて。
「いつものコースに少し飽きた」そんなときこそ、UFOラインはおすすめしたいルートです。

ちなみに、本気の弾丸なら22時東予港発のフェリーに乗れば翌日朝には大阪に帰ってくる0泊ツアーも可能です。

――続きは、2日目しまなみ海道編へ。


新製品やイベント情報など発信していきますので、SNSもぜひチェック&フォローお願いします。
◾️公式 Facebook ・・・・スペシャライズド江坂Facebook
◾️公式 Instagram(大阪エリア)・・・・@specialized_osaka_area
◾️公式 X(大阪エリア)・・・・@specialized_o


Store Information
スペシャライズド 江坂
〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-9-7 ベーンビル1F
営業時間:11:00〜20:00 定休日:水曜日・木曜日


  • facebook
  • x(Twitter)
  • copy クリップボードにコピーしました。

記事検索

カテゴリ

関連記事

人気記事