もう間もなく「梅雨入り」ですね。
梅雨時期はサイクリングの予定が立てづらく、外で走りたくても走れない、サイクリストが一番憂鬱になる時期ではないでしょうか?
雨の日は、路面が滑りやすかったり、視界が悪かったり、体が冷えて体調を崩したりなど、様々なリスクが考えられますので、自転車に乗らない方がいいかもしれません。
しかし、レースやイベントで雨の日に走らざるを得なかったり、ロングライド中に天気が急変して雨が降ることも考えられます。
たまにお客様から「雨の日に自転車に乗っても大丈夫ですか?」とご質問をいただきますが、ご安心ください。
雨の日に長時間走行しても自転車が壊れることはありません。
しかし、雨で汚れた自転車を「ほったらかし」にしておくと、油分が流れ落ちて錆が発生し、徐々にパーツの動きが悪くなり、最終的に壊れる原因になってしまいます。
下の画像は、「ほったらかし」にした事例です。
雨の日も通勤に使用し、約3カ月ほどノーメンテナンスでした。
とても汚れています。
当ブログでは、雨天走行後にご自身でおこなっていただきたい「セルフメンテナンス」と、メカニックがおこなう「プロメンテナンス」についてご案内させていただきます。
雨天走行後は必ずセルフメンテナンスおこなっていただき、定期的にプロメンテナンスを受けていただくことで、愛車をいい状態で保つことができます。
ご参考になさってください。
Contents
準備するもの
〇簡易のバイクスタンド(キックスタンドがあればなくても可)
〇シャワー(なければジョウロで可)
〇マイクロファイバークロス 2枚
〇水置換性のオイル(ワコーズ ラスペネ推奨)
自転車を簡易のバイクスタンドに設置し(写真は不使用)、ライトやサイクリングコンピューターなどの電子機器を取外します。
自転車全体にシャワーで上から下に水をかけ、砂や土汚れを落としてください。この時シャワーの水圧は少し低めに設定してください。
マイクロファイバークロスで水分を拭き取ります。この時にゴシゴシ擦る必要はありません。
フレームなど比較的きれい部分の水分を拭き取るクロスと、チェーンやギアなど油汚れが付着したパーツの水分を拭き取るクロスは必ず分けてください。
自転車を約5cmの高さからバウンドさせることにより、細部に入り込んだ水を拭き取ることができます。
ブレーキやタイヤ・ホイールにオイルが飛散しないようにクロスで養生してください。
クランクを逆回転しながらチェーン全周に注油してください。
注油後に余分なオイルを拭き取ってください。
前後ディレイラーにも注油するのが望ましいですが、難しい場合はチェーンだけで構いません。
日陰で自転車を乾かしてください。
慣れると簡単な作業ですので、是非挑戦してみてくださいね。
まずは、チェーンやギアの油汚れをディグリーザーで落とします。
その後は、中性洗剤で全体を洗います。
クロスが入らない細部の水分を飛ばします。
塗装状態によってコーティング剤を使い分けます。
ブレーキパッドとブレーキローターをクリーニングすることでブレーキの効きが改善し音鳴りが軽減します。
最近の自転車は構造が複雑で、ご自身で作業することが困難になっています。
しかし、メンテナンスを怠るとベアリングに錆が発生し、劣化がすすむとベアリング交換が必要になります。
洗車と同時にご依頼されることをおすすめいたします。
ホイールメーカーによって構造が違いますので、耐久性に差があります。
3カ月から6か月、もしくは走行距離3,000~5,000km毎のメンテナンスを推奨いたします。
フレームメーカーによって規格が違い、パーツメーカーによって構造が違いますので、耐久性に差があります。
3カ月から6か月、もしくは走行距離3,000~5,000km毎のメンテナンスを推奨いたします。
作業前に自転車の状態を確認し、ご希望に沿ったお見積りをさせていただきます。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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